【女性らしくできない自分が嫌だった】
世の中には、
可愛らしい女性。
甘え上手な女性。
素直に弱音を吐ける女性。
そんな人たちがいます。
私はずっと、その姿が眩しく見えていました。
なぜなら私は、「助けて」と言うことができなかったからです。
弱音を吐くことも。
誰かに頼ることも。
甘えることも。
どこか怖かった。
助けてくれる人がいないと思っていた。
【強くなったのではなく、強くなるしかなかった】
子どもの頃、本来なら守られる側だったはずなのに、
気づけば大人の悩みを聞く立場になっていることがあります。
親の不安。
親の愚痴。
親の孤独。
それを受け止め続けるうちに、
「私がしっかりしなきゃ」という思いが育っていきます。
本当は不安だった。
本当は誰かに守ってほしかった。
でも、それを言える環境ではなかった。
だから強くなったのではありません。
強くなるしかなかったのです。
生きるために。
【なぜ女性性を閉じてしまうのか】
女性性という言葉を知っていますか?
この言葉には様々な意味がありますが、
ここでいう女性性とは、
・受け取ること
・頼ること
・甘えること
・感じること
・委ねること
そんなエネルギーのことです。
傷ついた経験が多い人ほど、
これらを閉じてしまうことがあります。
なぜなら、
・頼っても助けてもらえなかった。
・弱音を吐いても受け止めてもらえなかった。
そんな経験があるからです。
すると、
「自分でやった方が早い」
「誰にも期待しない方が楽」
という生き方になっていきます。
【私が女性らしさを拒絶していた理由】
私自身、長い間
女性として扱われることに強い抵抗がありました。
女性らしい服装も苦手。
可愛いと言われることも苦手。
髪をベリーショートにして、男性のような格好をしていた時期もあります。
今振り返ると、
女性であることが嫌だったわけではありません。
女性であることで何度も何度も傷ついた経験があったから。
女性として見られることが怖かったから。
だからいつの間にか、
女性らしさそのものを遠ざけていたのだと思います。
【女性性を取り戻すために必要だったこと】
私が少しずつ変われたのは、
自分の気持ちを認められるようになったからです。
あの時、本当は悲しかった。
本当は怒っていた。
本当は守ってほしかった。
本当は助けてほしかった。
そんな気持ちを少しずつ認めていきました。
長い時間をかけて。
それは今も続いています。
そして、親にも親の事情があったこと。
でもそれと、私が傷ついたことは別の話だということ。
やっと、そんなふうに認識できるようになりました。
相手を憎むことをやめることと、
自分の気持ちを無かったことにすることは違います。
そのことを知った時、少しずつ肩の力が抜けていきました。
【本当の女性らしさとは】
私は昔、女性らしさとは
スカートを履くこと。
可愛らしく振る舞うこと。
甘えた声を出すこと。
そう思っていました。
でも今は違います。
本当の女性らしさとは、
安心して自分でいられること。
悲しい時は悲しいと言えること。
助けてほしい時に助けてと言えること。
嬉しい時に素直に喜べること。
そんな自然な姿なのだと思います。
ピンクが好きならピンクを持てばいい。
スカートが好きなら履けばいい。
パンツスタイルが好きならそれでもいい。
大切なのは、
誰かに合わせた姿ではなく、
自分が心地よいと思える姿でいることなのです。
【さいごに】
強く生きるしかなかった人ほど、弱さを見せることが苦手です。
頼ることも。
甘えることも。
でも、本当に強い人とは、
何でも一人で抱え込める人ではありません。
必要な時に助けを求められる人。
自分の気持ちを認められる人。
そして、「もう頑張らなくても大丈夫だよ」
と自分自身に言ってあげられる人なのかもしれません。
もし今、女性らしくできない自分に悩んでいるなら
無理に変わろうとしなくて大丈夫。
まずは、強くならなければ生きていけなかった自分を
優しく抱きしめてあげてくださいね。