「聞いてほしい」と「解決したい」の違い

「聞いてほしい」と「解決したい」の違い

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【どうして話が噛み合わないの?】


女性が悩みを話すと、男性からは「それならこうしたらいいやん」
とアドバイスが返ってくる。

すると女性は、
「そうじゃなくて、ただ聞いてほしかっただけなのに…」
とモヤモヤしてしまう。

一方で男性は、
「困っているから解決策を伝えたのに、なんで怒るんだろう?」
と戸惑います。

実はこのすれ違い、多くの夫婦やカップルが経験していることなのです。


【女性が共感を求める理由】

心理学では、女性が共感を求める背景のひとつとして、太古の昔の生活様式が関係しているのではないかと言われています。

狩猟採集時代。

女性たちは子どもを育てながら、木の実や植物を集め、仲間同士で協力して生活していました。

もし、
・自分が病気になったら
・母乳が出なくなったら
・食べ物が不足したら
一人では生きていけません。

だからこそ、
仲間と繋がること。
情報を共有すること。
助け合うこと。
それが生き残るためにとても重要だったと考えられています。

「うちの子が熱を出してね」
「うちもそうだったよ」
「こんな方法を試したよ」

そんな会話は、ただのおしゃべりではなく、生きるための大切な情報交換だったのかもしれません。

だから女性にとって、
・話を聞いてもらうこと
・共感してもらうこと
そのものに安心感があるのです。

【男性が解決したがる理由】

一方で男性は狩りを担当していたと言われています。

狩りでは、
・獲物を見つける
・追いかける
・仕留める
という結果が求められます。

失敗すれば食料が手に入らない。
だから、
問題を見つける
↓
即解決する
という思考が発達したのではないかと考えられています。

そのため現代でも、
「困っている」
↓
「じゃあどうすれば解決できる?」
とすぐさま解決策を考える男性が少なくありません。

女性が悩みを話している時も、
「助けてあげたい」
「なんとかしてあげたい」
「彼女は助けを求めている」
そんな気持ちからアドバイスをしている場合も多いのです。

【お互い間違っているわけではない】

ここで大切なのは、どちらが正しいかではありません。

女性は共感を求めている。
男性は解決しようとしている。
ただそれだけなのです。

どちらも相手を大切に思っているからこそ起きるすれ違い。

だから、「なんでわかってくれないの!」ではなく、
「考え方が違うんだな」と知るだけでも気持ちは少し楽になります。

【すれ違いを減らすためにできること】

男性に話を聞いてほしい時は、最初にこう伝えてみてください。

「今日は、ただ話を聞いてほしいだけなの。
 あなたが私の話を聞いてくれて、共感してくれたら
 私は心から安心できるのよ。」

たったこれだけで、相手もどう受け止めればいいのかわかりやすくなります。

反対に、男性からアドバイスをもらった時は、
「助けようとしてくれているんだな」
と受け取ることができれば、少しだけ見え方が変わるかもしれません。

【さいごに】

女性が共感を求めること。
男性が解決したがること。

それは、もしかすると遠い昔から受け継がれてきた生きるための知恵の名残なのかもしれません。

もちろん、すべての男性や女性に当てはまるわけではありません。
共感が得意な男性もいますし、解決志向の女性もいます。

でも、「どうしてこの人はこう考えるんだろう?」と悩んだ時、
その違いを知っておくと、相手を少し優しい目で見られることがあります。

違うからこそ支え合える。

そう思えたら、男女のすれ違いも少し愛おしく感じられるかもしれませんね。
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