「大丈夫」って、本当は言いたくないときもありますよね

「大丈夫」って、本当は言いたくないときもありますよね

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コラム
こんにちは。
看護師として長年、病棟や施設で、いろんな方のお話を聴いてきました。

日勤帯、検温やケアで病室にうかがったときのちょっとした時間や、
施設で利用者さんとゆっくりお話しする時間、
最後によく聞くのが「話したらちょっと楽になりました」という一言です。

でも実際にお話を聴いていると、
みなさん最初はすごく遠慮がちなんですよね。
「こんなこと相談していいのかな」
「たいした話じゃないんですけど」って、
前置きから入る方がとても多い。

その気持ち、すごくよくわかります。

誰かに気持ちを話すって、想像以上にハードルが高いものだと思うんです。
家族には心配かけたくない。
友達には愚痴っぽく思われたくない。
職場の人には弱いところを見せたくない。
そうやって、結局どこにも出せないまま、
自分の中だけでぐるぐる抱えてしまう。

病棟で働いていた頃も、施設で働いている今も、
患者さんや利用者さんが、
何気ないやりとりの中で、
ふとした瞬間にぽつりと本音をこぼされることがよくありました。
処置やケアの用件とは全然関係ない、
ご家族のことや、これからの不安。
そういう言葉を聴かせていただくたびに、
「話せる場所があるかないか」って、
本当に大きいんだなと感じてきました。

私自身も、人の話を聴く立場のはずなのに、
自分の気持ちを言葉にする場所がなくて、
しんどかった時期がありました。

そんな経験もあって、
これまで「誰かに聴いてもらいたい」という方のお話を、
電話やチャットで伺ってきました。
ありがたいことに、少しずつお話しさせていただいています。

今回、その相談内容はそのままに、
ジャンルを整理して新しく出品し直しました。
タイトルは「誰にも言えない気持ち、否定せずに聴きます」です。

病棟や施設の現場で培ってきた「聴く」という時間を、
これからも大切にしていきたいと思っています。
アドバイスや正論をぶつけるのではなく、
まずはその気持ちをそのまま受け止めること。
それが一番大事だと思ってやっています。

もし今、誰にも言えずに抱えていることがあれば、
ふらっとのぞいてみてもらえたら嬉しいです。
話すことで、何かが変わるとまでは言えなくても、
少しだけ肩の荷が軽くなる時間になれたらと思っています。

今日も読んでくださって、ありがとうございました。


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