【500文字エッセイ⑥】マネジメントが超絶過ぎたSさん

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コラム
特定を避けるために一部内容を変えています。なお話そのものは全て実話です。

経験を積み重ねてきた今でも「これは敵わない」という人は、いっぱいいます。その中の一人が、20代の頃にビジネスホテルで清掃バイトをしていた頃に会ったSさんでした。

当時勤めていたホテルの清掃は、1フロア1チーム制です。4階フロアはAさんチームが担当、5階フロアはBさんチームが担当と割り振られていました。チームは割り振られたフロアに出向き、各々が担当する部屋を掃除するという流れです。

そんな流れをぶった切り、効率良く掃除を進めた人こそがSさんでした。

Sさんは、人の動かし方が実にお見事!メンバーの得意分野をしっかり把握し、適材適所に人員を配置し、分担で掃除に取り組みました。

すると他のチームでは午後までかかっていた清掃が、午前中で全て完了。成果も埃1つ落ちていない、完璧な清掃です。

Sさんが取り組んだのは、令和時代で言うところの神マネジメントになります。当時の私は何もできないただの小娘でした。Sさんはそんな小娘の能力を引き出し、活かしてくれたのです。

Sさんは仕事に厳しく、チームに合わず別チームに配属される人も少なくありません。ただ私はSさんとウマが合い、長い間お世話になりました。

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