【500文字エッセイ④】クリスマス前の大戦争

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webライターをやる前は、TSUTAYAに勤務していました。今でこそ書籍メインになっていますが、当時はCDやゲームソフトの販売も承っていたものです。店で最も忙しい時期だったのが、丁度今。クリスマス前です。

クリスマス前になると、大勢のサンタクロースがご来店されました。プレゼント包装を担当するのは、店員のお仕事になります。プレゼント包装が1つ~2つぐらいならまだしも、クリスマス前になると100倍ほどに。大袈裟な数字ではございません。現実的な数字です。

我が国の首相の言葉を借りるのなら「働いて働いて」ならぬ、「包んで包んで包んでまいります」な状態でした。すると現場の人間だけでは足りなくなるため、普段あまり売り場に出ない人間も動員。気がつけば10時間以上の勤務も、ザラです。

文字通りトイレに行く暇もなく、閉店間際になるとグロッキーな状態に。あまりにもヘロヘロだったお陰で、帰宅途中に警察に声をかけられたことも。

当時は「何でクリスマスにこんな辛い思いをしないと」と、嘆き悲しんだものです。しかし今になって、目が回るほどに忙しく辛かったクリスマスも、良き思い出になっています。

なぜなら、こうして500文字エッセイのネタになってくれているのだから。

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