人の心には、大きく分けて
自分で意識している部分(顕在意識/けんざいいしき)と
無意識のうちに働いている部分(潜在意識/せんざいいしき)があります。
まず、顕在意識について。
顕在意識とは、
あなたが
「今、自分で考えていること」
「言葉にして説明できること」
を指します。
たとえば、こんな思考です。
顕在意識について
・今月はちょっと出費が多かったから無駄遣いは控えたほうがいいな
・具合が悪いから早く寝よう
・気分転換したいから好きなアニメでも見よう
このように、
理由がはっきりしていて、
「だからこうしよう」と考えられるものが顕在意識です。
潜在意識について
一方で、私たちの行動の多くは
自分では意識していない部分=潜在意識によって決まっています。
よく言われるのが、
人の行動の9割は潜在意識が決めている、ということ。
つまり、
あなたの行動・反応・選択の多くは、
頭で考える前に、すでに潜在意識が方向を決めているのです。
潜在意識の例(言葉になりにくいけれど、確かにある感覚)
・我慢しすぎるとつらい
・疲れているから、少し楽をしたい
・どうせ自分はうまくいかない気がする
これらは、
普段あまり言葉にしないけれど、
行動に強く影響している「心の前提」です。
ですが、人は意識していない部分=潜在意識で9割の行動を決めています。
つまり、潜在意識があなたの行動や反応、そして選択まで大きく左右しているということ。
潜在意識のはたらきとは?
無意識の「前提」を作っていることです。
たとえば、
「どうせ私なんかうまくいかない」という感情が
潜在意識に強く存在する方もいます。
この感情は、
生まれつき突然できあがるものではありません。
・過去に何度も失敗した経験
・頑張ってもうまくいかなかった記憶
・幼少期に否定されやすかった体験
・家庭環境の中で、我慢や遠慮が当たり前だったこと
・親や周囲の大人からかけられた言葉や、しつけの影響
こうした積み重ねの中で、
「期待しないほうが傷つかない」
「最初から諦めていたほうが安全」
という前提が、少しずつ心に根づいていきます。
その結果、
本人は意識していなくても、
無意識のうちに
・挑戦しない選択をする
・自分を低く見積もる
・チャンスが来ても距離を取る
といった行動を選びやすくなります。
これは性格の問題でも、
意志が弱いからでもありません。
これまでの経験から、
「自分を守るため」に
潜在意識がそう判断してきただけなのです。
逆に、
「私はうまくいく」という前提が
潜在意識にある人もいます。
この前提も、
根拠のない楽観や思い込みから
急に生まれるものではありません。
・小さな成功体験を積み重ねてきた
・挑戦したときに、誰かが認めてくれた
・失敗しても責められず、やり直せる環境にいた
・「大丈夫」「あなたならできる」と言われてきた経験
・安心して挑戦できる家庭環境や人間関係
こうした体験を通して、
「やってみてもいい」
「失敗しても立て直せる」
という感覚が、潜在意識に蓄積されていきます。
その結果、
本人は特別に頑張っているつもりがなくても、
・選択の段階で前向きな方を選びやすくなる
・失敗しても「次どうするか」に意識が向く
・落ち込む時間が短く、行動に戻りやすい
という流れが自然に生まれます。
そしてこの積み重ねが、
周囲から見ると
「物事がうまく進んでいる人」
「運がいい人」
のように映ることもあります。
でも実際には、
特別な才能があるというより、
潜在意識の前提が、行動の方向を少しずつ整えている
その結果にすぎません。
潜在意識にネガティブな感情がある人はどうすればいいの?
では、
潜在意識に
「どうせ私なんかうまくいかない」という感情がある人は、
ずっとこの先もうまくいかないのかというと、
決してそうではありません。
なぜなら、
潜在意識は一度作られたら変わらないものではなく、
後から書き換わっていく性質を持っているからです。
その理由のひとつが、
潜在意識は現実と想像を区別しない
という特徴にあります。
少し不思議に感じるかもしれませんが、
潜在意識は
「実際に体験したこと」だけでなく、
「頭の中で強くイメージしたこと」も、
ほぼ同じ体験として受け取ると言われています。
失敗する場面を何度も思い浮かべていると、
潜在意識の中では
「失敗するのが当たり前」
という前提が強化されていきます。
その結果、
無意識のうちに慎重になりすぎたり、
挑戦を避ける選択をしたりと、
失敗につながりやすい行動を選びやすくなってしまうのです。
逆に、
理想の状態や、うまくいっている自分の姿を
繰り返しイメージしていると、
それが潜在意識の中で
「こうなるのが自然」
という前提に少しずつ置き換わっていきます。
すると、
・選択の仕方が変わる
・行動のハードルが下がる
・失敗しても立て直そうとする
といった変化が起こり、
結果的に現実の流れも変わりはじめます。
この考え方は、
いわゆる「引き寄せの法則」と呼ばれるものの
土台にもなっています。
潜在意識を知ると、生きやすくなる
モヤモヤする、不安になる、自己肯定感が下がる…。
そんなとき、私たちはつい
「実際に起きた出来事」
「外側の状況」
ばかりを原因にしがちです。
でも実は、
苦しさの正体が
出来事そのものではなく、
自分の中にあるネガティブな前提(=潜在意識)
にある場合も少なくありません。
だからこそ、
「何が起きたか」だけでなく、
「それをどう受け取っているか」
「どんな前提で見ているか」に
目を向けてあげることが大切になります。
自分の思い込みや、
心の奥にあるイメージに
気づいてあげるだけでも、
選択や反応は少しずつ変わっていきます。
潜在意識を知るというのは、
自分を責めるためではなく、
これまでの自分を理解し、
これからの選択肢を増やすためのもの。
そう考えると、
少し気持ちが楽になる方も多いのではないでしょうか。
最後に
潜在意識は、特別な能力ではなく、誰もが持っている心の仕組みの一部です。
うまく扱うことで、気持ちが軽くなったり、現実が少しずつ変わっていく感覚を持てるようになります。
もし、今「自分はこのままでいいのかな」と感じていたら
それは、潜在意識の声に気づきはじめたサインかもしれません。
まずは「本当はどうなりたいのか」を、ちょっとだけ想像してみるところから始めてみてくださいね。
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