推薦入試は「自己理解」と「言葉の訓練」である

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塾依存から抜ける学びを編集している、マモ〜です。授業の前に必要な「学びの土台」について発信しています。いかがお過ごしでしょうか。

今回は「推薦入試は自己理解と言葉の訓練である」というテーマで話していきます。

推薦入試の割合は増えている

大学受験では、年々いろいろな大学が推薦入試で受験生を取る割合を増やしています。

総合型選抜や学校推薦型選抜など、推薦入試は徐々に主流になりつつあると感じています。

もちろん、まだまだ一般選抜の割合もあります。ただ、例えば東北大学は2050年までに全ての入学者を推薦入試で取るという方針を掲げています。

そう考えると、これからの大学受験では推薦入試の重要性はさらに高まっていくと思います。

ここで、
・そもそも大学進学って意味あるの?
・AIがこれだけ台頭しているのに受験のあり方はどうなの?
といった議論は、一旦横に置いておきます。

まずは推薦入試という仕組みそのものに目を向けてみます。推薦入試にはさまざまな形式があります。

・志望理由書
・活動報告書
・小論文
・面接
などですね。

もちろん、推薦入試は大学に合格するための一つの手段です。ただ個人的には、それ以上に自己理解と言葉の訓練だと思っています。

言語化能力やコミュニケーション能力を鍛える機会として、非常に意味のある入試だと感じています。

推薦入試は「自己理解の場」

まず、自己理解についてです。自己理解とは、自分自身を知ることです。ただ、これが結構難しい。

私自身も、「自分のことをきちんと理解できているか」と聞かれると、正直自信を持って「はい」とは言えません。

だからこそ、自分を理解するためのツールの一つとして、推薦入試の対策はとても有効だと思っています。

例えば、志望理由書を書くとき、将来やりたいことが明確にある人はいいですが、実際にはそういう人は少ないと思います。

だからこそ、深掘りしていきます。

例えば、「将来どういうことをしたいんですか?」と聞いていきます。

これは別に職業名でなくてもいいんです。
例えば、
・世界に貢献したい
・貧困問題を解決したい
・自分のビジネスを持ちたい
こういったざっくりした目標でも十分です。

そこからさらに、「なぜそう思ったのか」を掘り下げていきます。つまり、その人の原体験(ルーツ)を聞いていくんですね。

ここで大事なのは、体験そのものではなく、その体験にどう意味づけをしたかです。

同じ経験をしても、人によって感じ方や捉え方は全く違います。

例えばテニスでも、
・楽しくて将来も続けたいと思う人
・難しくて嫌になった人

両方いますよね。体験への意味づけを深掘りすることで、「自分はどんなときに心が動くのか」が見えてきます。

また、大学で学びたいことを考える中で、自分が何に興味関心を持っているのかも理解する必要があります。

「頑張ったこと」を聞かれる場合も同じです。
・何をやってきたのか
・どんな成果を出したのか
・壁にぶつかったとき何を考えたのか
・どう行動したのか

こうした過程を振り返ることで、自分の思考や行動の特性が見えてきます。

そういう意味で、推薦入試は自己理解の場としても非常に役立つと思っています。

推薦入試は「言葉の訓練」

次に、言葉の訓練についてです。

つまり、
・コミュニケーション能力
・言語化能力
の話です。

自分のことを言葉にして話すのは、実はかなり難しいです。これは私自身も、いまだにそう感じます。

成績が良い人でも、学校のテストで点が取れる人でも、自分のことを聞かれてスムーズに答えられるかは全く別問題です。

言葉が出てこない人も多いですし、そもそも自分について語る経験が少ないんですよね。これは、ある意味当たり前です。

でも推薦入試では、自己理解した内容を論理的に、説得力を持って、文章にしなければいけません。

さらに面接では、それを口頭で伝える必要があります。つまり、自分の考えを相手にわかるように伝える訓練になるんですね。

また面接では、面接官の質問の意図を汲み取って答える必要があります。これは相手を理解する力でもあります。

こうした訓練を通して、コミュニケーション能力の土台も鍛えられます。最初は全然話せなかった人でも、1〜2ヶ月練習すると驚くほど話せるようになります。

鍛えれば鍛えるほど伸びる分野なんですね。しかも、成長を実感しやすい。ペーパーテストだと、周りも頑張るので、自分の努力の成果が見えにくいこともあります。

でも推薦対策は、「前より話せるようになった」という実感が持ちやすい。そういう意味で、自己効力感を高める経験にもなると思っています。

まとめ

まとめると、推薦入試は大学に合格するためのツールにとどまりません。
・自己理解を深める
・言葉の力を鍛える
大きな機会になります。

結果だけでなく、その過程で自己理解やコミュニケーション能力を高められる。そういう意味で、非常に価値のある入試形式だと思っています。

お知らせ

最後に少しお知らせです。

推薦入試は、一人で対策するのが難しい入試です。また、塾でも細かくサポートできるところは限られています。

そこで現在、私は推薦入試のサポートを行っています。具体的には、
・志望理由書の作成フォロー
・面接練習
・素材集めのインタビュー
などを行っています。

インタビュー形式で、
・頑張ったこと
・将来やりたいこと
・これまでの経験
を整理していくことで、志望理由書や面接の準備がぐっと進みます。

事前に素材を集めておくと、その後の対策がかなり変わります。また、自分を振り返る機会にもなります。

いわば「自分史」のようなものも作れるので、個人的にはとても意味のある作業だと思っています。

こちらにリンクを貼っているので、よかったら見てもらえると嬉しいです。

推薦入試は、合格のためだけでなく、社会に出た後も自分を支える力になると私は思っています。

最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは、良い一日をお過ごしください。
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