土用と聞くと、土用丑の日を思い浮かべる方が多いかもしれません。
今日は、土用についてお話していきたいと思います。
そもそも、土用はその日一日を指すのではなく、本来は期間を指すものとなります。
土用の丑の日はあくまでも、土用の中の丑の日ということになります。
そして、四季それぞれに土用があります。
冬の土用:1月18日(木)~2月3日(土)(立春の前日)
土用の未の日: 1月20日と2月1日
春の土用: 4月16日(火)~5月4日(土)(立夏の前日)
土用の戌の日: 4月16日と4月28日
夏の土用: 7月19日(金)~8月6日(火)(立秋の前日)
土用の丑の日: 7月24日と8月5日
秋の土用:10月20日(日)~11月6日(水)(立冬の前日)
土用の辰の日:10月31日
つまり、土用は、季節を表す名称を指す雑節の一つです。
季節を表す名称には、二十四節気や七十二候がありますがこれらが中国発祥なのに対し、雑節は日本独自のものになります。
二十四節気は一年を24等分に、七十二候は24等分にしたものをさらに3つずつに分けて、それぞれに季節にちなんだ名称をつけているものですが、それらを補う形で雑節は存在します。
雑節と言うとあまり耳慣れないかも知れませんが、節分やお彼岸なども雑節になります。
土用は土を司る神様である「土公神(どくしん、どくじん)」の力が最も強まり、土を支配する期間と言われています。
そのタイミングで土をいじること、例えば、新築で家を建てるための地鎮祭や上棟などは避けた方がよいとされ、実際に建築関係でも時期をずらして行うことが多いようです。
(なお、土用に入る前に家を建て始めていた場合などは、問題ないようです)
土いじりは広い範囲で言うと、引っ越しや結婚、就職、旅行、ガーデニングなども含みます。
とにかく、土用の期間は新しいことを始めるのは控えた方がよさそうですね。
ただし、年に4回ある土用の期間内はいつも上記のことができないとなると、生活に支障が出てしまいます。
そこで、「間日(まび)」と呼ばれる日は、土公神が地上から離れているため、土いじりをしてもよいと言われています。
季節の変わり目で体調を崩しやすい時期なので、「う」のつく物を食べて英気を養うと良いとされています。
ここのところ調子が良くないなと感じる方は、7月19日から夏の土用に入っていることの影響もあるかもしれません。
ぜひ、この機会にリフレッシュや自分を癒すこともされてみてくださいませ。
まだまだ、暑いが続きますのでご自愛ください。
しま