その優しさは、本当に優しさですか?

その優しさは、本当に優しさですか?

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コラム
優しさ=自己犠牲ではない。

「優しい人ほど、自分を犠牲にしてしまう」
そんな経験はありませんか?

優しさは「自分も他人も大切にすること」
自己犠牲は「自分を後回しにして相手を優先すること」

その大きな違いは「自分を守れているか、自分が削られていないか」です。

優しさと自己犠牲の境界線はとても曖昧です。
だからこそ気づかないうちに、自分を削りながら頑張ってしまうことがあります。

私にも経験があります。
子どもが小学生の頃、頼まれて役員を引き受けました。
一度は断ったものの、何度もお願いされ、「私で役に立てるなら」と
引き受けたんです。
実際は、次から次へと仕事が回ってきて、自分のことが後回しになる毎日でした。
そして、気づけば5年も続けていました。
どうして続けたのか?
「私がやらなきゃ」と勝手に思い込んでいたのかもしれません。

どうしてそう思ったのか?
振り返ると、そこに「いい人と思われたい」「人の役に立ちたい」という、
私自身の思い込みや心の癖があったように思います。

もっと早く気がつけたらと思うこともあります。
でも、多忙になると自分に余裕がなくなり、それさえも気づけなくなる。
疲れすぎると考えることすらできなくなる。

そして、ただ頑張り続けることしかできなくなってしまうのです。

自己犠牲は頑張り屋さんほど気づきにくいものです。

また自己犠牲を続けてしまう背景には、
「嫌われたくない」
「役に立たなければ価値がない」
「頼まれたら断れない」
そんな思い込みが隠れていることもあります。

優しさは、自分を犠牲にすることではありません。
自分も大切にしながら誰かを大切にすること。
それが本当の優しさなのかもしれません。

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