「1年以上経っても家が売れなくて不安だ」
「このまま売れ残った場合、家や売却活動はどうなるの?」
売りに出した家がいつまでも売れないと不安ですよね。
売れない家をそのままにすると資産価値が下がったり、管理費がかさんでしまったりするため、何らかの手を打つ必要があります。
そこで今回は、売れない家を持ち続けるリスクと対策について解説します。この記事を読むことで、物件が売れない理由と具体的な解決法がつかめるはずです。
家を売る際、不動産業者へ仲介を依頼するのが一般的です。売れるまでの目安はおよそ3〜6カ月程度で、買い手が現れて合意へと至れば売却成立となります。
それでは、買い手が現れず長期にわたって家が売れない場合、売り主にはどのような選択肢があるのでしょうか。
家がずっと売れない場合、一般的には以下のいずれかの方法を選択することになります。
①専門業者による買取
②寄付または譲渡
③不動産の有償引取サービス
④処分せずそのまま放置
■1年以上家(中古物件)が売れないことのリスク
売れない家をそのままにするリスクとして、以下が挙げられます。
①資産価値が下落する
②管理責任が継続する
③維持費が生じ続ける
・資産価値の下落
建物は経年劣化により商品価値が下がっていきます。
国税庁では木造家屋の法定耐用年数は22年としており、実際に20年経過した建物の市場価値は大きく下がります。1つの目安として、築20年以上の家は資産価値が低くなることを覚えておきましょう。
・管理責任が継続
たとえ住んでいなくても、不動産を所有する限り管理責任が継続します。適切にメンテナンスをしないと、トラブルに発展する可能性があります。
不動産の管理不足は特に、近隣住民とのトラブルの元となることが多いです。
例として、台風で屋根が飛び損害を与えたり、害虫や動物が発生して近隣に迷惑をかけたりすることが挙げられます。最悪の場合、損害賠償責任を問われ民事訴訟に発展することも考えられます。最低限の修繕や草刈りなど、継続的なメンテナンスが必須です。
また、2014年に成立した空家等対策特別措置法により、適正な管理がされていない空き家(特定空家)の所有者に対して、市町村が行政指導ができるようになっています。再三の指導にもかかわらず改善がみられない場合、最終的には「命令」となり、これに背くと50万円以下の罰金が課される可能性があります。
・維持費が生じ続ける
維持費の具体例としては、前述のメンテナンス費のほか固定資産税が挙げられます。固定資産税とは、課税される年の1月1日時点での不動産所有者に課せられる地方税です。
売れない家が空き家状態の場合、メンテナンスを怠ることで固定資産税が高くなることがあります。上述の「特定空家」に認定されることで、住宅用地特例が失効するためです。
住宅用地特例とは、家が建つ土地に対し200平方メートルまでは固定資産税額が1/6、200平方メートルを超える分は1/3に軽減される特例です。失効すると土地の固定資産税額は最大6倍にもなります。固定資産税が高くならないためにも適切にメンテナンスする必要があります。
不動産仲介では、買い手が現れない限りは手放すことはできません。家が売れない状態が続くと、前述のリスクに晒されてしまうため、早く売れるに越したことはありません。
確実に手放したいけれども売却益も欲しいという方には、「買取保証」という方法もあります。買取保証とは売主の希望価格で不動産会社が販売活動を行い、買い手がつかない場合は不動産会社が買い取る仕組みです。
■1年以上家(中古物件)が売れない場合に考えられる理由
①利便性が悪い
②築年数が古い
③設定価格に妥当性がない
■【対策まとめ】1年以上売れない家(中古物件)を売るためにできること
①値引きする
②建物を解体して土地として売却する
③賃貸として運用する
④自治体のサポートを受ける
1年以上の長期にわたって家が売れない場合、売出価格や物件自体に問題があるのかもしれません。買い手が見つかるのを待つだけでなく、売出価格の見直しなど対策を講じる必要があります。
不動産売却で利益を上げつつ確実に手放したい方には、買取保証という方法もあります。
まずは相談だけでも大丈夫。どうぞお気軽にお声がけください。