こんにちは!
心理学研究員の原です。
今日は心理学部以外から目指す心理学系大学院ってどうなのか書いていこうと思います。
高校生のときから「将来は臨床心理士になるんだ」と思っている人は大学は心理学部・心理学科を選択したと思います。
それとは別に、大学に入って様々な領域の心理学を学んで興味を持ち臨床心理士や心理の研究などの仕事に就きたいなと思った人も多くいると思います。
私は大学は文学部で哲学倫理がメイン、その他心理学、教育学、保健学がサブメインで学べる学科で勉強していました。なので、後者の人間です。
大学院を薄々意識始めるのは大学2年生の頃だったので、それまでは哲学や倫理学に関する本を読むことが多かったです。ソクラテスやプラトン、アリストテレス、ニーチェ、西田幾多郎、鷲田清一などを中心に読んでました。
私の中では鷲田清一先生の本が結構お気に入りで様々読んだと思います。
哲倫の本を読みながら様々な授業を受ける中で「親が子どもに及ぼす発達的影響」に興味を持ち家族心理学の本を読んでからは「これについてやりたい!」と強く思い、心理学の世界に飛び込もうと思っていました。学科で受けられる心理学系の授業(教育心理学や臨床心理学など)はすべて受け、心理学研究法なども受講しました。
卒業論文は小児保健学を専門としている先生の下で育児感情に焦点を当てて書いたのですが、社会心理学を専門とする先生の下にも行き「どのような視点からみたら心理学の研究といえるのか」を相談させていただいていました。最終的に私の卒論は「教員免許を取得する人としない人の対児感情の違い」がメインテーマになりました。t検定とかが中心で因子分析や相関分析、重回帰分析などはしなかったです。
学科の心理学系の授業を受けたりしたのですが、やっぱり受験勉強をしっかりすることで心理学的な視点が固まったと思っています。
大学院に入ると、例えば発達心理学特論などや研究法、調査法などを受けたのですが、本の各章のレジュメづくりや英語の本を日本語に翻訳する授業が中心だったので入ってから困ることはなかったです。
けど、実習に関しては心理出身か否か関係なく皆、苦労していました。私は、研究者志望で実習は取っていなかったのですが、実習がきつすぎて諦めようか悩む学生もいました。大学生のときからここまで辛くなるとは思っていなかったみたいです。
あとは、修士論文でなかなか計画が立てられず今後、心理学的な視点からの修士論文の作成に悩むことはあると思いますが、これは私を含めて皆で悩んでいました。
なので、心理学部・心理学科の方が心理についていろんな調査法、研究法を学べるので大学院の予行練習はできると思いますが、心理学部・心理学科以外の人が心理学系大学院に入ってもハードルはそこまで高くなく問題ないと思います。