子どもの話を聞く余裕がない…こんなんじゃダメだって分かってるのにー

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 「子どもの話をしっかり聞いてあげたいのに、時間も余裕もない…」と感じている親御さんは多いでしょう。仕事や家事、育児に追われる日々の中で、子どもが話しかけてきても「後でね」「今忙しいから」とつい言ってしまい、自己嫌悪に陥ることもあるかもしれません。
 しかし、あなたがこの悩みを持っているということは、すでに「子どもの話を大切にしたい」という気持ちがある証拠です。それだけで、親として素晴らしい姿勢を持っています。では、どうすれば子どもの話を聞く時間と心の余裕を持つことができるのでしょうか?

1.「全部聞かなきゃ」と思わなくて大丈夫
 子どもが話すことすべてを、100%の集中力で聞かなくてはいけない、と思っていると負担になってしまいます。もちろん、じっくり聞いてあげられる時間があるに越したことはありませんが、忙しいときに無理をする必要はありません。
 大切なのは、「今は全部聞けないけれど、あなたの話を大事に思っているよ」と伝えることです。
例えば、
・「今すぐには無理だけど、大事な話だから覚えておくね」
・「今は手が離せないから、〇時になったらしっかり聞かせてね」
 こう伝えるだけでも、子どもは「聞いてもらえる」と安心します。

2.「ながら聞き」でもOK
 「ちゃんと向き合って話を聞く時間が取れない」と感じるかもしれませんが、子どもが話したいタイミングと親が余裕のあるタイミングが合うとは限りません。そんなときは、「ながら聞き」を活用しましょう。
・料理をしながら「へぇ、それでどうなったの?」と相槌を打つ
・洗濯物を畳みながら「それは楽しかった?」と尋ねる
・一緒にお風呂に入りながら「今日の一番面白かったことは?」と聞く
・車の運転をしながら
 ながら聞きでも、「あなたに関心をもっているよ」が伝われば、子どもは安心します。思春期に入った子どもも,「車の運転をしながら話」は話しやすいようです。二人きりで,横並びで話ができるのが良いようです。

3.「1日5分だけでも全力で聞く」習慣を
 子どもの話を聞くことが少しずつできるようになってきたら,短時間でもいいので,1日5分だけ,子どもとしっかり向き合う時間を作ってみましょう。5分だけと決めると、親もプレッシャーが減りますし、子どもも毎日「ちゃんと聞いてもらえた」と満足しやすくなります。
 おすすめなのが、
・寝る前の5分間を「お話タイム」にする
・夕食後の片付けが終わった5分間「おしゃべりタイム」にする
・宿題を終わらせた後の5分間を「おしゃべりタイム」にする
 こうした短い時間でも、子どもは「家に帰ったら話を聞いてもらえている」という安心を感じるものです。

4.「聞くのが楽しみ」になる工夫を
 子どもの話を「聞いてあげなきゃ」と思うと、義務感が生まれて負担感が増してしまいます。完璧な親を目指す必要は全くありません。自分ができる範囲で,あなたなりの方法で,子どもの話を聞く努力を少しだけしてみましょう。それを繰り返すと,「意外と子どもの話って面白いな」と思えるようになってきます。
 例えば、
・「今日の3大ニュースを教えて」とワクワクしながら聞いてみる
・「昨日の話の続き、どうなった?」とドラマのように楽しむ
・親も自分の子どもの頃の話をする
 子どもの話が「親の楽しみ」に変わると自然と余裕をもって聞けるようになります。自分の子どもの頃の話をする時は,特に,失敗談,叱られた話がウケます。

5.まとめ
 子どもにとって「話を聞いてもらう」ことは、「愛されている」と感じる大きな要素の一つです。すべての話を聞けなくても、子どもが「お母さん(お父さん)は私の話を大事にしてくれている」と思える関わり方を意識すれば、それだけで十分なのです。

たとえ短くても「興味を持って聞く時間」を作る

「ながら聞き」でも、相槌をしながら関心を示す

自分の負担を減らしながら、聞くことを楽しむ工夫をする 

 これらを少しずつ試してみるだけで、子どもとの関係は大きく変わります。日頃から話を聞いてもらえる安心感が子どもの気持ちを安定させます。そして,悲しかったこと,辛かったことも話して良いことを伝えていきましょう。
 完璧な聞き手を目指さなくて大丈夫です。親も人間です。「聞く余裕がない…」と感じたときは配偶者や祖父母、兄弟姉妹に子どもの話の聞き手になってもらいましょう。無理をせず、できる範囲で「子どもの話を大切にすること」を続けていきましょう。それが、子どもの安心感や信頼につながり、親子の絆を深めることにつながるのです。
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