子どもがなかなか宿題をやらない。ついがみがみ怒ってしまう⤵️

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 子どもが学校の宿題を自分からやらないという悩みは、多くの親が直面する問題です。宿題をやらせるために「がみがみと怒ってしまう」と,子どもとの関係が悪化したり、子どもの宿題への意欲をさらに削いだりしかねません。それに,がみがみと言ってしまった後に,親の方が自己嫌悪におちいってしまう・・・なんて経験はないでしょうか?(私は何度もあります)
 では、どうすればお子さんが自発的に宿題に取り組むようになるのでしょうか。

1. まずは「宿題」の意味を問い直す
 「がみがみ」と怒ってしまう理由の一つは、子どもが親である自分の期待に応えてくれないことにフラストレーションを感じることからです。宿題は子どもにとっては義務であり、義務を果たさない姿を目の当たりにすると,親は「このままでちゃんとした大人になるのだろうかー」と不安になってしまいますよね。
 でも,大丈夫です。宿題をしなくても,子どもはそれなりに育ちます。そもそも,宿題って何のためにあるのでしょうか?一般的には,学習習慣をつけるため,学習理解を定着させるため,と言われます。私も若い学級担任時代は,子どもたちにそんな説明をしてきました。でも,小学生の親になってから,さらに,管理職になってからは,宿題にそのような効果があるのか,疑わしいと考えるようになりました。

 なぜなら,うちの息子ときたら,計算ドリルは答えをまる写し,音読練習は音読せずにカードに「読みました」サインをくれと言う,全くの「ザ・適当」でした。その姿から,宿題の効果に疑問が生じました。管理職になってからは,宿題ができていないことが理由で、月曜日の朝に登校をしたがらない子,宿題を忘れて朝からクラスで叱られている子たちの顔をみていると,宿題って何のためにあるんだろう?とますます考えるようになりました。

 とは言え,決まった課題をやり遂げる力は社会に出た時に必要な力ですから,宿題をとおして,やり遂げる喜びを味わい,力をつけられたらいいですよね。宿題は「終わらせること」に意味があるのではなく,宿題をとおして「やり遂げる」ことを体験させ,その上学習も楽しくなるためのワークだと考えてみませんか?
 さあ,少しだけ工夫して,子どもを宿題ワークで楽しませちゃいましょ!

2 宿題をやらない理由を観察する
 子どもが宿題をやらない理由には、以下のようなものが考えられます。

宿題の量が多い:宿題が多すぎて、どう取り組んでよいかわからないことがあります。

宿題が難しい:問題に対して自信を持っていない場合、宿題を避けようとすることがあります。

興味がない:学習そのものに対する興味が薄く、宿題もその一環として捉えられていないことがあります。このタイプの子どもの口癖は「面倒臭い」。

 子どもを観察して,「宿題の量が多い(量)」「宿題が難しい(質)」タイプの場合は,担任の先生に相談して,量と質の調整をお願いしてみましょう。私が担任をしてい時は,例えば,計算ドリルの宿題の量が多すぎる場合は,必要な子には,「偶数(奇数)番号だけやっておいで」と言っていました。この方法だと,加減していることが他の子に分からないので,子どものプライドを傷つけることはありませんでした。一律の宿題から個別の実態に合わせた宿題への転換です。
 「興味がない」タイプは最初は親が一緒に取り組むことも一つの方法です。宿題の時間はパパ(ママ)を子どもが独り占めできる時間とし,一緒に確認しながら,褒めながらやってみると良いかもしれません。そのうちに,「自分一人でもできるかも」という自信を持ちやすくなります。

3 具体的なアイディア
(1) ルーチンを作る
   宿題に取り組む時間を決めて、毎日のルーチンに組み込むことも効果的です。例えば、学校から帰宅した後、軽く休憩した後に宿題をするというように、宿題を「日常的な活動」として定着させることが重要です。私の場合は,私が仕事から帰って,夕飯の支度をしている間に,子どもたちがダイニングテーブルで宿題をするのが日課でした。菜箸を持ったまま,読めない漢字を教えてました。

時間帯を決める:毎日決まった時間に宿題をすることが習慣化すると、最初のうちは抵抗感があったとしても、徐々に慣れてきます。

環境を整える:宿題をする場所も重要です。静かで集中できる場所を確保することが、お子さんの集中力を高める手助けになります。テレビは消した方がいいですね。音楽(ボーカルが入っていないっていないもの)は小さな音なら大丈夫。

(2) 宿題を「楽しさ」と結びつける
    宿題がただの「義務」として捉えられると、やる気が出ません。宿題を「楽しさ」と結びつける工夫をしてみましょう。

ゲーム感覚にする:例えば、タイマーを使って「〇分以内にこの問題を終わらせよう!」というように、時間制限を設けることでゴールをはっきりさせます。

報酬制度を活用する:宿題が終わったら何をしたいかを子どもに決めさせます。「宿題が終わったら,家族みんなんでボードゲーム!」なんて言うのもたまにはいいですね。

(3) 失敗を恐れずにチャレンジする姿勢を持つ
 宿題がうまくいかない時に、失敗を恐れて避けるのはよくあることです。しかし、失敗を許容し、学びの過程として捉えることが大切です。お子さんが宿題をやらない理由の一つは、間違えることへの恐れです。

失敗を認める:間違えたときに、否定的に扱うのではなく、どうしてその答えになったのか、どこで間違ったのかを一緒に考えることで、学びが深まります。

成長を褒める:宿題を進める中で、小さな成長を見逃さずに褒めることが、モチベーションを高めます。

4 親の学ぶ姿が一番の学習環境
 最後に、子どもが宿題等の学びをさせるとっておきの秘策をご紹介します。それは,親が何かを学んでいる姿を見せることです。子どもは,学ぶことは子どもだけの義務だと思っていることが多いようです。だから,「なんで自分だけ?」とモチベーションがあがらないことも多いようです。そんな子どものそばに,もし,楽しそうに学ぶ大人がいたらどうでしょう?「宿題(学び)」=「苦行」から,「宿題(学び)」=「楽しみ」へとイメージが変わり,結果として,子どもの宿題への前向きな態度を育てることにつながります。ちなみに,親が学ぶものはなんでもありです。釣りのポイントについて調べる,キャンプのギアについてまとめる,日記をつける,読書をする・・・などなど。できれば,子どもと同じように,筆記具で紙に書くことができればベストですが,ポイントは,親が楽しそうに学ぶ姿を見せることです。
 家庭学習の秘策は,実はもう一つあるのですが,またそれについては別の機会に書くことにします。

 最後まで読んでいただき,ありがとうございました。
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