勉強方法を考える-33復習は仮想相手に説明してみる-

勉強方法を考える-33復習は仮想相手に説明してみる-

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皆さんこんにちは。お読みいただきありがとうございます。9月も半ばになりましたが、暑い日が続きますね。。
今回は、復習の方法について考えてみたいと思います。

学校の授業が終わってから、皆さんは復習をしていますか?
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例えば数学の復習。
学校で解法を習って、宿題として練習問題が5問、課されたとします。
この時、以下のどの方法で復習に取り組みはじめますか?
 ①教科書をはじめから読み返す
 ②練習問題に取り組む
 ③今日の授業を先生になったつもりで(仮想の)他者に説明してみる
いかがですか?

この中では、③の他者に説明してみる方法がお勧めです。

記憶は、覚えることと想起する(思い出す)ことの繰り返しで身に付きます。
そのため、①の教科書を読み返すことは覚えることには役立ちますが、どこまで覚えているか(理解しているか)がわからないままで取り組んでしまうことになります。その点、③の他者に説明してみることをすると、自分が理解できていること(想起できること)と理解できていないこと(説明できないこと)がはっきりします。ぬいぐるみでも家族でも、もちろん壁でも・・・なんでも良いので(仮想の)他者に説明してみてください。
そこで、説明できなかったことがあなたにとってまだ理解不足の事項です。ここを教科書で復習したうえで、②練習問題に取り組みましょう。

復習としていきなり②練習問題にとりくむあなたは潔すぎます。
もちろん、問題を解く中で不足している理解が浮き彫りにはなりますが、まずは教科書の基礎を把握したうえで、練習問題に取り組むことがお勧めです。
計算問題などでは、途中過程が明らかですが、図形や三角関数や微分積分問題など、1問解くのにも10分以上の時間を要する問題がこれからごろごろ出てきます。その時に、公式を覚えていないから解けないとか、解法のうち一部が出てこないとなると、そのたびに教科書に戻ることになり非効率になってしまいます。
まずは、基礎(教科書)を確実に理解して使える知識にしたうえで、問題に取り組むことが定石です。

成績のいいご家庭の傾向として
「今日、学校で習ったことの概略を家族に話す」
というコミュニケーションの取り方があります。

 歴史で●●の分野を習った
 理科で化学反応の実験をした
 音楽で音楽史を習ったけどつまらなかった

などなど、会話の一端としてこどもが学校で習ったことを話すというものです。この会話を受けて、家族から、質問が来ます。

 歴史の●●の時代で有名な人は誰?
 理科の実験をしてどんなところが面白かった?
 音楽史で印象的だった人は誰?

これに答える形で会話が続いていきます。

実は、話す子供(生徒)側も、○○について話そうと授業中に考えて(家族に話す内容を心づもりして)いるようになります。
これは、先にお伝えした、「仮想相手に説明してみる」と同じ効果を発揮するとともに、授業後に説明する相手がいるため説明する内容を要約して考えることで習得率が高まることが期待できます。

人間は優れた5感を持っています。
耳や口も使って音での学習をすることもおすすめです。

どうしても、問題演習は1人で自分と向き合って行う必要がありますが、復習する時、(仮想)相手に説明してみることを是非お試しください。


(参考)
使える! 予習と復習の勉強法 ――自主学習の心理学
学び効率が最大化するインプット大全

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