皆さんこんにちは。お読みいただきありがとうございます。
早いもので8月も残すところ僅か。夏休みも終わりですね。
夏休み特別企画として行っていた「勉強方法を考える」には、たくさんのいいねをいただきありがとうございます。
夏休みを過ぎてからも、ペースは遅くなりますが細々と続けていきたいと思いますので、ご期待ください。
さて、勉強方法を考える必要性について、初回にも書きました。
今回は、なぜ、個々にフィットする勉強法は異なるのか、深く考えたいと思います。
辛口なジャーナリストとして知られる立花 隆さん。著書は100冊以上に及び、ご自宅は書籍や資料が山と積まれている書斎の中で執筆活動をする姿が印象的な方でした。
少し古い本ですが、1984年の著書、「知」のソフトウェア に下記の記述があります。
大脳を最も有効に使うための方法論は、ハードウェア(大脳そのもの)の性能を熟知し、ハードウェアに即したソフトウェア(頭の使い方)の蓄積を持ち、かつそのオペレーターとしての自分自身の性格をよく知っている当人にしかよくわからないはずである。
当人がすでに自覚的にそれをよく知っているかどうかはともかく、少なくともいかなる他人よりもそれを一番よく知り得る立場にあることだけはまちがいない。だが、どうすればそれをよりよく知ることができるだろうか。
一言でいえば、結局のところ試行錯誤に頼るほかない。
と口でいってしまえば簡単だが、実際には、この試行錯誤によって恐ろしいほどの時間とエネルギーを浪費してしまうのが通例である。
個々にフィットする勉強法とはまさに、試行錯誤に頼るほかないものです。
ある人に合う勉強法は、倣うことはできても自分にフィットするかどうかは別の次元。でも、試してみないと自分にとっていい方法かどうかはわからない。
そして、試してみないと、今の自分のままで、よりいい方法にたどり着かず、時に悪い方法を認識することもできないままになってしまいます。
数多勉強方法は著作やU-tubeなどでも紹介されており、どれも間違ったものではないと思いますが、事、自分に合うかどうかは残念ながら試してみないとわかりません。
しかも、ひと時に何個も試してみることも否。何が自分に合っているのか、はたまた合っていないのかが玉石混交してしまう。
結局は、時間をかけて、試行錯誤していくことになります。
もちろん、初めにとりくんだある方法に慣れていくことでスピードアップは期待できるものです。ただし、記憶への定着率や応用問題に取り組んだ時に、思ったようにいかない時。もしかしたら、学習方法を見直すことを考える契機かもしれません。
今回紹介した「勉強方法を考える」では、勉強方法について書かれた多くの書籍と、認知心理学の書籍を参考に、勉強方法のエッセンスをまとめてみました。全部で100冊ほどになると思います。
たくさんの書籍に掲載されている方法もあれば、その書1冊の独自的な方法もありましたが、試す価値があるものは積極的に掲載しています。
お読みいただいた皆さんの感想は百様だと思います。
是非、試してみたいと思った方法1つでいいので、取り組んでみてください。いい結果がでるかどうかはわからないのですが、新しいことに取り組むことは脳も喜ぶことですので、前向きに考えてみてください。
そして、もし効果的な方法が見つかれば、受験や試験対策のみならず、日々の生活に取り入れてみましょう。
よりよい毎日が遅れることを、心から願っています。
(参考)「知」のソフトウェア (講談社現代新書 722)