【ロードスター/マツダ(1.5L)】(2024年)
★★こんな方にオススメ★★
スイフトスポーツのように、初心者のスポーツカーデビューにもオススメできる車。
(ベテランでも十分楽しめる仕上がり)
スポーツカーのお手本とも言えるモデルです。
走る楽しさがこれまで以上に追及されていて1.5Lでも十分以上の楽しさがあります。
ドイツ車のような凝縮感&重厚感もある仕上がりに加え、乗り心地がスポーツカーとは思えない程優しい。
走りも乗り心地も全てにおいてバランスが取れた素晴らしい仕上がりになっています。
そして、スポーツカーでまだ手が届きやすい価格帯なのも魅力(ですが20~30万は値上がり)。
2024年モデルからは安全機能充実・ナビは現在のマツコネ搭載・質感向上ととても商品力が上がり扱いやすくなってます。
※先代の写真も混ざっているためご了承ください。
【車の特徴&走行レポート】
コンパクトで扱いやすいスポーツカーの代表とも言えるロードスター。
スイフトスポーツもそうですが、着座位置が低く本格的なスポーツカーを体感できるのは、このロードスターの方ではないでしょうか?
そのロードスターが2023年10月に大幅改良。
(発売は2024年)
スポーツカーの中でもコンパクトサイズなので取り回しがしやすいです。
ですがそのコンパクトさ故か、室内の収納スペースがほぼなく、背部に(運転席&助手席背部にもあり、ETC器は助手席背に装着)小さな札付きポケットがある程度です。
面白い仕組みとして、ドリンクホルダーは背後に横並びで設置されているのですが、取り外し可能なので助手席足側に設置することも可能です。
(1人ドライブだと助手席にドリンクホルダー設置すると便利ですよね)
トランクはあり(そこそこ広さはあります)、鞄などはここに入ります。
深さはありますが、横幅は思ったほど広くはないため荷物の大きさには注意が必要です。
ロードスターは2人乗りで頭上スペースもそれ程なく、身長がある方だと髪の毛が天井に触れる場合もあるためご注意下さい。
快適装備としてはシートヒーターや、置くだけ充電、BOSEサウンドなどがあるようですね。
購入時のグレード選びは
シートがファブリック(中央が滑りにくく質感向上。これも凄く良いです)やレザー等で違いがあったり、
今回から室内ベージュ色のVセレクションと言うオシャレグレードが追加になってます。
(写真のモデル)
(ナッパレザーもこのグレード)
RSはレカロシートになります。
その他、天井の出し入れは手動と電動があり、電動は時速30キロ以内なら出し入れ可能でカッコいいです。
手動でも出し入れは簡単なのでオープンカー初心者にも優しいですね。
あと2Lエンジンでは後方にフレームのような肉付きあるボディが追加され迫力が増すといった違いもあります(写真あり)。
今回の2024年版の大幅改良されたロードスターは
①システム面の使い勝手②質感③走り面等が大幅に向上しています。
(顔などは変わってません)
①はナビ画面がついに大きくなり(オシャレ感出ました)、新世代マツダコネクト(左手にあるダイヤルで操作でタッチ操作無)も使用出来るようなりました。
ここは格好大きいですよね。
それに加えて安全機能装備も凄く充実しACCも追加に。
(レーダーセンサーが左側に設置可能となったため)
②は外観のライト系がLEDに進化。
(アダプティブヘッドライトも採用)
その他、メーター系やシート系、センターコンソール周囲が質素な素材からソフトパットになったり、ルームミラー(視認性を考慮し台形から逆台形型と形状も変化)もフレームレスになったりとオシャレ感も向上しています。
(シートの座り心地も凄く良かった)
③は走り・乗り心地・快適性共に大きく進化していてこれから解説します。
↓先代
↓新型
エンジンは1.5Lと2LのFR車。
(どちらもオートマ&マニュアルあり)。
今回は1.5Lのマニュアル。
出だしの反応は良く1.5Lでもとても力強いパワーが伝わります。
シフトチェンジはギアがシッカリ決まりマニュアル操作がしやすく質感も非常に高い。
加速していくとドイツ車のような凝縮されたパワーがアクセル操作にマッチするように伝わり、速度をあげるとさらに安定感が増す走りを体感させてくれます。
非常に力強く頼りになる走りを見せてくれますね。
(前モデルではここまででは無かったです)
1.5L?と思える程のパワーが十分に伝わり、頭打ち感があった先代とは違ってどこまででも力強く伸びていく気持ちの良い加速でした。
本当に運転が楽しくなります。
エンジン音は日本車でよく見られる軽い感じではなく、輸入車のような低めの力強いサウンドで、これも上質さを体感させてくれます。
エンジン音は耳に残るような感じではなく、力強く気持ちの良いサウンドを適度に聞かせてくれ乗り心地&快適性フェチな私にとっても丁度良い味付けでした。
エンジン振動はありますがボディに直接響く感じではなく、ドイツ車のようにボディ剛性が凄く伝わる凝縮された振動で、これも前モデルにはない上質さを体感させてくれる仕上がりでした。
ハンドルは細めに感じますが質感良。
ハンドルの味付けはスポーツカーなので普通より重いですが、スポーツカーだからとカッチリした操作に力が必要な重さはなく、滑らかさも兼ね備えた重みで操作性も非常に良かったです。
その重さのためか細かい微調整もしやすい印象的でした。
サイズのためかクラッチのスペースは少し狭く感じましたがブレーキの位置関係は良く、アクセルはオルガン式なので踏み間違いも無さそうです。
ブレーキは力強さもありつつ、強い衝撃なく止まることもできこの車に合った丁度良い味付け。
カーブ時の体の持っていかれ感は、低位置に着座していてシートのホールド性も良いためロールを感じにくく(地面をお尻で滑っている感覚)、頼りなさはないためむしろカーブの運転が楽しいです。
そして、このシートがスポーツカーとは思えない程に座り心地が良くうっとりします(高さの上下操作は無)。
芯があるのに全体的に優しく(柔らかいというより優しい感じ)体のサポートも無駄なく包まれ感あるため非常に楽で癒されます(特にナッパレザー)。
レカロシートは硬めで滑りにくくカッチリしたシッカリシートですね。
さらに驚いたことは乗り心地の良さ。
スポーツカーなので足周りは硬めですが、スポーツカーでよく見られる尖った突き上げがなく、乗り心地フェチな私が乗っても快適でうっとりする程。
段差を乗り越えても強い衝撃はなく、スポーツカーとは思えない程穏やかにもイナシてくれ、ボディの不安定さやボディのブルブル感もなく非常に上質に仕上げられていました。
スポーツカーでこんなに乗り心地良い車に仕上がっているのは驚きで、これならば同乗者にも負担をかけずお出掛けも十分に出来る仕上がりではないでしょうか?
これも先代にはない大きな進化ポイントですね。
そして、さらに評価したい所は、約1020キロと軽量なのにドイツ車のような重厚感ある頼りがいある乗り味も実現していて、走りの安定性も感じられつつ快適性も十分に体感できる非常に素晴らしい仕上がりでした。
ロードノイズはスポーツカーなので響きますが、ゴーっと耳に残る音ではなく少し大きめなコーっと響く程度で結構抑えられていました。
エンジンサウンドと、ロードノイズ共にスポーツカーとしては凄く上質に仕上げられていて、この車に合った丁度良い仕上がりです。
質感の向上やナビなどの使い勝手の良さだけでなく、走りの楽しさ・操作性の良さ・車の安定感・座り心地&乗り心地の大幅向上・遮音性のバランス等々、快適性&乗り心地優先の私が乗ってもその良さが十分に分かる非常に素晴らし完成度でした。
運転していて楽しくも癒され、私も欲しくなりました(笑)
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