マツダ3に続きコストパフォーマンスに優れた車。
価格差を考えると高級車にも負けない装備&質感を持ち合わせた車です。
走りも良くエンジンのバリエーションも豊富。
マツダ3のSUV型。
特徴として下部の樹脂が分厚いため、その分上部がスッキリスタイリッシュなデザインに見えます。
上部はセダンやクーペ風。下部はSUV風。
セダンとSUVが上手く融合したデザインになっています。
マツダ3から引き算の美学と言われ、キャラクターラインが一切なく、CX30はそこまでではないですが線は少なく面で美しさを演出しています。
また、ドアノブは鍵穴が見えないタイプでデザインに溶け込んだ作りになっているのもオシャレです。
個人的に驚いたのがこのドアノブの操作感。
日本車でも輸入車にもない、マツダ独自のコクコクとした個性溢れる質感で、ドアノブを操作した瞬間にオシャレ感が感じられました。
(ですが後ドアは特に軽い感じで重厚な高級感とは違った感じです)
さらに、内ドアのドアノブには指が綺麗に入る窪みまで設けられていて非常に操作しやすく感動しました。
室内はマツダ3程ではないですが凄く高級感あります。
内ドアの質感も凄くいい。
(マツダ3と違い後席内ドアはプラスチック感あり)
明らかな塗装ではなくしっかり綺麗なメッキを上手に使っているのもデザインセンスを感じますね。
エアコンなどの操作系はピアノを参考に作られているため上から押すタイプで非常に押しやすく、室内の全ボタンの押し心地なども上質
(押した感覚をほぼ統一しているだとか)
ウィンカーレバーや、ギアの操作感も上質。
(軽くプラスチック感ってことはなく上質)
質感や操作感、豊富な装備の数々などレクサス級の車感が常に伝わってきます。
運転席から少し手を伸ばすと押したいスイッチがほぼ届くという、ボタン配置も良く考えられていて全体的に無意識でも使いやすいと感じられる魅力ある作りです。
(さすが人間工学を意識された作り)。
マツダ3と違いギア周辺はちょっと大柄で骨太感があります。
肘置きはマツダ3と違いやや丸みを帯びた形状となっていて、素材感は硬く中央にはステッチが入っているなどの違いがあり、CX30の方がシッカリした作りになってました。
ピアノブラックが室内の所々に使われていて高級感が凄いですが傷が付きやすいのが唯一の難点かな。
後席はマツダ3と違って、後ろ用エアコン吹き出し口があるのは嬉しいですね。
後席スペースは頭上に余裕がありますが足周りは広くはなく並な感じですね。
窓の形状からマツダ3よりも閉鎖感や窮屈感は少し少ない感じです。
荷室はマツダ3と違って電動開閉付き。
スタイルから見るより荷物室は結構広く、後席を倒すとほぼフラットなので使いやすそうです。
荷室下スペースも結構ありますね。
と、デザインや質感だけで話が終わってしまいそうなくらいマツダは所有満足度が高いですね。
エンジンは
①2Lガソリン(実燃費13キロ前後)、
②1.8ディーゼルターボ(実燃費16~18キロ)
③eスカイアクティブX(一般視点記事なのでこれは省略)。
2022年改良モデルでは①がマイルドハイブリッド仕様となったようです。
マツダは1年ごとに改良されるため、まとめるのは難しいですが今ではナビ画面も大きくなってました。
(個人的には初期モデルのナビ画面の大きさでも気になりませんでした)
まずディーゼルですが、マツダの2.2Lディーゼルは反応もパワー感も素晴らしい味付けなのですが、こ1.8Lディーゼルはアクセルを踏んだ後のラグ感が大きく(約2秒ほど遅れてパワーが伝わる)発進時や踏み足し時だけは正直物足りなく感じます。
ですが、マツダさんのお優しい対応でアップグレードすることができ(約5万ほど)、アップグレードすると2.2L程ではないですがラグ感が大幅軽減され、車のサイズから丁度良いパワー&レスポンスになりました。
ディーゼルの低速からのパワー感は力強く、さすがディーゼルですね。
(輸入車ほどのトルク感って程ではないですが、その分、ガソリン車と変わらない感覚で運転でき、音&振動も少ないです)
パワーアップ価格は高いですが車を乗り換えなくて良いため本当にありがたい対応ですね。
(テスラのように車をアップグレードさせられる時代なんですね)
ディーゼル音は若干カタカタ音は鳴りますが、遮音性が非常に高いためほぼ気になりません。
走っている時はディーゼルとは思えない程静かです。
(明らかにフランス車より静かです)
2LガソリンはNAですが、アクセルのレスポンスが凄く良く(モッサリ感はまずないです)この車に完全マッチしたようなパワー感で気に入りました。
エンジン音は輸入車に比べて軽い音ですが変速もスムーズで凄く気持ち良く加速し、ガソリン車は運転がとても楽しいです。
スポーツモードにするとスポーツカー?ってくらい回転が上がり凄くパワフル。
高速の合流や坂くらいしか使わない程パワーありますね。
2Lは排気量が大きいと思いましたが素晴らしい味付けでした。
ただ、マツダ3もそうですがガソリン&ディーゼル共に6速なのでエンジン回転が上がりがちとなる所は少し気になる所(冬ではさらに目立ちます)。
マツダ車は運転姿勢が綺麗に決まり、ハンドルの可動範囲も広く、ペダル配置も左寄りにならず最適で、男女問わず適切なポジションに合わせられるのも大きな魅力。
(このクラスでシートメモリー有も凄い)
(アクセルは全車種オルガン式でレーシングカーのよう)
運転時はやや足を開いた楽な姿勢で運転できます。
シートも最適でボタンの配置、運転姿勢まで細かく人間工学を意識して作られていることが伝わります。
シートはファブリックなのに凄くシッカリしていて硬め。
サポート性も良く背中の盛り上がりも最適。
S字で綺麗な姿勢が決まる。
ただ腰の盛り上りが少し柔らかいためもう少し硬くして密着感が欲しいのと、ファブリックでは太もも辺りが硬いためお尻や太ももが若干痛かった。
個人的にここはもう少し柔らかいとありがたいかな
(ですが、腰痛にはなりにくい良いシートです)。
ハンドル操作は適度なコシがあり凄く上質。
操作性も良く運転を凄く楽しむことができるハンドリング。
ブレーキはすぐ効かないと言う感想も見られますが、逆に滑らかでそれ程意識せずともカックンならず止まることが出来るため同乗者にも優しく微調整が苦手な方にも扱いやすい味付け。
カーブ時の体の持っていかれ感は、Gベクタリングコントロールが凄く効いているようで、背が高いSUVなのにセダン系のように体のふられ感が非常に少なく(背高感も気にならない)、同乗者の体の傾きも別の車で乗った時より少ないです。
非常に安定していて楽にカーブが出来ますね。
硬めではありますが乗り心地も良く、ボディのブルブル感もない。
また、重量の差はそれ程ないはずなのにマツダ3よりも重厚感あって上質な安定感がありました
(マツダ3はスポーティに走れる)
さらに、コツコツ感もなくタイヤの肉厚で相殺されているような上質な乗り心地。
マツダ3ではある程度の大きな凸凹になると、急に突き上げなどが目立つ感じでしたがCX30ではここもそれ程気になりませんでした(ここも魅力)。
18インチでブリジストントランザのタイヤとの相性抜群ですね。凄く好きな乗り心地でした。
ここまででも凄いですが、さらに静粛性もレベルが高いです。
ガソリンだとアイドリングストップからの音振動も極小さく、凄く遮音されている。
ロードノイズもサーッと音がしている程度で速度が80キロ以上や、凄く荒れた路面でないとコーっ!っとも響かない(ここもマツダ3より優れている所)。
視界はマツダ3よりも視線が高く後方の窓面積も広いため良い(三角窓も死角なし)。
また、ボンネットも見えるため車幅感覚がつかみやすく、サイズも適度なので非常に扱いやすい車。
追従機能のACCもアクセル&ブレーキが自然に近く、カーブのキープもある程度なら車線内で綺麗にキープできるため頼りになります。
(レーンキープはプジョー程ではないですが頑張ってくれます)
そして、前ガラス投影式のヘッドアップディスプレイもあり、その画面で後方の車が来たことを知らせてくれる印があるのも良いアイディア。
さらに360°モニターも日本車とは思えない高画質!
バック時にはミラーが下部を向いてくれるなど、
もう、高級車すら顔負けの素晴らしい車でした。
これはもう日本版の輸入車ですね(笑)
欲しい装備はほぼ完備(この価格帯で)。
あと欲しい装備と言えば、シート冷やしてくれる機能くらいです。
★★こんな方にオススメ★★
価格からは考えられない質感の高さで細部まで抜け目がない。外内含めて安っぽい所はほぼなく高級車顔負けの上質な車。
運転に関しても抜け目なく、輸入車からの乗り換えや、輸入車のような走りの楽しさを求める方にもオススメですね。
特にNAはレスポンス&パワー共に最適でガソリン車の気持ち良いのびのある走りを体感させてくれる。
ディーゼルはアップグレードや改良後はレスポンスも良く丁度良いパワーとなり、凄く静かなので長距離乗る方にオススメ(アップグレード版でなければモッサリ。現行は調整済みで必要なし)。
マツダ3と比べて背が高く見晴らしがいいだけでなく、乗り心地と遮音性はこちらの方がレベルが高く上質(攻めた運転にも答えてくれる)。
また、荷室の電動開閉付き、後席のエアコン吹き出し口付きなのもCX30の利点。
サイズも適度で360°モニターも高画質&様々な高級装備の数々。
価格以上の価値あるコストパフォーマンスに優れた素晴らしい車です。
輸入車からの乗り換えもアリですね。