自分の嫌な所、直したい部分ってありますか?
私は、誰から教わったのかも覚えていませんが、
『自分がされて嫌なことは、絶対に人にしない』
これが私の中で、絶対的ルールになっていました。
このルールに縛られ、相手の気持ちをあれこれと考え、相手を傷つけない
ようにと思うあまり、いつの間にか相手に合わせて自分の言いたいこと
は言わず、イエスマンになっていきました。
また、小さい頃に母親から
『あんたとは似てない。私は〇〇(私の姉)に似てるから、あんたとは全然違う』と言われ続けました。
私の姉は、個性的で意思が強く、自分の意見がはっきりと言える強い人。
それに比べて私は、いつも影に隠れて人の顔色ばかり伺う弱虫。
そんな私に似ていると言われることを、母は頑なに嫌がりました。
自分では気付かないうちに、自己肯定感を削がれていたんだと思います。
自信がないことで自分の意見を言わず、相手に合わせてばかりいると、
この人には何を言ってもいいと酷いことを言われたり、断れないことで
いいように利用される、機嫌で八つ当たりされたりすることが本当に多かったんです。
相手を傷つけないようにと言っても、本心では相手を傷つけて返り討ちにあうことを恐れていたのかもしれません。
相手の顔色ばかりを伺い、どう思っているのかを考えすぎて、自分の言いたいことが言えない弱い自分が本当に嫌でした。
できることなら、姉のように自分の言いたいことをはっきり言える
本当の優しさを持った人になりたいといつも思っていました。
何とか強くなろうと、姉の真似をして人に対して強く自分の意見を主張
してみたこともありましたが、サイズの違う靴を履いた時のような感覚で
何だかとっても疲れてしまう。
社会人になっても自分に自信がなく、最低限嫌われないようにと
いつもニコニコして誤魔化してきました。
笑っていたけど、本当は生きづらかった…。
数年前、自分に向いてるとは到底思えないような専門的で難しい仕事に
就きました。この仕事がこなせたら自分に自信が持てる、そう思っていたんですが、結果は真逆になりました。
仕事が難しい以前の問題で、職場に馴染めず完全に浮いていました。
弱虫の私は、わからないことを聞く勇気もなく、ミスを繰り返しては
咎められるようになり、精神的に追い詰められ体調を崩し、眠れなくなったことで仕事を辞めることを決意。
絶対に辞めないと決めて転職したため正直、なんだか負けたような気持ちに
なり、かなり落ち込みました。
変わりたいと思っても、なかなか人って変われない。っていうか
私は変われませんでした。
こうなってくると、弱い自分を受け入れるしかなく、受け入れた上で何が
できるかを必死で考えました。
弱い自分のままで、人の顔色ばかり伺う自分ができること。
自分が弱いから、相手の思っていることを知りたいと思う気持ちが強いこと。
そんな私ができること…。
そう思った時に、相談業に就きたいと思ったんです。
弱いからこそ、理解できることもある。
また、人の気持ちを知りたいと思う気持ちが強いので
相談を受けることにも抵抗がないと思い、カウンセラーの
資格を取得。
現在は、相談を受ける仕事に就いています。
ありのままの自分を受け入れ、自分に向いていると思える仕事
尚且つ、自分が好きな職業に就いたことで
これが本当に不思議なんですが、自分の意見が言えるようにも
なりました。
私はこのままでいいとも思えるようになったんです。
今、変わらなきゃと思っている人もいるかもしれませんが、
ちょっと考え方を変えたり、見る角度を変えることで
意外と変わらなくてもいいかもしれませんよ(^_^)