トランプ氏が大統領選挙に当選後、ゴールドの価格は、いったんは
下落したものの、再び上昇に転じ、2,700ドル台に戻りましたが、
本日、2,600ドル台を切り、2,500ドル台まで再び下落しました。
それに伴い、米国ドルは一時154円台にまで上昇しました。
果たしてこれは、大統領選挙と関わり合いがあるのでしょうか?
トランプ氏が当選後にドルが上昇している背景には、経済政策の期待と
金利政策への影響が考えられます。以下にその関係を説明します。
成長期待とドルの上昇
トランプ氏は経済成長を重視し、減税や規制緩和、インフラ投資などの
政策を支持する傾向があります。
再当選によって、こうした政策が再び実施される期待が高まり、投資家が
アメリカ経済の成長を見込んでドルを買う動きが出ている可能性があります。ドルが強くなると、短期的にはその期待がドル上昇に反映されます。
金利政策の変化観測
FRBは、インフレ抑制を目的に金利を高く保ってきましたが、トランプ氏の
当選で経済政策の変化が予想される中、FRBの方針に対する市場の期待が変化しています。
具体的には、トランプ氏が追加の経済刺激策を実施すれば、景気が活発化し、インフレが高まる可能性があるため、FRBは金利引き下げを控えるか、
むしろ引き上げる必要が出る可能性があると市場が見ていることが考えられます。これもドル上昇の一因です。
インフレへの懸念とドル高
トランプ氏の経済政策がさらにインフレを促進する可能性があるため、金利の引き下げはインフレ懸念が落ち着くまで見送りとなる可能性があります。
利下げがないと市場が判断することで、ドルが安全資産として買われる状況が生まれ、ドル高が続く要因になっています。
ドル高政策への影響
トランプ氏は大統領時代、低金利を望む発言をしていましたが、
同時に貿易上の利益を重視し、ドル安政策を支持する傾向もありました。
再当選後も、FRBに対して低金利やドル安政策を求める発言が出る
可能性はありますが、市場は独立したFRBがインフレ抑制を優先すると
見込んでいるため、ドルは短期的に上昇していると考えられます。
国際情勢とリスク回避のドル買い
トランプ氏の再選で対外政策が不透明になる可能性もあり、
市場がリスク回避としてドルを買う傾向もあります。
これは、金利の動向とは直接関係ないものの、短期的なドル高の
要因となることがあります。
総じて、トランプ氏の当選後におけるドル上昇は、成長期待とインフレ懸念
から金利の引き下げがないと予想されることが主な要因です。
また、トランプ氏の政策がインフレを促進する可能性も、FRBが慎重な金利
引き下げの判断をする要因となり、ドルを押し上げていると考えられます。
「いよいよエントリーチャンス到来か⁇」というほど、ゴールドの価格は
動いています。
しかしながら、ゴールドの特徴として、上がろう上がろうとする傾向が
強いため、下降局面においてはリスクリワード的にはあまり期待できない
ことが少なくありませんので、もう少し様子をみようかと思います。
極めて期待値の高い局面で、一気に仕掛けて一気に(利益を)刈り取るのが
FXトレードの醍醐味であり、本質だと思います。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。
次回をお楽しみに‼