前回、下記のブログを投稿しました。この続きです。
では、どうすれば『コピー機が故障することと水星逆行の因果関係』を証明できるか考えてみた。
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🟦【1】水星逆行期間 × コピートラブル件数
まずは最も基礎となるデータ。
- 水星逆行中に故障した日数
- 水星逆行中に故障しなかった日数
- 水星順行中に故障した日数
- 水星順行中に故障しなかった日数
最低限、これが揃って初めて
「逆行とトラブルに相関はあるのか?」
が判定できる。
相関が無ければ、**「水星逆行のせい」は“印象の魔術”でしかない。**
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🟦【2】季節変動(湿度・温度)の影響
コピー機は湿度に敏感。
だから「夏に壊れやすい」「梅雨に紙詰まりしやすい」
という**物理的・環境的要因**を取り除かないといけない。
これをやらないと、
「水星逆行のせい」なのか
「梅雨の湿度のせい」なのか
が混ざってしまう。
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🟦【3】機器の状態のデータ
- 利用年数(摩耗)
- 印刷枚数(疲労)
- メンテナンス履歴
- 部品交換履歴
この **“自然な劣化要因”** を排除しない限り
「逆行」の影響なんて評価できない。
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🟦【4】人間側のバイアスの測定
さらに、
水星逆行を知っている → 小さなトラブルも気にする
という認知バイアスもデータに影響する。
だから、
「水星逆行を知らない人のトラブル報告」も
比較群として必要。
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🟦【5】統計的に有意差が出るか?
これらを全部揃えて初めて、
χ²検定(カイ二乗)や相関係数rで
- 偶然か?
- 実際に関連があるのか?
を判定できる。
で、実際問題…
🔴 ここまでやって「水星逆行が原因だった」
と出た占星術者は**歴史上いない。
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🟣【結論】
「水星逆行でコピー機が壊れた」は、統計的に証明されていない“物語”でしかない。
もし本当に主張したいなら、
占い師側がこのレベルの統計を出す必要がある。
でも、誰もやらない。
やったら占星術の“トラブル原因論”が崩壊するから。
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📝 最後に
何かの不調を外的要因にするのは、全然構わない。
しかし、"あたかも惑星のせいで問題が起きた"とするのは、
短絡的すぎではないだろうか?
むしろ、これまで提案したような統計を取った上で、
"不調は惑星の運行によるものでした!"と言えるならば、
その占星術師のことは信用できるのではないだろうか?
仮に、統計を取って"因果関係がある"と結果が出たとしても、
"物理的科学的に惑星の運行が機械にどのような影響を及ぼすのか?"
これを証明しないといけないわけだけど…
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著者プロフィール:
AI時代の“AIへの問い方”を研究し、思考の整理や感情の言語化を支援しています。
また、自作の「天文・占星術統合OS Stella.me」を通じ、占星術に科学的な構造を取り入れる試みを進めています。
© 2025 Takashi Shiga
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