はじめに
「耳コピをしてみたいけど、何から始めたらいいのか分からない」
「絶対音感がないから無理だよね」
そんな風に感じていませんか?
実は、耳コピは特別な才能がなくても身に付けることができます。
この記事では、楽譜がある曲しか弾けなかった状態から、
現在は楽譜作成を仕事にしている筆者が、
耳コピができない原因と、初心者でもできる具体的なやり方を分かりやすく解説します。
耳コピ全体の流れや、おすすめアプリ・ソフトのご紹介を知りたい方は、こちらの記事も合わせてご覧ください。
なぜ耳コピができないのか?
まずは「できない理由」を知ることが大切です。
■どこから聞けばいいか分かっていない
「メロディ」「ハーモニー」「ベース」など、曲はたくさんの要素が重なってできています。そのため、最初から全てを聴き取ろうとすると、どうしても混乱してしまいます。
耳コピには順番がとても大切です。
どこから聞くかを決めるだけで、一気に音楽の成り立ちが整理され、聴きやすくなります。
■音感が十分でない
「絶対音感がないから無理かも…」と感じていませんか?
確かに、幼少期から音楽の学習を十分に積み重ねてきた人は、いわゆる「絶対音感」がつき、それは耳コピにおいても大きな武器となります。
しかし、絶対音感がなくても耳コピの力は身に付けていくことが可能です。
「相対音感」や「理論」を理解することで、耳コピの力は後からでも身に付けることができます。
初心者でもできる!耳コピのやり方
ここからは具体的な手順を紹介します。
■STEP① メロディを探す
まずは右手で主旋律を拾います。
「今の音違ったな」と気づいた際は、慌てず一音ずつゆっくり
「もう少し上かな?下かな?」と探し導き出していきます。
■STEP② ベース音を見つける
次に左手の、一番低い音を探します。
実はベースラインは、王道パターンがいくつか存在します。
曲数をこなしているうちに、「このベースライン前にも弾いたことがあるな」と気づき、作業スピードがアップしていきます。
メロディとベースが合わさるだけで、一気に曲っぽくなります。
超初心者向けアレンジでしたら、メロディとベースだけでもOK!
■STEP③ コードを考える
メロディとベースから、そこに合う和音を推測します。
コードも王道パターンがあるため、たくさんの曲を弾き「あの曲のあの部分に似ている」と気づくことも大切です。
最初からピアノ譜に落とし込まず、
まずは「メロディ・ハーモニー・ベース」の3段譜を作成。
→各パートに間違いがないことを確認してから、STEP④に進むと分かりやすいです。
※コードの推測は、ある程度理論の勉強をしなければ難しい場合があります。
コードだけをプロに依頼する、または添削してもらうことも手です。
■STEP④ メロディ・ハーモニー・ベースを両手奏で弾ける形にする
ほとんどの曲はメロディが右手、ベースが左手で弾きます。
そこに、ハーモニーはどちらの手が担当すると演奏しやすいかを鍵盤に触りながら考えていきます。
基本的に以下の2パターンで演奏することができます。
1.右手がメロディ、左手でコード(ベース音が一番下に来ているかを確認)
2.右手でメロディーとコード(重音で弾く)、左手でベース
更に装飾音や合いの手など、その曲の魅力と感じる音も入れていけると
更に再現度の高いアレンジを目指せます。
ご自身が無理なく演奏できる範囲で、「この音好きだな」と思う部分は取り入れていきましょう。
上達するためのコツ
①再生速度を落とし、短く区切って、繰り返し聴く
→耳コピ支援アプリがおススメ
②理論まで勉強をしてきたプロの楽譜と見比べる
→勉強と同じで、「答え合わせ」をすることも大切です。
楽譜作成のご相談も可能です
「自分の作った楽譜は合っているのか?」
そんな不安を抱いている方は、是非ご相談ください。
当サービスでは、ご要望に合わせた楽譜作成だけでなく、
既存楽譜の添削にも対応しております。
是非耳コピの確認やステップアップにもご活用ください!