🌛 占いを、信じる? 信じない?
問いが、違うんです。
占いを、信じていないあなたへ。
……大丈夫です。
あたしも、「信じてください」とは、言いません。
占い師が、それを言うの、相当ヘンですよね。
分かってます。
占い師が「信じなくていいですよ」なんて言い出したら、商売する気あるのか、心配になりますよね。
……あります。
むしろ、ここからが、商売です。
あらためまして。
「瞳のタロット占い」。主人公の瞳(ひとみ)です。
まだ高校生の、タロット占い師。
今日は、いつもの占いの話じゃありません。
占いなんてうさんくさい、と思っている人に、いちばん聞いてほしい話です。
少しだけ、内緒話に、おつき合いください。
① 「信じる/信じない」は、たぶん、問いが違うんです
まず、ひとつ。
あなたが「占いなんて信じない」と思うとき、その「信じる」って、何を指していますか?
たぶん、「カードが、未来を本当に当てるかどうか」。
うん。
その意味でなら、あたしも、信じてません。
鏡を、信じますか?
ノートを、信じますか?
じゃあ、地図は?
……訊かないですよね。
だって、鏡もノートも地図も、「信じる」ものじゃない。
「使う」ものだから。
タロットも、それと同じ棚の、道具です。
だから、向けるべき問いも、本当は違うんです。
「当たるの?」じゃなくて、「使えるの?」。
この一語を入れ替えるだけで、占いは、急に手触りが変わります。
「信じる」かどうかは、いったん、脇に置いていい。
それだけで、ずっと気楽に、向き合えるようになります。
② じゃあ、あたしは何をしているのか
正直に、種明かしします。
カードは、未来を知りません。
78枚の絵が、あなたに問いを投げてくる。
ただ、それだけ。
その絵を見て、「あ、これは今のあたしだ」とか、「これは、違う」とか。
自分の言葉で答えていくのは、あなた自身です。
たとえば、何かの終わりを思わせる一枚が、出たとします。
あたしは、「終わりますよ」とは、言いません。
ただ、こう訊くだけ。
「あなたは今、何を、終わらせたがっているんですか?」
その問いに、胸がちくっとするのは、カードでも、あたしでもなく。
引いた(依頼した)、あなた自身です。
つまり。
当てているのは、カードじゃない。
あなたが、あなたを、言い当てている。
あたしは、その隣で、絵を差し出しているだけ。
占いって、結局のところ、
あなたが、自分にこっそり白状するための、口実なんです。
ずっと薄々わかっていたこと。
でも、自分からは、言えなかったこと。
それを、「カードが、そう言うので」という体で、口に出せる。
口実だから、隠す不思議なんて、ひとつもありません。
だから、あたしは、根拠を全部、見せられる。
なぜ、この絵が、そう読めるのか、その種明かしまで、ぜんぶ。
からくりを開いても、こわくない占い。
疑り深いあなたが、いちばん知りたかったのは、そこじゃないですか。
③ むしろ、疑り深いあなたが、向いています
ここからが、本題です。
信じやすい人は、ときどき、カードに寄りかかってしまう。
「そう出たから」で、考えるのを、やめてしまう。
でも、あなたは、違う。
「本当にそう?」と、いちいち疑う。
「それ、ただの思い込みじゃない?」と、問い返す。
それ、欠点だと思っていましたか?
逆です。
それこそが、この占いの、いちばん正しい使い方なんです。
カードが投げた問いに、「本当に?」と返す。
そうやって、自分の答えを、自分で削り出していく。
疑うあなたは、占いに「向いていない客」じゃありません。
いちばん深く使える、最良の読み手です。
あなたが今まで、どれだけの「うますぎる話」を、その目で見抜いてきたか。
その目は、ここでこそ、活きます。
信じない、をずっと武器にしてきた、あなたへ。
その武器、ここでは、しまわなくて、いいんですよ。
……というわけで、種明かしでした
最後に、ひとつだけ。
信じてくれなくて、いいんです。
使ってくれたら、それで。
いつでも、開いています。
4ヶ月程、電話待機を休んでいました。また始める予定です。