🌛 セーラー服の占い師「瞳」のサイドストーリー

記事
学び

タロット初心者が

最初に覚えるべき5枚のカード

― 78枚なんて、いきなり覚えなくていい ―


🌛★ セーラー服の占い師「瞳」のサイドストーリー



瞳「お兄ちゃん、ちょっと聞いていい?」

兄「なんだ」

瞳「タロットって、カード78枚あるでしょ?」

兄「そうらしいな」

瞳「もしお兄ちゃんが今からタロット始めるとしたら、78枚全部いっぺんに覚えようとする?」

兄「いや、さすがに無理だろ」

瞳「でしょ? あたし、最初そう思っちゃって、心が折れかけたの」

兄「……やりかけたのか」

瞳「うん。でも本を読んでるうちに、気づいたの。タロットって『人生の節目になる5枚』から覚えればいいんだって」



こんにちは。高校2年生、タロット歴まだ二週間の瞳です。

この記事を読んでくれているあなたは、きっとタロットに興味があって、でも「78枚って多すぎ」って思ってる人じゃないかな。

大丈夫。あたしも最初、同じだったから。

今日はお兄ちゃんに手伝ってもらって、「タロット初心者が最初に覚えるべき5枚のカード」について話してみる。この5枚は、タロット大アルカナ22枚の中でも、人生の節目になる瞬間を表すカードたち。始まり・始動・内省・選択・完成の5つの局面。

この5枚が頭に入ると、タロット78枚を学ぶときの「骨格」ができるの。あとから他のカードを覚えるのがぐっと楽になる。あたし自身がそうだった。



最初の1枚は、やっぱりこれ ―― 0番「愚者」

瞳「まず1枚目、これは絶対に外せないカード。0番の『愚者』」

兄「絵柄は?」

瞳「崖の上にいる若い旅人。荷物を肩に背負って、犬を連れて、空を見上げながら、一歩を踏み出そうとしてるの」

兄「なんか、危なくないか? 崖だろ?」

瞳「そう、危ないの。でも、このカードが言ってるのは『それでも踏み出せ』ってこと。結果なんて誰にもわからない。でも、踏み出さなかったら何も始まらないでしょ?」

兄「確かにな」

瞳「愚者は、タロット78枚全部の『始まり』を象徴するカードなの。だから番号が『0』。無限の可能性って意味でもあるんだって、本に書いてあった」



愚者のカードは、タロットを学ぶときの最初の入口です。

意味は、新しい始まり、冒険、無垢、自由、そして「一歩を踏み出す勇気」。

何かを始めたいとき、迷っているとき、このカードが背中を押してくれる。逆位置なら、無謀や衝動、準備不足への警告にもなる。

タロットの大アルカナには「愚者の旅」って呼ばれる物語構造があって、愚者から始まって、いろんなカードを通って、最後の「世界」のカードにたどり着く。つまり、愚者は「旅の主人公」。

兄「なるほど、だから最初に覚えるのか」

瞳「そういうこと。愚者がわかれば、タロットの世界の入口に立てる」


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2枚目 ―― 魔術師(Ⅰ番)、「始動」のカード

瞳「2枚目は魔術師。Ⅰ番だよ」

兄「Ⅰ番ってことは、愚者の旅の第一歩だな」

瞳「その通り。愚者が旅に出て、最初に出会うのが魔術師なの」

兄「どんな絵柄なんだ?」

瞳「右手に白い杖を持って、天を指してるの。左手は地面を指してる。そしてテーブルの上に、4つの道具が並んでる。ワンド、カップ、ソード、ペンタクル」

兄「杖と、テーブルの上の4つか」

瞳「そう。この4つは、タロット小アルカナの4つのスートなの。つまり魔術師は、『自分の持ってる道具を全部使って、何かを始める人』のカード」

兄「天と地を指してるのは、どういう意味なんだ?」

瞳「『上で思ったことを、下で形にする』ってことらしいよ。思いを、現実にする力のカード」

兄「なるほど」



魔術師の意味は、意志、創造、技術、具現化、そして「始める力」。

愚者が「踏み出す勇気」なら、魔術師は「踏み出した後に使う力」。アイデアを現実に変えるカードです。

逆位置なら、才能の空回り、口だけで行動しない、見せかけの能力、という意味になります。

兄「愚者で一歩踏み出して、魔術師で形にする。わかりやすいな」

瞳「愚者の旅って、こうやって物語になってるの」


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3枚目 ―― 女教皇(Ⅱ番)、「内省」のカード

瞳「3枚目は女教皇。Ⅱ番」

兄「魔術師と対になってる感じがするな」

瞳「鋭い。魔術師が『外に働きかける力』なら、女教皇は『内側で聴く力』。両方合わせて大事なの」

兄「聴く力?」

瞳「直感、沈黙、内なる声。言葉にならない知恵のカード。絵柄では、2本の柱の間に座ってて、膝の上には巻物を持ってる」

兄「巻物って、何が書いてあるんだ?」

瞳「……まだわかんない、そこまでは。でも本によると『表に出していない知識』の象徴なんだって。女教皇は『まだ語らない時期』を示すカードなの」

兄「語らない時期?」

瞳「うん。何かを決める前に、情報を蓄える、観察する、直感を育てる時期。すぐに行動しろって言う魔術師と、ちょっと待てって言う女教皇。どっちも大事なの」



女教皇の意味は、直感、沈黙、受容、内なる知恵、そして「聴く力」。

大きな決断の前、情報を集めたいとき、自分の心の声を確かめたいとき、このカードが出ます。

逆位置なら、直感の遮断、表面的な判断、情報不足による誤り、という意味に。

瞳「魔術師と女教皇、セットで覚えるのがコツ。行動と内省、外と内。両方あって初めて、バランスが取れるんだって」

兄「お前、二週間でここまで理解したのか」

瞳「全部わかってるわけじゃないよ。まだ絵柄の細かい意味とか、覚えきれてないし。でも、この2枚がペアだってことだけは、ずっと頭に残ったの」


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4枚目 ―― 恋人(Ⅵ番)、「選択」のカード

瞳「4枚目は恋人。Ⅵ番」

兄「急に飛んだな。Ⅲ番からⅤ番は?」

瞳「女帝(Ⅲ番)、皇帝(Ⅳ番)、教皇(Ⅴ番)ね。もちろん大事なカードだよ。でも、この5枚セットのコンセプトは『人生の節目になる瞬間』なの。だから、『選択』を象徴する恋人を選んだ」

兄「選択か」

瞳「そう。恋人のカードって、名前のせいで『恋愛のカード』って思われがちなんだけど、本当のテーマは『選ぶ』ことなの」

兄「へえ」

瞳「絵柄は、男性と女性と、その上に天使が描かれてる。二人の間で、何かが選ばれる瞬間。だから恋愛だけじゃなくて、人生のあらゆる『選択』のカードなんだよ」

兄「なるほど」

瞳「たとえば恋愛占いで出ると、『運命的な出会い』とか『プロポーズ』って読まれることが多い。でも仕事占いで出ると、『業務提携』とか『進路の選択』って読まれるの。カード一枚で、こんなに意味が広がる」



恋人の意味は、愛、選択、結合、調和、そして「選ぶ力」。

重要な決断の瞬間や、心が揺らいで選べない時期に出やすいカードです。

逆位置なら、関係の不調和、価値観のずれ、誘惑に流される選択、決断の回避、という意味に。

兄「タロットってさ、日常のあらゆる瞬間にカードを当てはめられるんだな」

瞳「そう。タロットは占いの道具じゃなくて、『人生を言葉にする道具』なんだと思う」


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5枚目 ―― 世界(ⅩⅪ番)、「完成」のカード

瞳「最後の5枚目は、世界。ⅩⅪ番。大アルカナの最後のカード」

兄「愚者から始まって、世界で終わる、か」

瞳「そう。愚者の旅の、到達点」

兄「絵柄は?」

瞳「月桂冠の輪の中で、踊ってる人がいるの。周りには四つの象徴的な生き物が描かれてて、それぞれが四大元素──火・水・風・土を表してるんだって」

兄「踊ってるってことは、喜びの絵柄か」

瞳「うん。完成、達成、統合、旅の終わり。ひとつの物語の完結。でもね、このカードがすごいのは、完結と同時に『次の始まり』も示してるってこと」

兄「どういうことだ?」

瞳「世界の次は、また愚者に戻るの。番号で言うと21の次は0。つまり、終わりは新しい始まり。円環になってるんだって」

兄「物語が終わると、また新しい物語が始まる、か。人生そのものだな」

瞳「そう、そこがすごいの。タロットの大アルカナって、人生そのものの地図みたいなんだ」



世界の意味は、完成、達成、統合、祝福、そして「次への予感」。

大きなプロジェクトの完結、長年の目標達成、人生の節目、卒業、といった場面で出るカードです。

逆位置なら、未完成、達成の直前での停滞、完結できない、区切りをつけられない、という意味に。


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5枚、覚えた?

瞳「0番 愚者、Ⅰ番 魔術師、Ⅱ番 女教皇、Ⅵ番 恋人、ⅩⅪ番 世界。この5枚」

兄「並べて言われると、確かに物語になってる気がする」

瞳「でしょ? 踏み出して(愚者)、始めて(魔術師)、内省して(女教皇)、選んで(恋人)、完成する(世界)。人生の5つの瞬間のカードなの」

兄「……お前、ほんとにまだ二週間なのか」

瞳「二週間だよ。だから、細かい象徴とか、まだわかんないことたくさんある。でも、この5枚の『骨格』だけなら、誰でも二週間で覚えられるはず。あたしがそうだったから」



タロットには78枚のカードがあります。全部を覚えようとすると、ほとんどの人が挫折する。

でも、最初の5枚だけなら、誰でも覚えられる。しかも、この5枚が頭に入っていれば、他のカードを覚えるときの「骨格」ができる。

始まり(愚者)、始動(魔術師)、内省(女教皇)、選択(恋人)、完成(世界)。

これは、タロットの大アルカナの物語であり、そしてきっと、あなたの人生にも繰り返し訪れる5つの瞬間です。

タロットは、知識の山じゃなくて、人生の地図。

いきなり頂上を目指さなくていい。最初の5枚から、ゆっくり登ればいいんです。

瞳「お兄ちゃん、この記事読んでくれた人たちに、何か言葉ある?」

兄「そうだな……78枚、一気に覚えようとするな。この5枚から始めて、少しずつ広げていけ。妹を見てて思った。タロットは急ぐものじゃない」

瞳「お兄ちゃん、いいこと言う」

兄「お前の受け売りだろ」

瞳「ふふ、バレた?」



次に覚えるなら、どのカード?

この5枚の次は、どのカードを覚えるといいか。

それは、ぜひあなた自身で決めてほしいな。好きな絵柄のカード、気になる名前のカード、直感で「このカード、話しかけてくる」って思ったカード。

タロットは、あなたの人生と出会うための道具だから。

もっと深くタロットを学びたくなったら、あたしの物語も読んでみてください。「瞳のタロット占い ―― セーラー服の占い師と学ぶ、78枚の物語」。第0話は無料で読めるから、まずはそこから。

あたしがタロットに出会った日のこと、お兄ちゃんを初めて占った夜のこと、「占い師、始めます」って宣言した日のこと。全部、書いてあります。




瞳のタロット占い ―― セーラー服の占い師と学ぶ、78枚の物語



全30話|第0話(無料)から始まる物語。 
ココナラコンテンツマーケットで順次公開予定。


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セーラー服の占い師「瞳」のサイドストーリー予定

• 「スプレッドの選び方 ―― 悩みの種類でカードの並べ方を変えよう」(瞳×結衣)

• 「愚者の旅 ―― タロット22枚が語る、あなたの人生の物語」(瞳×兄)

• 「"怖いカード"は本当に怖い? 死神・悪魔・塔の本当の意味」(瞳×結衣)



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