人間の心(魂)には、絶大なエネルギーがあります。
対面でのタロットの場合、相談者はカードをシャッフルしながら、自らの個人的エネルギーをカードに注入することになります。
そのエネルギーは無意識的で本能的な力(直感力)であり、それがカードを選び出し、自らの中に潜在する情報を意識的に活用できるようになります。
タロット占い者は、タロット・カードを実際に手に持つことで自分のエネルギーをカードに注入することになります。
タロット占い者は、自分のエネルギーをカードと一体化させ、それによって、デッキから占い者のために最善の解釈ができる最適なスプレッドを選び出すことが可能となります。
気の理論からは、人間の生命エネルギーすべてを、集合的無意識へと結びつけているのが「宇宙の気」です。
「個人の気」は人間の内部を流れる生命エネルギーであり、個人の無意識と関連しています。
占い者は、「宇宙の気」のエネルギーにより集合的無意識へと結びつき、相談者の意識下(無意識)からデータを引き出しながらカードとのつながりを構築します。
しかし、電話などの遠隔リーディングでは集合的無意識と接触することは容易ではありません。この場合は何らかの工夫的な考慮が為されているかと思います。
本来のタロット・リーディングは、占い者とタロット・デッキと相談者の三者が物理的に相互作用のできる、実際に対面で行うのがリーディング精度としてもっともベストです。
無意識は自分が作り出した原因によって引き起こされた結果をすべて知っていて、また集合的無意識は、今自分が経験していることがなぜ起こっているのか知っているはずです。
この意味において、タロット・カードはあくまでもそのためのツールです。
当然それ以外のツールであってもよいことになります。
瞑想、深い熟考、祈り、哲学的分析、独自の方法、タロット以外の様々な種類の占いツールは、いずれも心の深部からデータを抽出するツールとなりえます。
「宇宙の気」の存在と「集合的無意識」、「各個人の無意識」、「各個人の意識」、「各個人の気」これらの相互作用を活性化させる役割としてのツールとしてなにが最適かということです。
その中でも、タロット・カードは優れたツールかと捉えています。
最終的には自分に馴染んだ道具(ツール)が一番かと思います。
注意点として、ツールにコントロールされないことです。
主体はツールを使用する人であり、ツールではありません。
タロットの場合であれば、スプレッド、正逆位置、カードの解釈などにコントロールされないことです。本質は上述したように集合的無意識と接触することになります。接触できれば自ずとインスピレーションを得られるはずです。
この意味において、
私自身は、最終的には自分のオリジナルでのスプレッドとカードの解釈がタロットにはベストだと考えてそう思います。
Before Spring Ends/WANG OK