その人、本当に「出版プロデューサー」ですか?/プロデューサーに質問すべき鉄板フレーズ紹介

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「本を出したいのに、なぜか不安が消えない」あなたへ

商業出版に興味を持ち、
出版プロデューサーと名乗る人と話したあと、
こんな感覚が残ったことはありませんか。
「話は立派だけど、どこかフワッとしている」
「実績はあると言うけれど、具体的な話が出てこない」
「この人に任せて、本当に大丈夫なんだろうか」
その違和感、かなり正確です。

副業で“商業出版プロデュース”をしている人と話してみた

先日、副業として
「商業出版のプロデュースをしている」という人と話をしました。
その人はこれまでに3冊、
自身の健康関連ノウハウをテーマに本を出した経験があるそうです。
名刺には「累計◯万部突破」という、よく見るキャッチコピー。
ただ、私は出版業界に30年以上います。
編集者としてPOSデータを調べることができます。
気になって、その3冊を調べてみました。
調べてみたら、言葉を失った
3冊のうち1冊は8年以上前の本で、
さすがにデータが追えませんでした。
残り2冊。
どちらも 返品率80%前後。
これはどういうことかというと、
書店に並んだ本のほとんどが売れず、
そのまま出版社に戻ってきた、という数字です。
はっきり言います。
実績としては壊滅的 です。
この数字を見て、
「それでも出版プロデューサーと名乗れるのか」と
正直、あきれてしまいました。

「著者として成功」と「プロデュース能力」は別物

よくある誤解があります。
それは、
ベストセラーを出した著者 = 出版プロデュースもできる
という思い込みです。
これは、ほぼ成り立ちません。
例外中の例外が、本田直之さんです。
私は同世代で、編集者として2冊ご一緒しました。
本田さんは
・自分が売れる
・他人の才能も見抜ける
・ジャンルを超えて企画を通せる
すべてを兼ね備えた、極めて稀な存在です。
だからこそ、
彼がプロデュースした著者たちは
次々と世に出ていきました。
これは才能です。再現性はありません。

POSの数字は、すべてを知っている

出版業界には、
一般の人がまず触れられないデータがあります。
それが カンテラ(POS) です。
東販・日販という取次のうち、
日販が提供する毎日の販売データで、
・何冊納入されたか
・何冊売れたか
・何冊返品されたか
・何冊が店頭に滞留しているか
すべてが見えてしまいます。
業界にいれば、
どんなに立派な肩書きでも
数字は嘘をつきません。

商業出版を目指すなら、必ずこの質問をしてください

もしあなたが
「紙の商業出版」を本気で目指すなら、
出版プロデューサーに この一言 を投げてください。
「類書のカンテラの数字、どんな感じですか?」
これだけです。
・即答できるか
・具体的な傾向を語れるか
・そもそも“カンテラ”を理解しているか
この一問で、
その人が 本物か、素人か は一発で分かります。

私が電子書籍プロデュースに力を入れている理由

今、紙の商業出版は
以前とは比べものにならないほど狭き門です。
だから私は、
商業出版レベルの電子書籍 をプロデュースすることで
出版デビューの土台を作る仕事をしています。
一方で、
「それでも紙で出したい」という人がいるのも事実。
だからこそ、
実力のない“プロデューサー気取り”に騙されてほしくない
その一心で、こうして書いています。

最後に、あなたに問いかけます

あなたが今、相談しようとしているその人は、
数字を語れますか?
それとも、肩書きと経験談だけを語りますか?
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