ゆるいつながりの中で信頼が生まれる──LinkedInを始めて気づいたこと

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ビジネス・マーケティング
ゆるいつながりを求めて、LinkedInをはじめた
先週、知人に勧められてLinkedInのアカウントを作りました。
「LinkedInって、ビジネスSNSって言うけど、意外と“ゆるいつながり”を求めてる人が多いんですよ」
そう聞いて、少し肩の力を抜いてスタートしてみました。
最初の投稿は、近所の隅田川を往来する水上バスの動画。
続いて、相手との信頼関係に助けられたエピソードや、
「生成AIがどんどん進化しても、人と人との絆がますます大事になるだろうなあ」
というような、日常の中で感じた小さな気づきを投稿していました。
まじめなビジネス情報ではなく、
「等身大の自分を少しずつ見せていく」ような発信です。

コメントのやり取りから見えた「人との温度」

ある日、私が書籍編集を学ばせていただいた中谷彰宏さんのことを書いた投稿をしました。
すると、知らない方から「学生時代に中谷さんの本を読み漁りました。懐かしい思い出です」とコメントをいただきました。
私は思わず、「中谷さんご本人に伝えておきますね」と返したんです。
するとその方はとても喜んでくれて、コメント欄で温かいやりとりが続きました。
このとき感じたのは、SNSでもやはり「人のぬくもり」や「言葉の温度」は伝わるということ。
LinkedInというとビジネス寄りで少し堅い印象を持っていたのですが、
実際には、ゆるく自分の日常を発信しながら、信頼を育てている人がとても多いのです。

そんな中、届いた「ゴリゴリ営業DM」

LinkedInを始めて1週間ほど経ったころ、
ある方からいきなりDM(ダイレクトメッセージ)が届きました。
開いてみると、そこにはびっしりと自社サービスのPRが。
「この商品がいかに優れているか」「あなたのビジネスにも役立ちます」といった熱量高めの文章でした。
もちろん、営業DMを送ること自体が悪いわけではありません。
むしろ、ビジネスの一手段として積極的に動く姿勢は大切だと思います。
ただ、まだお互いに何も知らない段階で、
“いきなり営業モード全開”のメッセージをもらうと、
正直なところ、読む気持ちが少し引いてしまう自分がいました。
きっと相手も時間をかけて書いてくれたのでしょう。
でもその時間を、もし“自分という人間がどんな人なのか”を伝える発信に使っていたら、
もっと自然に興味を持てたかもしれません。

「信用してもらう努力」は営業よりも先にある

私は電子書籍のプロデュースという仕事をしています。
出版を通じて、ひとり事業者の方が自分の専門性や存在を世に伝えるお手伝いをしています。
この仕事も、突き詰めれば「信頼関係」がすべてです。
どれだけノウハウを持っていても、まず「この人なら安心して任せられそう」と思ってもらえなければ、次のステップには進めません。
だから私は、SNSでも営業トークより前に、
「この人はちゃんとした人だな」「話してみたいな」と感じてもらえるような発信を心がけています。
具体的には、
・自分の仕事観や価値観を少しずつ言葉にしていく
・他の人の投稿に丁寧にコメントを返す
・相手の話を聞いてから、自分の意見を出す
そういった“ゆるいつながりの積み重ね”の中で、
やがて「信頼」が生まれていくように感じています。

信頼は「日常の中の積み重ね」から

SNS上であっても、リアルな人間関係と同じです。
最初から強く売り込まれるよりも、
何気ない日常や考え方を通じて「この人、いいな」と思ってもらうことの方が、
結果的にビジネスにもつながっていく。
LinkedInを始めてまだ1週間ほどですが、
そうした“ゆるいつながり”の中に、
これからの時代にいちばん大事な「信頼の土台」があるように思います。
そしてこれは、LinkedInだけの話ではなく、
私たちがどんなSNSを使うときにも共通することかもしれません。
私も、電子書籍のプロデュースを通じて、
著者と読者、そして社会との“信頼のつながり”を形にしていきたいと思っています。
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