海外旅行・生活・移住で迷わない。私が国を選ぶときに最初に決めている5つの条件

海外旅行・生活・移住で迷わない。私が国を選ぶときに最初に決めている5つの条件

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はじめに

「海外に行ってみたい」
「できれば少し長めに滞在したい」
「生活や仕事も視野に入れて、どこか自分に合う国を探したい」

でも、いざ考え始めると、候補が多すぎて止まる。
これはかなりよくあることです。

実際、外務省の2025年版 海外在留邦人数調査統計では、海外に在留する邦人総数は129万8,170人でした。海外で暮らす・働く・行き来するという選択肢は、かなり特別なものではなくなっています。だからこそ、「なんとなく良さそう」で国を選ぶと、その後の生活や仕事のしやすさにズレが出やすくなります。

私自身、海外旅行、海外生活、移住、仕事のしやすさを考えるときは、最初から「人気の国」では選びません。
先に自分の条件を決めて、その条件に合う国や都市だけを残すようにしています。

このやり方にしてから、国選びはかなりラクになりました。
しかも、候補が絞れると、その後の準備もかなり進めやすくなります。

この記事では、私が実際に国を選ぶときに最初に見ている5つの条件をまとめます。
海外旅行・生活・移住を考えている方はもちろん、海外関連の仕事や発信を考えている方にも、土台として使いやすい内容にしています。

なぜ今、「国の選び方」を先に作ることが大事なのか

要点から言うと、国選びは旅先選びではなく、生活設計の入口だからです。

昔よりも、短期旅行だけでなく、数週間の滞在、数か月の生活、リモートワーク、越境での仕事づくりなど、動き方が細かく分かれてきました。だからこそ、「景色が好き」「有名だから」という理由だけで決めると、あとから時差、家賃、気候、仕事の進めやすさでズレが出やすくなります。

特に日本とつながりながら動く人にとっては、
時差
気候
生活コスト
人の多さ・少なさ
このあたりが地味に、でもかなり効きます。

海外在住だからこそ感じるのは、グローバル化は単に「海外の情報を知ること」ではないということです。
自分の生活・仕事・体調に合う場所を選ぶ力まで含めて、初めて実務になる。
ここが曖昧だと、どれだけ情報を集めても、動きにくいままです。

まず結論。私が最初に決めている5つの条件
この5つです。

1. 一年を通して比較的暖かい気候
寒いのが苦手なので、これはかなり大きい条件です。
気候は、単なる好みではなく、体調・気分・行動量・集中力に直結します。

たとえば、ベトナム観光局の公式情報では、ニャチャンは年間300日超の日照があり、ベトナムの中でも雨季が比較的短い沿岸都市として紹介されています。サバ州観光局も、サバは赤道・熱帯性気候で、年間を通して暑く晴れやすいと案内しています。こうした情報を見ると、「暖かい場所が合う人」にとって、候補の方向性がかなり見えやすくなります。

2. 日本との時差が「+2時間〜-5時間」
これは生活だけでなく、仕事のしやすさに直結します。

2026年3月7日時点の時刻で見ると、日本はUTC+9、ジョージアはUTC+4、ベトナムはUTC+7、マレーシア・サバ州はUTC+8です。つまり、日本から見てジョージアは**-5時間**、ベトナムは**-2時間**、マレーシアは**-1時間**。私の基準にかなり合いやすいゾーンです。日本と完全に真逆の時間帯に行かないだけで、打ち合わせ、返信、発信、生活リズムがかなり安定します。

3. 日本と比較して、物価・家賃を抑えやすい
ここは「安いかどうか」を感覚で決めないのが大事です。

世界銀行のInternational Comparison Program(ICP)は、各国の購買力平価(PPP)や価格水準指数(PLI)を示していて、国単位で価格水準を比較する土台として使えます。もちろん、都市別の家賃は別途確認が必要ですが、まずは「その国の価格水準を大きく見てどうか」を把握して、次に現地賃貸サイトや現地発信を確認する。この二段階で見ると、思い込みがかなり減ります。

4. 海沿いの国・都市
私は海沿いの空気感や開放感が好きなので、これも重要です。
しかも海沿いは、単なる景観だけでなく、生活満足度にかなり影響します。

ジョージア政府観光局の公式情報では、バトゥミは黒海沿岸の大きな国際港湾都市とされています。ベトナム観光局も、ベトナムは3,260kmの海岸線を持ち、ダナンやニャチャンは海を楽しめる主要都市として案内しています。サバ州観光局では、コタキナバルはサバ州西海岸の都市とされています。つまり、「海沿い」は感覚ではなく、かなり明確に条件化できます。

5. 日本人が比較的少ない
これは人によって好みが分かれる条件ですが、私にとっては重要です。

外務省の海外在留邦人数統計は、在留届を基礎資料として作られているため、厳密な実人数そのものではありません。ただ、「日本人がかなり多い国か、比較的少ない国か」という傾向をつかむには有効です。たとえば外務省の公表情報では、ジョージアの在留邦人数は200人、ベトナムは18,949人、マレーシアは20,657人、フィリピンは12,648人、タイは70,421人です。公表年は国によって少しずれますが、候補を絞る一次判断としてはかなり使えます。

私が実際にやっている、国選びの流れ

ここからは、私が実際にどう絞るかを、再現しやすいように整理します。

ステップ1:先に条件を固定する
まずは「行ってみたい国」を探しません。
先に、自分の条件を書き出します。

私ならこんな感じです。

暖かい

日本との時差が+2〜-5時間

生活コストが比較的抑えやすい

海沿い

日本人が比較的少ない

ここで大事なのは、全部を同じ重さにしないことです。
私は次の3つに分けて考えます。

体調に直結する条件

仕事に直結する条件

日々の満足度に直結する条件

この3つに分けるだけで、かなり整理しやすくなります。

ステップ2:条件に合いそうな候補を3〜5つ出す
この段階では、正解を当てにいかなくて大丈夫です。
目的は、「ゼロから探す状態」を終わらせることです。

私の条件で考えると、たとえば候補に残りやすいのは以下です。

ジョージア・バトゥミ

バトゥミは黒海沿岸の港湾都市です。日本との時差も-5時間で、私の基準にぴったり合います。さらに、外務省の公表ベースではジョージアの在留邦人数は200人で、日本人の少なさを重視する人にはかなり相性がいい候補です。ジョージア安全対策基礎データでは、日本人は1年以内の滞在であれば査証免除とされています。

ベトナム・ダナン / ニャチャン

ベトナムは日本との時差が-2時間で、かなり動きやすい国です。ベトナム観光局の公式情報では、ダナンは海沿いの主要都市、ニャチャンは年間300日超の日照と短めの雨季が特徴の沿岸都市として紹介されています。暖かさと海の両方を取りにいきたい人にとっては、かなり強い候補です。さらに、ベトナムの新しい査証政策では、日本を含む対象国は45日間の査証免除、e-visaは最長90日・複数回入国可と案内されています。

マレーシア・コタキナバル

コタキナバルはサバ州西海岸の都市で、サバ州観光局では西海岸の拠点都市として案内されています。気候も年間を通して暑く晴れやすい熱帯性で、海との距離感もかなり良いです。日本との時差も-1時間なので、日本の仕事との相性も高いです。一方で、外務省ベースではマレーシアの在留邦人数は20,657人なので、「日本人の少なさ」を最優先にする場合は、ジョージアよりは一段比較が必要です。なお、マレーシア入国ではMDAC(Malaysia Digital Arrival Card)の事前登録が案内されています。

ステップ3:公式情報で削る
ここで初めて、候補を削ります。
私が必ず見るのは、主にこの4つです。

1. 入国・滞在条件

ここは絶対に最後まで感覚でやらない方がいいです。

ジョージア:日本人は1年以内の滞在なら査証免除

ベトナム:日本人を含む対象国は45日査証免除、e-visaは最長90日

マレーシア:MDACの事前登録情報を確認する必要あり

旅行なら問題なくても、生活や中期滞在になると、ここで一気に話が変わります。

2. 時差

時差は地味ですが、毎日に効きます。
特に日本向けの仕事、オンライン面談、SNS運用、営業、発信を続けるなら、時差が小さいほど運用コストが下がります。ジョージア、ベトナム、マレーシアは、この点でかなり扱いやすいです。

3. 日本人の多さ

「日本人が少ない方が落ち着く」のか、
「ある程度コミュニティがあった方が安心」なのか。
この好みは、かなり重要です。

たとえばタイは暖かく、時差も小さいですが、外務省公表では在留邦人数が70,421人です。逆に、ジョージアは200人。この差はかなり大きいです。海外で何を求めるかによって、ここは判断が分かれます。

4. 気候の実感

「暖かい国」といっても、
常夏なのか、四季はあるけれど比較的穏やかなのか、
雨季が長いのか、海風で過ごしやすいのか、でかなり変わります。

ベトナム観光局の情報では、ニャチャンは日照が多く、ベトナムの中でも雨季が短めです。サバ州観光局でも、サバは年間を通して暑く晴れやすいとされています。つまり、「暖かい国」というラベルだけでなく、どう暖かいかまで見るのが大事です。

私なら、どう絞るか

この5条件で見ると、私はまず「人気の国」から入らず、条件に沿って残すようにします。

たとえば、

日本人の少なさをかなり重視する
→ ジョージア・バトゥミが強く残りやすい

暖かさ・海・時差のバランスを重視する
→ ベトナム中南部(ダナン、ニャチャン)がかなり強い

暖かさ・海・日本との近さ・仕事のしやすさを重視する
→ マレーシア・コタキナバルも候補に残りやすい

逆に、タイのように暖かくて便利でも、日本人がかなり多い環境を避けたいなら、私の優先順位では外れやすくなります。

ここで大事なのは、
「どの国が一番いいか」ではなく、「自分の条件だとどこが残るか」
で考えることです。

これをやるだけで、国選びの迷いはかなり減ります。

国が決まると、何がラクになるのか

ここが意外と大事です。

国が決まると、次にやることが一気に見えます。
たとえば私は、候補国を2〜3つまで絞ったら、次のチェックに入ります。

すぐに作れる準備リスト
入国条件

滞在可能日数

保険

eSIM / 通信環境

滞在候補エリア

1か月の仮予算

カフェ・コワーキング

日本時間での稼働可能時間

現地でやること3つ

帰国後・次の国への動き方

つまり、国選びが終わると、
「行きたい」で止まっていた状態が、
「この条件なら動ける」に変わります。

よくある質問

Q1. まずは人気の国から見てもいいですか?
もちろん見ても大丈夫です。
ただ、最初に人気国から入ると、自分の条件より「雰囲気」に引っ張られやすくなります。
先に条件を決めてから見る方が、後でブレにくいです。

Q2. 日本人が少ない国の方が本当にいいですか?
これは完全に人によります。
落ち着いて過ごしたい、自分のペースで環境を変えたい人には合いやすいです。
一方で、海外初心者や安心感を重視する人は、日本人コミュニティがある方が合う場合もあります。

Q3. 物価はどう調べればいいですか?
私は二段階で見ます。
まずは世界銀行のICPなどで国単位の価格水準の方向感を見る。
そのうえで、家賃や日常生活費は現地賃貸サイトや現地発信で確認する。
この順番が、いちばん現実的です。

Q4. 自分でどこまでできますか?
候補国の絞り込みまでは、多くの人が自分でできます。
ただ、移住や事業、継続的な発信、海外との仕事まで視野に入ると、情報が一気に散らばります。
その段階では、伴走者がいた方が早いケースがかなり多いです。

まとめ

海外旅行・生活・移住で迷いやすいのは、情報が足りないからではありません。
判断基準が先に決まっていないからです。

私が最初に決めているのは、次の5つです。

一年を通して比較的暖かいか

日本との時差が+2〜-5時間に収まるか

物価・家賃を比較的抑えやすいか

海沿いの国・都市か

日本人が比較的少ないか

この5つを先に置くだけで、候補国はかなり絞りやすくなります。
そして候補が絞れれば、準備も、生活設計も、仕事設計も、かなり進めやすくなります。

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