お金も、恋愛も、遠回りばかりだった話 ~「にこ 心が軽くなる相談室」ができるまで(第2回)

お金も、恋愛も、遠回りばかりだった話 ~「にこ 心が軽くなる相談室」ができるまで(第2回)

記事
コラム
前回は、「愛されている実感」を探し続けながら生きてきた子ども時代から、シングルマザーになるまでをお話ししました。

今回は、その後の話です。

お金のこと、恋愛のこと、そして心のことを学び始めた本当の理由。
どれも、きれいな話ではありません。
でも、そのどれもが、今の私をつくってくれた経験だと思っています。

5章 シングルマザーになってからの、お金の不足感


離婚後、私はシングルマザーになりました。
そこから、慢性的な「お金の不足感」に縛られるようになりました。

「このままでは足りない」「もっと増やさなくては」「何とかしなくては」。そんな感覚が、ずっと心の中にありました。
離婚後も、私は何度もネットワークビジネスのお誘いを受けました。
そのたびに「今度こそ変われるかもしれない」と思ってしまいました。
でも結局、同じことを繰り返していました。
商品を買い、セミナーに行き、期待し、またうまくいかず、さらに焦る。
その繰り返しが、私の経済状況をさらに苦しくしていきました。
そして、それが自己破産につながりました。

今になって強く思うのは、幸せに生きていくためには、お金の「量」だけではなく「使い方」がとても大切だということです。
焦りから人生を変えようとすると、本当に必要なものが見えなくなる。
そのことを、私は遠回りしながら学んできました。

6章 人生でいちばん愛した人


今だから、正直に書きます。
私には、人生でいちばん愛した人がいました。
ただ、その関係は簡単なものではありませんでした。
彼には家庭がありました。それでも私は、彼を深く愛していました。
出会いから、約20年。長い時間をかけて、
愛して、悩んで、執着して、
離れて、また戻って。
嬉しさ。幸せ。
苦しさ。孤独。
執着。手放せなさ。
その関係の中で、私はたくさんの感情を味わいました。
借金を肩代わりしたこともあります。

そして、死にたくなるほど苦しい別れを経験したこともあります。
その頃の私は、「死にたい、死にたい」と口にしていたと思います。
そんな私の話を、とことん聞いてくれた友人がいました。
否定せず、責めず、ただ聞いてくれた。
その存在が、まず私をひとりにしないでいてくれました。
そしてあるとき、その友人に言われました。

「にこちゃんは、死んじゃえば後のことはわからないからいいかもしれない。でも、遺された娘はどう思うの?」
その言葉で、私は初めて、
娘の立場に自分を置き換えて考えることができました。
もし自分が娘だったら。
もし自分の親が、自ら命を絶ってしまったら。

「なんで話してくれなかったの?
バカでも、貧乏でも、何でもいい。
生きていてくれさえすればよかったのに」

そう思ったとき、私はここで終わってはいけないと思いました。

私が生きる方へ戻れたのは、話を聞き続けてくれた友人がいたから。
そして、娘という存在を通して、
遺される側の気持ちを想像できたからだと思います。

7章 心のことを学び始めた、本当の理由

私はこれまで、
心理療法、レイキ、タロット、マインドブロックバスター®など、
心や潜在意識に関わることを学んできました。
でも、最初から立派な目的があったわけではありません。

「彼の気持ちを知りたい」「彼の心をこちらに戻したい」

正直に言えば、最初のきっかけはそんな気持ちからでした。
どうしたら愛されるのか。どうしたら離れていかないのか。
その答えが欲しくて、
心理や潜在意識、見えない世界のことに興味を持った
のだと思います。

心のことを学び始めた理由は、決してきれいなものではありませんでした。
でも、その始まりがあったからこそ、
私は自分の心の奥にある寂しさや、
愛されたい気持ち、執着、そして手放すことの
難しさを知ることになりました。

自分を変えたいと思った理由も、きれいなものばかりではありませんでした。とにかく収入を上げたかった。
お金の不安から抜け出したかった。
でも、その遠回りがあったからこそ、
私は自分の中にあった寂しさや、
愛されたい気持ち、お金への不安、人生への焦りに気づくことができました。
その気づきが、私をここへ連れてきてくれたのだと思います。

第3回へ続きます。


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