父親を表す太陽が意味すること

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人生は日々の無数の選択によってできています。その一つ一つの行動を選択をする時、最も左右されるものが感情面ではないでしょうか。そういった点から、ホロスコープを読む時に月や4ハウスを重視して読んでいるのですが、月も4ハウスも、内面や家庭環境を表すと同時に母親のことを表しています。これについては月蠍座/月×冥王星に関する「ハデスムーン」の記事でも書きましたが、子供の情緒面は生育過程で母親の影響を強く受けていることを示しています。

月は内面から無意識に湧き出てくるものを表しています。対して、意識的に表現しているものが太陽です。自分を意識的に表現できるようになるまでの幼少期の間は月ばかりが目立っていますが、小学校高学年〜中学に入るあたりから、もっと自分を上手に人に見せるにはこうしたらいいんじゃないかと意識し始め、外に着ていく服を自分で選び始める頃から、だんだんと太陽が表に出てきます。好きでそれをしているのが太陽です。

そのため、太陽のことは肯定しやすく、月にはコンプレックスを持ちやすいのです。月は感情という傷つきやすい部分を扱っているため、内面的に傷ついたトラウマ、ストラグルした経験を誰もが持っているからです。 

自分を輝かせるために意識的に自己表現している太陽ですが、太陽は父親のことも同時に表します。感情面である月が母親(または母親的役割の人)の影響を受けているのに対して、この「自分を表現する」という自己表現、自分の意見や意志という部分は父親(または父親的役割の人)の影響を強く受けていることになります。

自分のホロスコープには自分のことだけが表されていると考えがちです。でも実際は、大部分にその人を取り巻く人や環境が如実に表されています。このことは、自分自身や自分の人生というものは生育過程で周りの人や環境の影響を受けて「できあがっていく」ものであることを意味しています。私たちは自分というものを確固たるものとして捉えていて、周囲から受ける影響の大きさを忘れてしまいがちですが、同じ自分として生まれてきても、育った環境や周りの人が違えば全く違った人生になっていたのではないか、これは容易に想像できるのではないでしょうか。


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太陽は自分で輝いている唯一の天体です。すなわち、「自分で自分を輝かすこと」を意味しています。それが父親との関係や父親からの影響を受けているというのはどういうことでしょうか。

自分を世の中に見せていく、表現していくために、子供時代から好きなことややりたいこと、自分の意見を言うことを励まされるような環境で育ったならば、自然に自己表現、自己表明が身についていくでしょう。それを表明していくこと、自らをリードしていくことを励まし、そのお手本となる父親的存在がいれば、太陽のように自分を輝かせやすいということだと思います。自分というものを怖気づくことなく表現、表明していけるのです。

そのような環境で育っていない場合、父親が子供その子自身のことに興味を持たず、子供の好きなことややりたいこと、子供の意見を聞きもしなかった、子供である自分はそれらを表明することを励まされなかったり、良いお手本なしで育った場合、自己表現、自己表明が抑圧されているでしょう。そのため、自分自身でそこを学んでいく必要があります。

生育家庭での親からの影響というと、何かと母親のことばかり言われがちで、ともすると全部母親の責任のように言われることさえあります。でも、見えにくくても父親(または父親的存在)からの影響は思っている以上に大きいです。

占星術関係なく、良い見本としての父親的存在の不在や父親との関係性によって、自己の発達や自信、自尊心に影響が出てくるので、その部分が未熟なまま大人になると、女性の場合は対男性などで苦労があるかもしれませんし、男性の場合は女性や母親、または自分より立場の弱いものに偉ぶることなどで自尊心を満たそうとする人を見かけることがあります。

太陽は「自分で自分を輝かす」ものなので、どちらにしても自分で健全な自己、自我を成熟させて、自分で自分をリードしていくことは必要なのです。それがある程度自然に身についているか、抑圧されているか、それがしやすいか、しにくいかが、父親との関係性が影響している部分があるのでしょう。男性にとっては太陽は父親としての自分も表すため、実際に子供がいてもいなくても、子供にとって父親として見本になる自分かどうかで、自分の自我(エゴ)が健全であるかどうか判断できるのかもしれません。


サインで言うと、太陽は天秤座や水瓶座(太陽は獅子座のルーラーで、獅子座は太陽と同じ意味があり、水瓶座は獅子座の正反対のサイン)では「いかにも太陽らしい」威力は弱まるところがありますが、それは、これらのサインでは自分の意思が他者との関係性や何らかの客観性に左右されるからです。そのような父親からの影響でもあります。そのため、例えば自分のやりたいことがあったとしても、他者に頼るところがあり、自分のやりたいことを共にしたり協力してくれるようなパートナーやグループがなければ、なかなかそれをやらないかもしれません。太陽は他者によらず自分で輝くものなので、そういった点で太陽が意味するところの出しにくさがあるわけです。

太陽が出しやすい配置(サインだけでなく色々な要素含め)であっても、未熟なままだと自分本位、エゴイスト、自分のことばかりで他人に興味がないといったことにもなるので、出しやすい/出しにくい=良い/悪いというわけではないです。そして、もちろん、父親自身の特徴として太陽のプレイスメントの意味するところが現れます。

太陽のように自分を輝かすこと、健全な自我と自分の意見、意志を持って自分を表現、表明していくことは、自身にとって頼り甲斐のある自分になることであり、それが他者にとっても頼り甲斐のある存在になることに繋がっている気がします。
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