みなさんこんにちは、
英語メインの現役塾講師Ryoです!
ブログの更新は約1年ぶりです。
その間にサービスを出品していましたので、
ぜひ目を通していただければと思います。
さて、早速本題に入りますが、みなさんの
中で英文法というのは全部暗記だ!と考え
ていらっしゃる方がいると思います。
確かに、不規則動詞の変化や人称代名詞な
どのようにどうしても暗記しなければなら
ないものは少なくありません。
ですが、みなさんの中で暗記だと思ってい
たものが実はそうでもないという文法がい
くつかありますので、今回はそちらを紹介
していきます!
“状態動詞は進行形にしない”の謎
みなさんも勉強していて一度は目にしたこ
とがあると思います。
ただ暗記するだけならなんてことないよう
に見えますが、なぜ?という疑問が少しで
もよぎってしまうのではないでしょうか。
この謎を解明するヒントとなるものが、実
は動詞の現在形にあるんです。
結論から言うと、状態動詞では始まりと終
わりが意識されず、“途中”が存在しないから。
どういうことか詳しく見ていきます。
英語の動詞には“3つのアスペクト”というも
のがあり、例えば“eat”という動詞は、「食
べ始め」「食べている最中」「食べ終わった
後」という一連の流れを表しています。
しかし、状態動詞は違います。例えば、
I live in Saitama.と言うと、「(漠然と)今埼
玉に住んでいる」ということになります。
つまり、いつから住み始めていつ住み終わ
るのかなど話し手は意識していません。
はっきりとした動作の始まりと終わりがな
いので、当然その間である“途中”は存在しません。
ゆえに、状態動詞は進行形にしないのです。
(もちろん例外はありますが、今回は割愛します。)
“mustn't”と“don't have to〜”が違う謎
助動詞を勉強していると出てくる“must”と
“have to〜”ですが、肯定文では同じ意味を
表しているくせに、否定文にすると急に異
なる意味になりますよね。
これも暗記してしまえばなんてことないも
のではあるんですが、なんでそうなるか理
解していた方が面白いですよね。
結論から言うと、have to〜は厳密に言うと
「(状況的に)〜しなければならない」という
ニュアンスだからです。
例えば、「彼女は毎日薬を飲まなければなら
ない」という状況があるとしましょう。
これを否定すると、「彼女は毎日薬を飲ま
なければならないという状況にない」という
ことになります。
毎日薬を飲まなきゃいけない状況にないなら
別に飲む“必要ない”ですよね。
ここからdon't have to〜に「〜する必要は
ない」という意味が出てきます。
不定詞=未来志向/動名詞=過去志向の穴
want to〜で「〜したい」、enjoy+動名詞で
「〜するのを楽しむ」のように、丸暗記して
いませんか?
暗記しなきゃいけないものが多くて、不定詞
・動名詞につい苦手意識を持ってしまう方も
少なくないと思います。
そこでよくある覚え方としてあるのが、不定
詞は未来志向で動名詞は過去志向というもの。
これでも大きな支障はないのですが、特に動
名詞に関しては例外が多く、結局暗記しなき
ゃいけないのか...となってしまう可能性が高
いのがネックです。
ですが、不定詞は未来志向という覚え方でな
んとかなります。厳密に言うと「述語動詞す
るのは今、動詞の原形するのはこれから」と
いう感じです!
例えば、I want to buy a new car.と言うと
述語動詞であるwant「欲しい」と思っている
のは今ですが、動詞の原形のbuy「買う」の
はこれからのことですよね。
She decided to go on a diet.と言うと、述
語動詞であるdecided「決めた」のはその時
ですが、動詞の原形を含めた部分go on〜「
ダイエットをする」のはそれから先のことです。
言い方を変えれば“未実現”を表しているのが
不定詞ですので、これを機に理解しておくと
いいです!
さて、過去志向と覚えると例外が多くなって
しまう動名詞に関しては、実はほぼ例外なく
当てはまるコアイメージがあるんです。
それについては僕の「不定詞・動名詞」の授
業を受講してのお楽しみということにしてお
きますね(笑)
まとめ
いかがでしたでしょうか。
ごく一部しかご紹介していませんが、今まで
暗記するしかないと思っていたものに実は背
景が存在すると分かると、文法学習が楽しく
なります。
他にも、
・仮定法のshouldはなぜ「万が一」なのか
・時や条件を表す副詞節でifが使えない理由
・よく主語になるitの正体
・surpriseが驚くではなく「驚かせる」な理由
・各前置詞が持つコアイメージ
などなどを、オンライン授業で徹底解説して
いますので、興味がある方はぜひお気軽に見
積もり相談していただければと思います!