40代を過ぎたある日、「俺は会社を辞めたら何ができるんだろう?」と思った

40代を過ぎたある日、「俺は会社を辞めたら何ができるんだろう?」と思った

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こんにちは! 
キャリアコンサルタントのきむにぃ(木村尚文)です。

今回書くことは「自分のキャリア、このままでいいんだろうか」と、なんとなくモヤモヤを感じ始めている方に届いたら嬉しいです。

これは、かつての僕自身の話でもあります。
そして今、僕がキャリア相談で一番多く向き合っているテーマでもあります。


■自分は、会社を辞めたら何ができるんだろう?

僕が40歳になったくらいの話をさせてください。

当時、僕は会社員としてそれなりに順調なキャリアを歩んでいました。
営業で社長賞を何度も取り、管理職になって部下にも恵まれ、毎日を楽しく過ごしていました。
仕事にやりがいもあったし、不満らしい不満もなかったと思います。

でも、ある時から、ふとした瞬間に変な感覚が生まれるようになりました。

会社の中で、定年退職を迎える先輩たちの姿を見るようになっていたんです。
僕が新人の頃から憧れていた、社内で「すごい人」だった先輩たち。
役職もあって、たくさんの部下を率いて、周りからも一目置かれていた人たち。

その人たちの定年退職が近くなっていくにつれて、エネルギーが失われていっているように感じました。

社内ではあれだけの存在感があった人が、定年近くになり、それまでの第一線にいた時から役割が変わっていくと燃え尽き症候群のようになってしまう。
「次は何をしようか」と、急に方向を見失ったように見える。

その姿を見て、僕の中になんか重い感覚が落ちてきました。

今は充実しているけど、その仕事を剥がされたら、自分らしく生きられるのか?
会社を一歩出たら、僕って何者なんだろう?

これに気づいた時、本当に怖くなりました。


■早期退職した先輩から、衝撃の一言

そんな時、ちょうど早期退職した先輩と飲む機会がありました。

その先輩は管理職経験も長くて、営業経験も豊富。
僕から見ても「この人ならどこでもやっていけるはずだ」と思える人でした。

ところが、しばらく会わないうちに、その先輩は明らかに元気がなくなっていました。

「いやー、舐めてたわ」

開口一番がそれでした。

「大きな会社で管理職もやって、営業も長くやってきたから、辞めてもすぐに次が見つかると思ってた。でも、全然ダメだった。」

あれだけ立派だった先輩が、こんなふうに言うのか。
じゃあ、今のままの僕が60歳になった時、僕はどうなるんだろう。

会社という大きな船に乗っていれば安心だと思っていました。
でも、その船からいつかは降りなきゃいけない日が来る。
その時の自分に、何が残っているんだろう。

これが、僕が本気で「自分の人生」を考え始めた、決定的な瞬間でした。


■「中年の危機」というキャリア理論

「中年の危機」という、キャリア理論で言われる概念があります。
人生の折り返し地点を過ぎた頃、自分のこれまでとこれからを問い直し、深く悩む時期のことです。

40代前後で多くの人が経験すると言われています。

これを聞いた時、僕はちょっとホッとしました。
「あ、自分だけがおかしかったわけじゃないんだ」と。

そして同時に思いました。
これは「危機」と呼ばれているけど、決して悪いことじゃない。
むしろ、ここで一度立ち止まって自分を見つめ直さないと、これからの40年が惰性で過ぎていってしまう。

人生100年時代と言われる今、60歳の定年からでも40年あります。
40年って、生まれてから40歳になるまでの時間と同じだけの長さです。
この時間を、どう過ごすか。
それを決めるのは、たぶん、今この40〜50代の時期なんですよね。


■自己理解だけでは、半分しか進めなかった

ここから、僕の自分との向き合いが始まりました。

最初にやったのは「自己理解」でした。
自分は何が好きで、何が得意で、何を大事にしたいのか。
本を読んだり、有名な自己理解プログラムを受講したり、自分の過去を丁寧に振り返ったりしました。

そして気づきました。
僕が本当にやりたいのは、「人の話を聴くこと」なんだなと。

これは大きな発見でした。
でも、ここで一つ大きな壁にぶつかったんです。

「やりたいことは分かった。でも、本当にそれで生きていけるのか?」

会社員として、それなりの収入をもらってきました。
家族もいて、生活もある。
やりたいことが見つかっても、お金の見通しが立たないと、現実に動けないんですよね。

ここが、「中年の危機」の難しいところです。
若い頃なら勢いだけで飛び込めたかもしれません。
でも40代以降は、家族、住宅ローン、教育費、老後の備え、いろんな現実が肩にのっています。
「やりたいから、やる」だけでは、踏み切れない。


■ファイナンシャルプランナーの勉強で、世界が変わった

そこで僕がやったのが、ファイナンシャルプランナーの勉強でした。

きっかけは、自分のお金の現実を、ちゃんと数字で把握したかったからです。

毎月、本当に必要な生活費はいくらか。 これからの人生で、いつ、いくらお金がかかるのか。
今の貯金で、収入が変動しても何ヶ月生きていけるのか。
最低限、月いくらあれば家計は回るのか。

こういうことを、ぜんぶ紙とエクセルに書き出して、数字にしました。

紙にする前は、「お金が足りなくなったらどうしよう」という漠然とした不安がありましたが、数字にしてみたら、「最低これだけあれば大丈夫」というラインが、はっきり見えました。

不安が、課題に変わった瞬間でした。

そして、ここで重要な気づきが得られたんです。

自己理解だけでは、人生の選択肢は決められない。
お金の現実だけでも、何を選ぶかは決められない。

「自分は何を大事にしたいか」と「お金の現実はどうなっているか」、両方をセットで見て初めて、納得のいく選択ができるんだと。


■自分の過去にも、ちゃんと意味がある

もうひとつ、40〜50代のキャリアを考える上で、大事だと思っていることがあります。

それは、自分がこれまでやってきたことに、ちゃんと意味づけをすることです。

40代、50代になると、つい「これからどうするか」だけを考えがちです。 転職? 独立? 副業? 役職定年後の生き方?

でも、その前に立ち止まった方が良いと思っています。
自分がこれまで歩いてきた道の振り返りです。

20年、30年と働いてきた中で、あなたは確実に何かを積み上げてきています。
スキル、経験、人間関係、価値観、そして「自分がどんな時に喜びを感じるか」という感覚。
これは、簡単には手に入らない、あなただけの財産です。

ところが、毎日の仕事に追われていると、自分が積み上げてきたものに、自分自身が気づけていないことが本当に多いんですよね。

「自分なんて大したことしてきていない」
「特別な才能があるわけじゃない」

そう思っている方ほど、丁寧に過去を振り返ると、本人も驚くような財産が眠っています。
これを言葉にして整理することは、これからの選択をする上で、めちゃくちゃ大事な土台になります。

「ちゃんとやってきたんだな、自分は」
この感覚があるかないかで、これから先の動き方は全く違ってきます。


■「軸」を持って、後半戦を歩く

僕がたどり着いた結論はシンプルです。

40〜50代のキャリアの後半戦を歩くために必要なのは、二つの「軸」です。

ひとつは、自分という人間の軸。
これまでやってきたことの意味づけと、これから何を大事にして生きたいかという価値観。
これを言葉にして持っておくこと。

もうひとつは、お金の軸。
自分の人生に、いつ、いくら必要なのか。 今の状態で、何ができて、何ができないのか。
これを数字で把握しておくこと。

この二つの軸を持って初めて、「自分の人生の後半戦をどう歩くか」を、自分の言葉で語れるようになります。

そして、これは一人で考えていてもなかなか進みません。
頭の中でぐるぐる考えているだけだと、同じところを回り続けてしまう。
誰かに話して、問いを投げかけてもらって、初めて自分の中にある答えに気づけることが多いんですよね。


■最後に

ここまで読んでくださって、ありがとうございます。
もしあなたが今、「このままでいいんだろうか」と、ふとした瞬間にモヤモヤを感じているなら——それは決して悪いサインじゃないと思っています。

むしろ、人生の後半戦を自分らしく歩くための、大事な入り口に立っているサインなんじゃないかなと。
ただ、さっきも書いたとおり、これは一人で考えていても、なかなか前に進みません。

頭の中だけでぐるぐるしていると、結局いつも同じところを回り続けてしまうんですよね。
だから僕は、「自分という人間の軸」と「お金の軸」、この二つを一緒に整理していくサービスを、ココナラで出品することにしました。
あなたがこれまで積み上げてきたものを一緒に振り返って、お金の現実も数字でちゃんと見える化して、これからの後半戦を、あなた自身の言葉で語れるようにしていく。

そんなお手伝いができたらと思っています。
もしよかったら、ちょっと覗いてみてください。

あなたの「モヤモヤ」が、前に進める「課題」に変わるきっかけになれたら、僕としてはとても嬉しいです。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。


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