こんにちは!
キャリアコンサルタントのきむにぃ(木村尚文)です。
今日は、僕がキャリア相談を受ける中で、すごく強く感じていることを書こうと思います。
それは、キャリアの不安と思っている悩みの、実はかなりの部分がお金の不安だということです。
キャリアの不安≒お金の不安
結構、皆さん気付いていないんですけど、話を聴いていくと、お金の話に行き着くことがメチャクチャ多いです。
■「やりたいことはある。でも動けない」の正体
僕のところに相談に来てくださる方の中に、こんなお悩みを抱えている方がいます。
やりたいことは、なんとなくあります
今の仕事も嫌いじゃないけど、このままでいいのか不安です
でも、何から始めればいいかわからなくて、動けないんです
こういう方の話を丁寧に聴いていくと、ある共通点に気づくんです。
それは、皆さんの不安が「やりたいことが見つからないこと」じゃなくて、「やりたいことをやった先の生活が、想像できないこと」だということです。
例えば、副業を始めたい人が、こう言います。
「副業に時間を使ったら、本業に支障が出るかも」
「収入が増えても、税金で持っていかれるんですよね?」
転職を考えている人は、こう言います。
「給料が下がったら、生活レベルを落とせるか不安です」
「ボーナスがない会社って、実際どうなんだろう」
独立を夢見ている人は、こう言います。
「貯金がいくらあれば独立できるんだろう」
「収入がゼロになったら、何ヶ月持ちこたえられるんだろう」
これ全部、キャリアの悩みのように見えて、実はお金の話なんですよね。
そして、多くの場合、その方の中で「お金の見通し」が曖昧なまま、考えても考えても答えが出ない状態になっています。
■「お金がない」じゃなくて、「いくら必要か見えていない」
お金の不安って、お金が足りないから起きていると思いがちですよね。
でも、実はそうじゃないんです。
本当の不安の正体は、「自分の人生に、いくら必要か見えていないこと」だと思っています。
例えば、老後2,000万円問題という言葉に怯えている人がたくさんいます。
でも、その2,000万円という数字が、自分にとって必要な金額かどうかは、ほとんどの人が計算したことがないんですよね。
人によっては、5,000万円必要かもしれない。
人によっては、800万円で十分かもしれない。
ライフスタイル、家族構成、住んでいる場所、年金額、全部違うので、本来は「自分にとっての必要額」を計算しないと、不安にも答えは出せないんです。
それなのに、漠然と「お金が足りないかも」という不安だけが大きくなる。 そして、その不安が、キャリアの選択を縛ってしまう。
見えないから、怖い、怖いから、動けない。
これが、多くの人がキャリアで足踏みしている、本当の正体なんじゃないかと思っています。
■僕が独立前にやったこと
独立する前、当然ですが、お金の不安はありました。
特に我が家は双子がいて、これから受験を控えています。
子どもの人生がかかったタイミングで、安定した収入を捨てるというのは本当に怖い決断でした。
収入がゼロになる時期があるかもしれない
家族に迷惑をかけないか
いつまで貯金で耐えられるんだろう
会社員時代は毎月給料が振り込まれるのが当たり前で、その安心感の中にいました。
そこから飛び出すことは、怖いことです。
でも、僕には独立を決断できた理由があります。
それは、ファイナンシャルプランナーの勉強をして、自分のお金の状況をしっかり数字にしたからでした。
具体的に何をやったかと言うと、
毎月、本当に必要な生活費はいくらか?
家族のライフイベントで、いつ、いくらお金がかかるのか?
今の貯金で、収入ゼロでも何ヶ月生きられるのか?
最低限、月いくら稼げれば家計は回るのか?
こういうことを、ぜんぶ紙に書き出して、数字にしました。
紙にする前は、お金が足りないかもという漠然とした不安に押しつぶされそうでした。
でも、数字にしてみたら、最低これだけ稼げれば大丈夫というラインが、はっきり見えました。
不安を課題に変えたんです。
そして、課題になれば、あとは対策を考えるだけです。
だったら、独立後の最初の3ヶ月は、収入ゼロでも大丈夫だな
だったら、月◯◯円稼ぐところを最初の目標にしよう
こんな風に、行動に落とせるようになりました。
■キャリアとお金は、車の両輪
キャリアの相談に来る方の多くは、キャリアの問題だけを考えても、答えが出ない。
お金の見通しを整えないと、キャリアの選択肢も見えてこないんですよね。
そして逆も同じです。
お金だけ整えても、「何のために働くのか」「自分は何を大事にして生きたいのか」が見えていなければ、ただ稼ぐだけの人生になってしまう。
つまり、キャリアとお金は、車の両輪なんですよね。
どちらか片方だけじゃ、人生という車はうまく走らない。
両方を同時に整えることで、初めて自分の行きたい方向に進めるようになります。
僕がキャリアコンサルタントとしてファイナンシャルプランナーの資格も取ったのは、まさにこの両輪を一緒に整えたかったからです。
「やりたいことがある、でも動けない」
「このままでいいのか不安だけど、何から始めればいいかわからない」
こういう方には、まずお金の見通しを数字にすることをおすすめしています。 それだけで、霧が晴れたように、自分の選択肢が見えてくることが本当に多いです。
■最後に
何にどれくらいお金を使っているか把握するというのはマネーリテラシーの第一歩かと思います。
これはクライアントにもよく伝えることなのですが、不安を消す最初の一歩は「書き出すこと」です。
頭の中でぐるぐる考えていても、不安は消えません。
でも、家計簿アプリやExcelに数字を書き出すと、不安は具体的な課題に姿を変えます。
そして書き出したものを、一人で抱え込まずに、誰かに見てもらうのもおすすめです。
お金の話は、家族にもなかなか相談しづらいものです。
利害関係のない第三者に話すと、自分では気づかなかった視点がもらえることもあります。
僕もそういう「見える化」のお手伝いをするサービスをやっています。
キャリアの不安をお金の面から整理したい方は、よかったら一度覗いてみてください。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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