企業の経営者・管理職に向けたセミナーのバナーを作成しました。
SNS広告の特性も踏まえた制作意図は以下の通り。
◉ 注意を引く
SNSフィードのような情報が次々と流れるメディアの場合、広告は基本的にスルーされる。そのため、いかに注意を引くかが大切。
このバナーは、背景のコントラスト(明暗差)を強めにし、キャッチコピーのジャンプ率(フォントサイズのメリハリ)よって、注意を引いています。
◉ 自分ゴト
広告は基本的に読まれない。注意を引けても「あっ、広告か」でスルーされる。
ではどうすれば、読んでもらえるのか?
それは、「ターゲットに関係する文言」をバナー上部に配置すればいんです。
このバナーでは、「管理職」がそれです。
実際に管理職として働いている人や、管理職にもっと成果を上げてほしいと悩む経営者が、「ビクンっ!」と反応する文言です。
なぜなら、自分自信に関係する文言だから。
つまり「自分ゴト」ってことです。
◉ メリット訴求
「自分ゴト」であろうが、興味がなければ読まれない。
ではどうやって興味を惹くのか?
ターゲットのメリットを簡潔に伝えます!
人は自分にとってのメリットに敏感に反応します。
逆にメリットのないものには、関心を示さないという性質があります。
このバナーでは、「管理職の業務が一瞬で終わる」という文言が、メリットになります。
◉ ジャンル特有の優先順位
セミナーの場合、日時情報の優先度が高いので、なるべく目立たせるようにします。
このバナーでは黄色を使って強調しております。
◉ ボタンは動詞を使う
クリックを促す重要なパーツはボタンです。
ボタン周りのマイクロコピー(文章)によってクリック率が大きく変わるとされています。
一般的には「動詞」を入れる方法が効果的。
よく見かける「詳細はこちら」よりは「今すぐチェック」のような動詞表現が効果的だとされいます。
このバナーでは、ターゲットの理想の未来である「管理職がやる気を取り戻す」というベネフィットも入れております。
◉ イメージ化を助ける
人は文を読んだとき頭の中でイメージ作り理解します。
その時、ちょっとしたストレスがかかると言われております。
そのストレスを軽減してくれるのが、写真です。
キャッチコピーに適切な写真を添えることで、ターゲットのイメージ化を助けて、理解を促す効果があります。
以上、制作意図です。
当方、人間心理や認知心理に裏付けられたデザインを得意としております。
LPやバナーを作ったのに反応が取れなくて悩んでいる方がいらっしゃいましたら、お気軽にご相談ください。