「わたしが先生をしあわせにしてあげたって、言っているの?」
いや、キミだけのせいでそうなったというわけではないんだ。
なぜなら、先生自身がしあわせになりたいと思っているからさ。
でも、先生がしあわせになりたいということを思い出させるのを
キミが手伝ってあげたことになるんだ。
そして、先生がそもそもなぜ教職につきたいと思ったかということを
キミは先生に思い出させたんんだ。
「でも わたし そんなこと先生とはなしたことなんてないのに
どうやってわたしが先生にそれを思い出させることができたの?」
キミは先生を味わい愛でたことによって そのすべてを行ったのさ。
つまりね。
人びとや物事にキミの注意を向けて
それと同時に、注意をむける対象にむかって、あのずばらしい
”あじわい愛でるきもち”をかんじるときはいつでも
その人びとや物事の
”本来のよいあり方”を増加させるんだ。
キミの”あじわい愛でるきもち”で
みんなにシャワーを浴びせかけるようなものだ。
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『サラとソロモン』
Esther and Jerry Hicks
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