子供の知らないって救われますよね。

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コラム
中学生の頃、クラスで仲良くなった友人の家に遊びに行くことになった。

お~すげぇ…。
お前んちの庭、広いなぁ。
蔵もあんのかよ~。

お母さんに挨拶!
おじゃましま~す。

2階に上がり、幾つかある広い部屋を通り友人の部屋へ入る。
ガンダム?好きなアニメ?
他愛もない話がとても楽しい。

工作の作業室もあり、作成中の何かが転がっている。
お母さんが飲み物やおやつを持ってくる。
「ゆっくりしていってね」

しばらくすると、友人のおじいちゃんが部屋に入ってきた。
なにやら友人に話をしているが、
言葉がはっきり言えずになかなか伝わっていない。

でも友人は、分かっているかのように聞いていた。
所々、不機嫌な友人が、わかったわかった、と、めんどくさい感じだった。

上下肌色の遠くから見るとすっぽんぽんに見える、
当時はラクダと言われる、肌着。(あ~今でもあるね)

会話が終わり、おじいちゃんは退出していった。

子供ながらに、初めて見る面白いカッコウとしか思えず。
笑いが止まらなった。(今では、申し訳ないと思っています)

数日経って、別の友人にそのことを話すと…。
そのおじいちゃんって…。


「むかし、市じゃなくて、町だった時の町長だよ」


はぁ?びっくりして目玉が飛び出そうだった。

確かに家はでかい、蔵もある、地場の大きなお米屋さん。
そりゃ町長にもなるわぁ。

今でも忘れません。


※カバー画像はすべて、私の撮影したものです。
他の画像も見て頂ければ、幸いで御座います。
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