IT導入補助金について

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IT・テクノロジー
IT導入補助金とは、中小企業や小規模事業者が自社の課題やニーズに合わせてITツールを導入する際に、その費用の一部を国が補助する制度です。ITツールとは、パッケージソフトの本体費用やクラウドサービスの導入・初期費用などを指します。

IT導入補助金の目的は、中小企業や小規模事業者がITツールを活用して生産性を向上させることで、経営力の強化や競争力の向上につなげることです。また、新型コロナウイルス感染症対策として、サプライチェーンの毀損への対応や非対面型ビジネスモデルへの転換なども支援対象となっています。

IT導入補助金は、通常枠(A・B類型)、セキュリティ対策推進枠、デジタル化基盤導入枠(デジタル化基盤導入類型)、デジタル化基盤導入枠(複数社連携IT導入類型)の4つの区分があります。それぞれによって補助率や補助上限額が異なりますが、一般的には補助率は1/2で、補助上限額は30万円から450万円です。

IT導入補助金を申請するには、まず自社がどんな課題やニーズを持っているかを明確にし、それに合ったITツールを選択する必要があります。その際には、事前登録されたIT導入支援事業者から相談や提案を受けることができます。また、公式サイトでは各業種別やお悩み別におすすめのITツールを紹介しています。

次に、公募期間内にオンラインで申請書類を作成し提出します。申請書類には自社の経営状況や課題分析、ITツールの選定理由や目標設定などが必要です。申請後は事務局から交付決定通知書が届くまで待ちます。交付決定通知書が届いたら契約書等を作成し提出し、正式な契約手続きを行います。

最後に、契約後から1年以内に計画通りにITツールを購入・導入し、その実績報告書等を提出します。実績報告書等が承認されたら補助金が振り込まれます。

以上がIT導入補助金の概要と申請方法です。詳しくは公式サイトやコールセンター(0120-998-665)で確認してください。

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