こんにちは。
医療法人で事務局長をやっている30代後半の男です。
突然ですが、医療事務のみなさん、こんな経験ありませんか?
「月末のレセプト集計で残業3時間」
「各部署から届くExcelのフォーマットが毎回バラバラ」
「コピペで別のシートに転記してたら、途中でどこまでやったか分からなくなった」
……はい、全部わたしの実体験です。
わたしはもともと経営コンサルタントとして6年ほど働いていて、その後いまの医療法人に入りました。入職して最初に驚いたのが、とにかくExcel作業が多いこと。しかも「手作業」が多い。関数やマクロを使っている人すらほとんどいない。
「これは何とかしないと、みんな疲弊するばかりだ」
そう思って取り組んだのが、Pythonによる業務自動化でした。
■ Pythonって何?という方へ
Pythonというのはプログラミング言語のひとつです。難しそうに聞こえるかもしれませんが、やっていることはシンプルで、「人間がパソコンの前で手作業でやっていることを、代わりにやってもらうプログラムを書く」というだけの話です。
Excelのマクロ(VBA)でもある程度のことはできます。でもPythonはExcelだけでなく、PDFやCSV、Webシステムとの連携など守備範囲がとにかく広い。医療事務の現場では、いろんな形式のデータを扱うので、この「守備範囲の広さ」がとても効いてきます。
■ 実際に自動化した3つの業務
わたしが現場で実際にPythonで自動化した事例を3つ紹介します。
【事例1】各部署の勤怠データ統合(月4時間 → 5分)
うちの法人では、病棟・外来・リハビリ・事務など部署ごとに勤怠の集計Excelが届きます。フォーマットは一応統一しているのですが、微妙に列がずれていたり、日付の表記が全角だったり半角だったりと、毎回カオスでした。
これまでは全ファイルを開いて目視で確認しながら1つのシートにまとめていたのですが、Pythonで「フォルダに入っているExcelを全部読み込んで、列名を自動で揃えて、1つのファイルにまとめる」という処理を書きました。
ボタン一つ、ものの5分で終わります。しかも人間の目視より正確です。
【事例2】入退院データのレポート作成(月3時間 → 10分)
毎月、経営会議に出す「病床稼働率」「平均在院日数」「入退院患者数の推移」などのレポートを作っていました。電子カルテからCSVでデータを出して、Excelでピボットテーブルを作って、グラフを貼って……という作業です。
これをPythonで、CSVを読み込んだら自動でグラフ付きのExcelレポートが出力されるようにしました。毎月のルーチンがほぼ消えました。
おまけに、グラフのデザインも毎回統一されるので、会議資料の見栄えもよくなりました。
【事例3】介護保険の請求チェック(月2時間 → 15分)
介護事業所も併設しているので、介護保険の請求データのチェックも必要です。「算定単位数の上限超え」や「加算の算定漏れ」がないかを目視で確認していたのですが、チェック項目が多くてかなりの時間がかかっていました。
Pythonでルールベースのチェックツールを作り、CSVを読み込ませると「ここがおかしい」という一覧が自動で出るようにしました。ヒューマンエラーも減って、返戻(差し戻し)がほぼなくなりました。
■ まとめるとこうなりました
・勤怠データ統合:月4時間 → 5分
・入退院レポート作成:月3時間 → 10分
・介護請求チェック:月2時間 → 15分
合計で月9時間以上の削減です。年間にすると100時間を超えます。
しかもこれ、わたし一人分の話です。同じような作業をしている他のスタッフの分も含めたら、法人全体ではもっと大きな効果が出ています。
削減した時間で何ができるかというと、本来やるべき仕事——患者対応の改善だったり、経営データの分析だったり、スタッフとのコミュニケーションだったり——に使えるようになる。これが一番大きいです。
■ 同じ悩みを持つ方へ
「うちもExcel作業が多くて困ってるけど、プログラミングなんてできないし……」
その気持ち、よく分かります。わたしも最初から全部できたわけではありません。でも、自分でプログラミングを覚える必要はないんです。「こういう作業を自動化したい」という内容さえ伝えてもらえれば、あとはこちらで形にできます。
わたしはココナラで、医療・介護の現場に特化した自動化のお手伝いをしています。
・「医療・介護の事務をPythonで自動化」(10,000円)
・「Excel集計・データ加工を自動化」(5,000円)
同じ業界で実際に手を動かしている人間だからこそ、「現場の言葉」で会話できます。「レセプトの」「算定の」「病床稼働率の」と言えば通じます。IT企業に依頼するのとは、そこが大きく違うところです。
「こんなこと頼んでいいのかな」という小さなことでも、まずはメッセージで気軽にご相談ください。同じ業界で働く仲間として、一緒に「Excel地獄」から抜け出しましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。