という疑問が思いうかぶことはあるでしょう。
「SEO対策にはたくさんの文字数のブログ記事を書いたらよい」というという話を聞いて、タイトルのような発想になるのはよくわかります。
今回は、SEO対策と文字数の関係について考察します。
結論:文字数が多ければよいというわけではない
SEO対策の観点で言うと、文字数が多い方が望ましいがどうかというと「望ましい」という回答になります。では、それがどんな文言でもよいのかとそうではありません。ありえないですが極端な話「ああああああああ」と書いて文字数を増やして白背景に白文字で書けばよいことになってしまいます。
これは一昔前の「ブラックハットSEO」に近い考え方で、現在Googleはこのような対策を評価しません。
Googleの考え方
SEOの世界では、事実上いわゆるデファクトスタンダードとして【Googleがルール】になっています。つまり、Google社の考え方に沿った対策をしなければいつまでも評価されません。
Google社の考え方の一つとして「ユーザー満足度」の向上があります。
Google社は広告会社の側面もありますので、ユーザーの使い勝手が悪く検索サイトのGoogleを使う人が減ると、広告としての価値が減少→広告収入が減少となります。
そうならないためにユーザーの利便性向上→ユーザーの利用回数が増える→広告媒体としての価値が上がる→出稿が増える→収益が増えるという流れが良いわけです。
ですので、ユーザーの利便性向上=検索→一覧ページ(1~10位)で一発でユーザーの探していた情報が見つかる、という状況が望ましいということになります。
字数との関係
ここでタイトルの疑問文の回答「多ければ良いわけではない」をもう少し詳しく説明すると、「ユーザーの検索意図に応えられているページ=ユーザーの満足度が高いページであれば、文字でも写真でも動画でもよい可能性がある」となります。
例えば、旅行サイトやグルメ記事などが考えられます。
「旅行記」としてしっかり文章で表現することもありますが、ユーザーの欲しい情報が「現地の雰囲気を知りたい」「現地のグルメを知りたい」などであれば、写真や動画の方が情報としては伝わりやすくなるかと思います。
文章は写真のキャプション的な形で、ギャラリーサイトのように多くの写真が並ぶサイトであれば字数は500文字程度の少ない文字数である可能性もあるでしょう。
こういった構成のページがSEOの評価が低いかということ、必ずしもそうではありません。写真中心でイメージしやすく、動画もあればページの滞在時間も長くなるでしょう。
ただ注意点は文字だけで500字ならば、それは情報量としては少ないとSEOで評価される可能性はあるでしょう。
ポイントはあくまで「ユーザーの検索意図に一発で応えられている、ユーザー満足度の高いページであるか?」ということです。
まとめ
ブログ記事を書いていると、たくさんの情報量を伝えることは大変です。
たまには500字でさっと作業終了したいときもあります。ただし、その場合のユーザー満足度に配慮して記事を構成することによって、文字数に関わらず評価が上がることもあるでしょう。
お客様目線でブログ記事を作成しましょう。