FM音源は昔から好きといえば好きなのですが、作るとなると話は別。音色作りがとにかく難しく、未だに作れません。
自分が初めて作曲した環境はPC98の音楽ツクールなので、知り合ってからが最も長いのはFM音源です。音楽ツクールに音色を手軽に作れる機能があり、わりと直感的に作れるので、音色の作り方は何となく知ってはいるのですが…
4つのオペレーターをどうやって組み合わせるかという「アルゴリズム」が問題で、これがどうしても理解できない。多分、理解するというより慣れで、「こういう音色を作る時はこのアルゴリズムを使う」というものなのかなと思いますが、未だに分かりません。
昨年M3-2022秋で頒布した「ゲーム機が手放せない」のメガドライブ音源風の曲がけっこう好評だったので、現在制作中の「ゲーム機が手放せない2」はメガドライブ「風」ではなくメガドライブ音源で作ることに。
古代祐三氏が開発されたFM音源ドライバmucom88用のMMLをメガドライブの曲データのVGMファイルに変換できるそうで、チャレンジしてみました。
非常に作りやすいです。音色作りでつまずくかと思いましたが、プリセットの音色が100種類以上用意されており、今回は出来合いのもので良いかと…
メガドライブ音源の記事がこれではあんまりなので、好きなFM音源の曲についても語ります。
まず、「ソニック・ザ・ヘッジホッグ」のステージ1「GREEN HILL」のBGM。格好良いです。「異世界おじさん」でドリカムの中村正人氏が作曲しているとおじさんが語ろうとするくだりで「あーあー」と遮られていたのは何故なんでしょう。
「ぷよぷよ」のゾウ大魔王~ルルー戦BGMも格好良い。コンパイルらしい臭いがありますが、コンパイルらしくて良い。
「アリシアドラグーン」のSTAGE1-1も格好良いです。ゲームは高くて持ってませんが、サタベーで聴いて「これは…!」と思いました。
メガドライブのゲームはあんまり持ってないので、パッと思い付くところだとこんなところです。
パソコンのFM音源の曲だと、笹井隆司氏が作曲された「Xak」の「炎の地、上空」がダントツに格好良い。