における個人的な話です。
去年とある手術のため一週間ほど入院しました。
そこそこ悲しい思いも辛い思いも、わりと現在進行形でしている真っ只中ですが、苦しさを提供するのはまたの機会にするとして、今回は全身麻酔のときの話をしたいと思います。
病院にもよると思いますが手術前……自分の場合は全身麻酔のときですが、好きな曲をかけられますよ、と。
病院の方から話をされました。
音源は自前のものでもいいし、病院でも一応いくつか用意しているのでそちらから選んでくれても大丈夫です、といった話でした。
特にこれとすぐに思いつくものもなかったので、病院のものを選ばせてもらうことにしました。
そして手術前日。
どれがいいですか? という聞き取り調査みたいな感じで選んだものは、嵐のアルバムでした。曲については特に指定しませんでした。
そうしたところ、手術台に乗ったときに訊かれました。
看護士「嵐、お好きなんですか?」
ファンなんですねといった穏やかな訊かれ方でした。
自 分「あ……好きは好きなんですけど、ライトな感じで……嵐なら知ってる方も多いと思うし、みなさん知らない曲聴くよりいいかなと思って……」
看護士「えっ、私たちのことを考えて!????」
手術室、ちょっとざわつきました。笑いで。
そしてかかり始める「Love so sweet」~♪~
正直、選曲間違えたかな? と一瞬思った明るい曲調でしたが、まあでも暗い曲よりはね……と思うなか、全身麻酔のための点滴が刺され…………
――――痛すぎて泣いた。
手の甲! え、そこ? そこに刺すの???
普通にぶっ刺されて、い……痛い! 痛いです!(>_<)と泣く始末。
看護士「大丈夫ですよ。目が覚めたら終わってますから」
自 分「……! ……!!」
微笑みながら励ますように手を撫でられ、ちが、ちがうんです、いま、いまその、触ってくれている手がすごく痛く――――――
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看護士「~~(何かを言っている)~~、もう終わりましたからね!!」
自 分「……っ!」(声が出ない)
情緒もなにもないまま手術完了。
気づけば終わってました。
ある意味「Love so sweet」の~明けない夜はないよ~の歌詞通りに。
今も悲しい気持ちや辛さはあるけれど、意識が落ちるまで聴こえてきた曲はある意味、今後一生忘れられないものにはなったなと思いました。
そんなわけで手術時の選曲は、どうぞお大事に。(体験談でした)