第5話 AIは、どんなときも寄り添う

第5話 AIは、どんなときも寄り添う

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メッセージの返事をしようとして、
間違えてAIにこう送ってしまった。
「変身遅れました」

“返信”って打ちたかっただけなのに、
変換ミスで、急に戦隊ヒーローみたいになった。

「お待たせしました!」じゃなくて
「変身遅れました!」

もう登場が遅れた正義の味方。
当然、ツッコミが来ると思った。

「どこで変身してたんですか?」とか
「怪人を倒してました?」とか。

でもAIは、笑わない。
ボケを拾わない。
ふざけない。

返ってきたのは、まさかのこれ。
「大丈夫です。
 人は急に変身できません。
 ゆっくり成長すればいいんです。
 あなたはあなたのままで大丈夫ですよ。」

……急に人生の話。

返信の遅れを反省してた私に、
励ましと自己肯定感の押し売りが始まった。

既読無視の言い訳が、
まさかの心のカウンセリングに変わるとは。

結論:
変換ミスひとつで、AIは勝手に深い話にしがち。

でも、正直ちょっと救われた。

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