争族になるのは、相続財産が少ない場合!?
記事
法律・税務・士業全般
みなさん、こんにちは。
相続専門の税理士fukutaxです!
今回は、
「争族になるのは、相続財産が少ない場合!?」
について、お話します。
令和3年度の司法統計によると、
【司法統計(令和3年度)】
※ちなみに司法統計とは裁判所が取り扱う
事件の統計になります。
相続財産について、家庭裁判で争われて
話し合い(調停)で解決した事案のうち、
約32%が1000万円以下の財産で
争われています。
5000万円以下の財産まで含めると
約76%になります!
皆さんのイメージだと、
ドラマ等の影響で
資産家が相続でもめやすいと
思われているかもしれませんが、
実際は、一般の方の相続の方が
争いは多いという結果になっています。
恐らく資産家の方は、事前に遺言書等で
争族とならないように、生前対策をされて
いるからだと思われます。
「うちの家族は仲いいから
大丈夫だよ」と思っていても、
相続人の配偶者が話に入ってきたり、
実際生活に困っている相続人がいる
場合などは、話がうまくまとまらない
可能性が出てきてしまいます。
事前にそういったことを予防する
一番の良い対策は、
「遺言書」を書くことです。
改正により、自筆証書遺言の保管制度が
できました。
年々、遺言書を書くハードルは
下がってきているかと思いますので、
一度遺言書について考えてみるのも
いいかもしれません。
以上、「争族になるのは、
相続財産が少ない場合!?」
についてでした!
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