Live2Dキャラデザインをもっと活かすために|依頼前に知っておきたい4つのこと

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こんにちは、Naryu(なりゅう)です。
イラストレーター×Live2Dモデラーとして、36件以上のVTuberアバター制作に携わってきました。
まず最初にお伝えしたいことがあります。
複雑なデザインも、こだわりのデザインも、大歓迎です。
左右非対称の目も、特殊な形の瞳も、装飾たっぷりの衣装も、それがそのキャラクターの魅力であれば全力で作ります。
ただ、同じデザインでも「依頼前にこれを知っているかどうか」で、完成後の満足度がグッと変わることがあります。
この記事では、36件以上の制作経験から見えてきた「Live2Dでより映えるデザインの考え方」を、制作者目線で正直にシェアします。

ポイント1|瞳の形は「閉じたときの形」まで想像しよう

キャラクターのデザインを考えるとき、正面を向いた「開いた目」の状態でデザインすることがほとんどだと思います。
でもLive2Dモデルは、まばたきするたびに目が閉じます。つまり「目を閉じたときの形」も、キャラクターの印象に大きく影響するんです。
丸みのある目は、閉じたときに自然なカーブが生まれて、まばたきの動きが「気持ちいい」印象になりやすいです。
特殊な形の瞳(星形・三角形・縦に極端に細いスリット目など)の場合、「閉じたときにどう見せるか」を最初から意識してデザインしておくと、完成したときのイメージのズレが少なくなります。
「この目、Live2Dで閉じたらどうなるんだろう?」と思ったら、遠慮なく依頼前に相談してください。一緒にイメージを整理します。

ポイント2|表情差分を「活かす」デザインの仕掛け

実は表情差分が映えるかどうかは、デザインの段階でほぼ決まっています。せっかく表情差分を入れるなら、最大限活かしたいですよね。

眉の動きが見えるかどうか
眉と目の間に適度なスペースがあると、眉が上下したときの変化が大きく見えます。前髪が眉にかぶさりすぎているデザインの場合、「前髪の下から眉がチラッと見える」くらいのスペースを意識しておくと、表情の変化がより伝わりやすくなります。

口の「変化の幅」を意識する
口角が上がったとき・大きく開いたとき・への字になったときに、明確に「変わった」と見えるデザインだと表情差分が映えます。口の周りに装飾を入れたい場合は、表情変化の邪魔にならない位置に配置できるか、デザインの段階で意識しておくとベターです。

目の「落差」が表情を豊かにする
ぱっちりした目は、笑顔で細くなったときの落差が大きく、喜怒哀楽がはっきり出ます。キリッとした細い目のキャラクターが笑顔になる瞬間のギャップを活かしたいなら、「どのくらい形が変わるか」を事前にすり合わせておくと、思い描いた通りの表情差分に仕上がりやすいです。

ポイント3|こだわりのデザインは「工数」の話をしておこう

複雑なデザイン・こだわりのデザインは、それだけ制作に時間がかかります。これは「できない」という話ではなく、「予算と納期に影響する」という話です。

事前に知っておくと計画が立てやすいデザインの例を挙げます。

左右非対称のデザイン

左右で目の形が違う、衣装の構造が左右で異なるなど、非対称なデザインは左右それぞれに個別の設定が必要になるため、標準より工数が増えます。
それがキャラクターの魅力であれば全力で作りますが、予算・納期に余裕を持って依頼するのがおすすめです。

前髪と目が大きく重なっているデザイン
まばたきしたときの前髪と目の境界を自然に見せるための調整が必要になります
首・肩周りに装飾が集中しているデザイン
VTuberは基本的に上半身しか映りません。首・肩周りはモデリングで最も動く部分でもあるので、装飾が多いと揺れの設定が複雑になります。

透過・透け感のある素材
レースやシースルー素材は、Live2Dでの表現に工夫が必要で、制作に時間がかかります。

「このデザインにしたいけど、工数的にどうですか?」と事前に相談してもらえれば、予算や納期を含めて一緒に最適な方法を考えます。

ポイント4|「長く使えるデザイン」は最初の設計で決まる

Live2Dモデルは一度作ると長く使うものです。
デビューから1年・2年と使い続けることを考えると、「飽きにくいデザインかどうか」も大切な視点です。

情報量の多いデザインは最初インパクトがありますが、毎回の配信で目にするうちに「少し重い印象になってきたな」と感じてくることがあります。

ベースをすっきりさせながら、差し色やワンポイントのアクセサリーでキャラクターの個性を出すデザインは、長く使っても愛着が増していく傾向があります。
「デビューしたばかりのデザイン」と「1年後も気に入って使えるデザイン」——ヒアリングの中でそういった話も一緒にしながら、長く愛せるキャラクターを作っていきたいと思っています。

まとめ

この記事でお伝えしたかったのは「こういうデザインはダメ」ということではありません。
どんなデザインでも、事前に知っていると完成後の満足度が上がる情報をシェアしたかった、それだけです。
「このデザインにしたいけどLive2Dにしたときどうなる?」
「工数的に予算内で収まる?」
——そういった疑問は、ラフの段階からどんどん相談してください。
デザインを決める前の段階でも、ぜひ気軽に声をかけてください。

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