子どもに与えたい愛情ってなんですか?親になる人には一度考えてみてほしい/心理カウンセラーのつぶやき

子どもに与えたい愛情ってなんですか?親になる人には一度考えてみてほしい/心理カウンセラーのつぶやき

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マリリン・モンローが子どもに愛情を与えたかった話


私はマリリン・モンローについて詳しくないですが、ネットで以下のような話を見つけました。

「マリリン・モンローは、幼少期に十分な愛情を受けられなかったことから、『自分が受けられなかった愛情を子どもたちに与えたい』と願っていたと言われています。」

もしかすると根拠のない憶測記事かもしれませんが、そういう「話」はほかでもよく耳にします。

この話。
よく考えてみると、なかなか深みのあるテーマだと思いました。


愛情を与えるってどういうこと?


モンローさんは自分の子供に「自分が受けられなかった愛情」を与えたいと思ったそうです。

ではその、「自分が受けられなかった愛情」とは、どんなものでしょう?

つまり、モンローさんが親から受け取りたかったものですよね。

それを、自分から子供に与えたい。

では、それはなんだと想像しますか。いま、考えてみましょう~

それは、皆さん自身が親から受け取りたいものと同じかもしれません。

とりあえず、「ほぼ同じ」であろうと仮定して話をすすめましょう。



皆さんは「愛情」についてどう思った?


人によっていろいろな答えがあるとおもいます。

私がAIに質問してみたところ、次のような回答でした。ご参考まで。


発達心理学や愛着理論の研究では、多くの人に共通して重要とされる要素があります。

受容:ありのままの自分を受け入れてもらえること。
安心感:困ったときに頼れ、見捨てられないという感覚。
一貫性:養育者の態度が極端に変わらず、予測可能であること。
関心:話を聞き、気持ちや出来事に関心を持ってもらえること。
尊重:人格や意思を尊重されること。
適切な支援:必要なときに助け、成長に応じて自立も促してくれること。

これらは愛着理論や、その後の発達心理学の研究で繰り返し重要性が示されています。

子どもは、自分だけでは危険を回避したり、感情を調整したりできません。そのため、養育者が安定して応答してくれることは、生存と発達にとって重要でした。この仕組みが進化の過程で形成されたと考えられています。

具体的には、応答的な養育を受けると、子どもは次のことを学習します。

「困ったら助けてもらえる」⇒ 不安や恐怖が軽減されます。

「自分の気持ちは理解される」⇒ 自分の感情を認識し、表現しやすくなります。

「自分は大切にされる存在だ」⇒ 自己肯定感の基礎になります。

「世界はある程度安全だ」⇒安心して新しいことに挑戦できるようになります。

これは、愛着理論でいう**安全基地(secure base)**という考え方です。養育者が安全基地になることで、子どもは安心して探索し、成長できます。

応答的な関わりは「甘やかし」ではなく、子どもに「必要なときには支えてもらえる」という予測可能性と安心感を与えるため、健全な発達につながると考えられています。


愛情を注いでいるつもり


さて、どうですか?
あなたが親であったら、どんな愛情を子どもに与えますか。

私が見ている風景では、ほとんどの親は、このような愛情を充分には与えていません。
私もそう。

自分がよいと思う生き方を押しつけたい
自分が好ましいと思う考え方を身につけさせたい
自分が好ましいと思う道を歩んでもらいたい

それが子どもの人生のためだと思い込み、強制しようとする。

どうしても「よこしまな感情」が入り込んでしまいます。

子どもは親とは別の人間。
別の特徴を持つ仕組みなのは、男女の遺伝子を混合して作る以上は当たり前のことです。

子どもがトマトなのか、キャベツなのか、スイカなのかによって、育ちやすい環境も栄養も違いがでるのに、親が自分にあった生存条件を子供にも当てはめようとする。

それは科学的に考えて愚かな判断です。

一粒ずつのタネの特徴を見極め、時代や環境もふまえて柔軟に判断するのが合理的。

なのに、こういったことを考えないで、思い込みで子どもの人生を支配する。

そういう親でも「子供に愛情を注いでいるつもり」にはなれます。

そういう親がいかに多いか、ということが、心理カウンセリングをしていると、どうしても気になってしまいます。

理想の親はほとんどいない


だから、こういう親でありたいと願っても、理想の親として生きることはとても難しいことです。

でも、理想の親を目指すことは素晴らしいと私は思います。

私はカウンセラーとしてそのお手伝いもしています。

もしご自分の感覚に不安があるときは、心理カウンセリングを受けてみることをお勧めします。

では最後に、これまでのことを強引にまとめてみます。

子どもにとって必要とされる愛情とは、「自分は大切な存在であり、困ったときには支えてもらえ、ありのままの自分が受け入れられている」と子どもが継続的に実感できる関わりである。


モンローさんはどんな気持ちだったのか、よくわかりません。

ただ、モンローさんが理想の親になるためには、モンローさんが親から、または誰かから、たくさんの愛情をもらっていたら、もっとたやすく達成できたであろうと思います。

で、モンローさんには子供がいたのでしょうか?


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