私は四半世紀にわたって法務相談を行ってきました。
人間関係トラブルの割合が徐々に増えてきたので、いまは心理法務カウンセラーとして、心理と法務を融合した相談サービスを展開しています。
心理と法務を融合するのはなぜかというと、そうしないとクライアントさんが幸せになれないからです。
トラブルが起きたときには、まずそのトラブルの原因と心のメカニズムを分析しましょう。
多くの場合は相互の理解不足が原因であり、対話による解決法がまだ残されています。
夫婦で意見が対立したとき、相手が弁護士に相談していたらどう思いますか。
なんで法律なの?
と思いませんか?
しかし、いま世の中全般で、なんでもかんでも法律的な正しさを盾にする人たちが増えています。
そうなる仕組みは私にはいくらか想像できます。
自分の考えや対話法に自信がない。
つまりは、負けたくないという気持ちが法律への期待や依存につながっていることが多いです。
でも、トラブルの際に法律や弁護士が登場したら、その人間関係は回復不能なほどに壊れてしまいます。
夫婦関係で弁護士が登場した後、その夫婦が仲良く人生を終えたという話を聞いたことも想像することもできません。
対話という選択肢を簡単にあきらめる人は幸せになれません。
対話に対して苦手意識を持つ人も幸せにはなれません。
対話の価値に気がづかない人も幸せにはなれません。
法律で他者を動かそうとする人も幸せにはなれません。
しかし、
誠実に生き、対話をあきらめないで信頼関係を育てようと努力を続ける人は、
幸せになれる確率が高いです。
幸せになれない人は、幸せになれる人に成長すればよいです。
その努力をしないで法律に頼るのは「愚か」です。
一人で自分を成長させようとするのも結構なことです。
自分を見つめ、この世界の現実を知ろうと努力することをお勧めします。
その際には、現実をそのまま受け止めて観察してください。
誰かが作った答えに飛びつかないでください。
合理的な根拠がないもの、あいまいな結論、大多数の意見に疑いを持ってください。
AIの活用はほどほどにしてください。本当に大事なことはAIやネットのなかからは見つかりません。
本当に大事なことは、現実を見つめたときのあなたの心の中のどこかにあります。
そして、行き詰ったときは、人生観が豊かで、あなたのことを心の底から心配し、あなたの気持ちをしっかり受け止め、客観的に思考を整理してくれる人に頼りましょう。
人の力を借りるのも生きる力です。
そして、トラブルはチャンスだと思ってください。
チャンスを未来に生かすのも、捨てるのも、あなた次第です。