夫婦関係が穏やかじゃない時期もありました
僕の家の様子を知っている人たちから「どうしてそんなに穏やかな雰囲気なの?」と言われることがあります。
かつては<そんなに穏やかじゃない家庭>でした。
比較的には穏やかなほうだったかもしれないですが、今とはぜんぜん違いました。
今のように穏やかになったのは、たぶん僕が心理カウンセラーになって、人への接し方が根本的に変わったからだと思います。
というのも、妻や娘から、「変わったよね」とある時期に言われていましたから。
顔つきも変わりますよ。若いときの僕は目が険しかったと思います。
そこで、自分がなんとなく行っていた工夫について振り返りつつ、この記事を書いています。
妻との関係が気になったら点数を聞いてみる
これは重要だったなと思う方法の一つは、「最近の僕は何点くらい?」と質問するという方法です。
たとえば奥さんに、
「最近の僕は何点か教えて~」
と話しかけてみます。
すると奥さんは
「は?」
という反応になります。
「僕の話し方とか態度とか日常のふるまいとかでさ、いろいろ問題があると思うんだよね。それでね、君にとっては100点満点で何点くらいか教えて欲しいの。」
すると奥さんは、
「うーん」
と考え始めますので、その様子を穏やかな雰囲気で観察してください。できればカワイイ子犬の演出がよいかも。
「100点満点なんて無理なのわかってるよ。だから聞いてるの。どのあたりが減点ポイントか教えて~」
と補足説明しないと、奥さんはなかなか本音を言いにくいでしょう。
そこで奥さんが、
「うーん、ここのところをこういうふうにしてくれたらいいかなあ。」
のように話してくれたら、
「ありがとう!そこのところ、もう少し詳しく教えて~。たとえば僕がこんな風にしてみたらどうかなあ?」
みたいなやりとりを展開します。
そこで得られた情報をもとに夫として頑張ってみるのです。
夫婦関係で満点なんて無理
こうして定期的に奥さんの意見を聞いてみて、分析し、工夫する。
「ぜんぜんダメじゃん。」
みたいなときもあるのですが、そういうときは
「ごめんねえ~、うーむ、なんでだろー。」
でもよいのです。
完璧じゃなくていい。
これが大事な考え方です。
「うまくできない」
という課題を奥さんと一緒に考え、乗り越える。
これが夫婦円満の秘訣です。
そのうち奥さんの方も、
「仕方ないよ。私だってダメなところあるもん。」
という反応が出てくるでしょう。
常に満点を目指す姿勢が大事
人は完璧ではない
という真実に気がつき、それに対してともに前向きに付き合ってゆくことが、夫婦関係の醍醐味だと思います。
ちなみに僕の問題点は、話をちゃんと聞いていないのにわかったような反応を無意識にしてしまうこと。いつも考え事をしているのですが、なんでもかんでも笑顔で「うんうん」とうなづくクセがあるのです。
だから、あとで奥さんから「何度も言ってたのに~、もう~」と叱られます。
僕は、
「そのとおりだよ、ごめんねえ~」
とあやまります。
そんな僕なのに奥さんは僕に100満点をつけてくれます。
100点を目指そうとする姿勢があるから100点でいいんだそうです。
「採点あまいなあ~」
と僕は言います。
男のプライドとか?
自分に点数をつけてもらう。
これ、最初は抵抗感があると思います。
でもね、その抵抗感がどこから生まれているのか考えてみてください。
男のプライド?
劣等感?
完璧主義?
だとしたら、いつ、どうして、そう思うようになりました?
多くの場合、それは幼児期にご家庭の影響を受けてそうなっています。
生物的に女性は受け身の立場です。つまり、主導権は男性側にあることが多いです。
夫が良い方向に働きかければ、たとえ時間がかかっても良い方向へ関係性が向かいます。
限りある人生の時間を奥さんとの価値ある時間に変えてみてください。
誰でも世界一になれます
奥さんのすべての時間が豊かな時間となるために、僕にできる精一杯のことをすることが僕にとっての豊かな時間。
よくある夫たちのなかの一人として、男のプライドを守って生きていくという生き方に僕は価値を感じません。
僕だって、世間がどうとか、気になってしまいますよ。
収入とか、肩書とか、ぜんぜんダメです。僕は世間的にはたいしたことのない人間です。
でもその気持ちを打ち消すように自分に言い聞かせています。
いいんですよ、気にしなくて。
仕事や地位なんて、あなたなりに頑張っていればよくて、結果が期待どおりじゃないのは、それでいいんです。
だって、無数にあるランキングのなかで、どうして仕事や地位や外見のランキングばかり気にするのですか?
そういうことより、奥さんの気持ちに寄り添い、精一杯のことをする分野でのランキングの方が人生にとって価値あることだと、僕は思います。
他人と比較して弱気になってしまいそうになったら、こう思いましょう。
あなたの奥さんのために尽くす男のランキングでナンバーワンを目指せばいい。
最後に一つだけお願いがあります
こういう記事を見て頑張ってもらえたらうれしいです。
ご家族との穏やかな対話を増やすのは素晴らしいことです。
が、一つ、これだけは注意していただきたいことがあります。
対話においては、自分が話す割合は1割以下にしてください。
人間関係がうまく行かない人の多くは、これができないみたいです。
1割って少なすぎると思います?
でもね、1割を目指しても、どうせ5割以上話してしまうのですよ。
だから目標設定は1割なのです。
対話のコツは、相手に否定的な言葉を話してもらうこと。
これができない人は、ついうっかり、自分ばかり話してしまうのですよ。
そこを治さないと人間関係を改善できません。
なぜなら、奥さんがあなたに本音を言えないからです。
多くの場合、相手が本音を言わないのはあなたの問題です。
もう一度言います。相手が話してくれなくても、こちらはおだやかな沈黙を保つこと。
その沈黙の時間に耐えられないのは、あなたに問題があるのです。
そういう方はカウンセリングを受けることをお勧めします。
その問題点に気がつき、前向きに改善することで豊かな未来が開かれたら素晴らしいことですよね。