上司や管理職からパワハラやモラハラされても自分を責めてはいけません

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コラム

パワハラやモラハラをされると、自分が悪いのじゃないか、こうなったのは自分の責任ではないか、という不安が生まれます。

お前が悪い、お前のせいだ、お前はやる気がない。

それに対して言い返すことができない自分への思い。

それはあなただけじゃありません。

みんなそうなんです。

誰だって職場の人や家族や友人と争いたくない。仲良くしていない。職場の雰囲気を乱したくない。

そういう平和主義の皆さんがたくさんいてくれるから、この世の中は治安もよくて平和なのです。

では、いまあなたに心理的圧力をかけてくる人。

その人ははどんな風に威圧してきますか?

怒鳴る。嫌味を言う。怖い顔をする。否定ばかりする。暴力を振るう。

こういう人たちはよく言うのです。

自分は正しい。だって・・・・。

こうして問題の原因をあなたのせいにするのです。

ところで、私はパワハラ気質の人にカウンセリングをします。

相手は経営者や経営幹部や管理職の場合がほとんどです。

例えば、こんな対話をします。


あなたはご自分が正しく部下が間違っていると思った。だから怒鳴ったのですか?

「はい。」

ところで、管理職や上司は部下を育成させる役割があって、それも仕事だと言うことは間違いないですか?

「はい、そうですね。」

それで、部下がちゃんとやらないから怒鳴ったんですね。

「そういうことです。」

それで、部下はちゃんとできるようになりましたか?

「いいえ、だめです。だから許せないのです。」

ほかの方法を試してみようとは思いましたか?

「ほかの方法なんてありますか?私にはわからない。」

ありますよ。でもあなたは考えたり、誰かに相談したりしましたか?

「いいえ、していません。」

あなたはこの世に、部下を穏やかに育成できる管理職や経営者がいることをご存じですよね。で、あなたはそうなる努力をしましたか?

「・・・、自分は頑張りましたが、これが限界ですよ。もう無理です。」

そうですか。無理はしないでよいのですよ。ところで、あなたは無理をしないでいいとして、あなたの部下に対してはどうですか?怒鳴ってでも無理をさせたいですか?

「自分は無理をさせたいわけでは・・・・」

無理をさせたいわけではないのですね。でも怒鳴ったのにはどんな効果がありましたか?

「ちゃんとできないなら怒鳴られても仕方がないでしょう。」

部下を育成することは上司や管理職の仕事なのでしたね。あなたはそれをうまくできていますか?

「・・・いや、できていません。」

もし私が上司だとして、私がいまここであなたに怒鳴ったら、あなたは部下の育成が上手な人になれそうですか?

「・・・・無理だと思います・・・」

そうですか。でも大丈夫ですよ。怒鳴られなくても、あなたはきっと育成上手で優秀な上司になれます。穏やかに対話を続けてゆきましょう。


あなたにストレスをかけている人の多くは、こういう感じです。

その人は可哀そうな人です。
きっと周囲の人たちと本当の信頼関係を築けていなくて、寂しい人生を過ごしてきたでしょう。

あなたは相手に言いたいことが言えないけれど、だからと言って、あなたが悪いとか、あなたに責任があるというわけではありません。

あなたはたまたま、<そういう人>に出会っただけのこと。

いまあなたを威圧している人が、どれほど正しい考えであったとしても、穏やかに対話できない人は、人としてダメな人だと思ってください。

怒るのも、脅すのも、けなすのも、皮肉を言うのも、無視するのも、人としてどれも間違った方法です。

それを棚に上げてあなたを避難する。

正義を主張するのなら、まともな対話ができるようになってからです。

その人はダメな人だけれど、あなたが相手のダメな部分を<可哀そうだな>と思えるようになれれば、少し気持ちがラクになるかも。




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