1.主な機能と位置付け
●Ds-NAVI(ディーエス・ナビ)
T‑NAVI の高頻度シグナルが「一時的ノイズ」か「構造的裏付けのある転換」かを判断するためのサポートインジケータです。
※Ds:デイトレードにおけるスウィング・トレンド(中短期のトレンド)の略称です。
● Structure_Locator(ストラクチャー・ロケータ)
Ds-NAVIが示すスウィング・トレンド方向にある、スマートマネーが目的とするストラクチャーが何であるかを確認できるインジケータです。
※このインジケータの意味を深く理解できると、チャートが構築されていくいく方向を高い確率で予想できます。
2.仕組みと表示内容
●Ds-NAVI(ディーエス・ナビ)
①1分足の四本値を基に、ICTの考え方に従いチャート構造を解析しています。
・CHoCH(チェンジ・オブ・キャラクタ:Change of Character)
・BoS(ブレイク・オブ・ストラクチャー:Break of Structure)
・FVG(フェアー・バリュー・ギャップ:Fair Value Gap)
・BSL/SSL(Buy/Sell Side Liquidity)
※ICTについては以下のブログを参照ください。
②チャートの構造については、発生の時間軸に沿ってカラー表示で示し、スウィング・トレンドの強度を示します。
●Structure_Locator(ストラクチャー・ロケータ)
①Ds-NAVI(ディーエス・ナビ)で示した、チャート構造の発生金額を解析しています。
②チャート構造内での位置を、金額ラインとしてグラフ表示で示しまします。
(凡例)
※ファインダー起動中においても確認できます。
3.表示内容の見方
●Ds-NAVI(ディーエス・ナビ)の見方
基本として以下の8パータンのカラー表示を示します。
・上昇傾向の確度:P1 < P2 < P3 (P4は反転下降への兆候)
・下降傾向の確度:N1 < N2 < N3 (N4は反転上昇への兆候)
①P1 Bull CHoCH 発生(上昇初期シグナル)
・意味:下降から上昇へ性格が変わる兆候が出た段階。
Bull-CHoCH は「兆候」であり、単独では確定的な構造転換を示すものではない。
②P2 Bull-BoS発生 上昇ほぼ確定(裏付けあり)
・意味:Bull-CHoCH の後にBull-BoSが発生し上昇が裏付けが得られ、上昇への構造変化の確度がそうとう上がった段階。
③P3 Bear-FVG を埋めながらの 強い上昇確定
・意味:過去の Bear-FVG を埋めつつ上昇している局面。下降してBear-FVG 埋めは効率化の過程であり、その後の強い上昇がほぼ確定。
④P4 Bull-CHoCH から急速な Bear への転換予兆
・意味:Bull-CHoCH 後に短時間で逆方向のBear-BoSシグナルが強まり始めた局面。下降の予兆を示すが、偽シグナルの可能性もあるため少しだけ様子見する。
⑤N1 Bear-HoCH 発生(下降初期シグナル)
・意味:上昇から下降へ性格が変わる兆候が出た段階。
Bear-CHoCH は「兆候」であり、単独では確定的な構造転換を示すものではない。
⑥N2 Bear-BoS発生 下降ほぼ確定(裏付けあり)
・意味:Bear-CHoCH の後にBear-BoSが発生し下降の裏付けが得られ、構造変化の確度がそうとうに上がった段階。
⑦N3 Bull-FVG を埋めながらの 強い下降確定
・意味:過去のBull-FVG を埋めつつ下降している局面。上昇してBull-FVG 埋めは効率化の過程であり、その後の強い下降がほぼ確定。
⑧N4 Bear-CHoCH から急速な Bull への転換予兆
・意味:Bear-CHoCH 後に短時間で逆方向のBull-BoSシグナルが強まり始めた局面。転換の予兆を示すが、偽シグナルの可能性もあるため少しだけ様子見する。
⑨例外パターン 寄付き直後の勢い
・意味:チャートの構造的には Bull-BoS/Bear-BoS は発生していないが、「勢い」としてのシグナル。9:00時の寄付き後に発生する可能性。
勢いとしてのシグナルであるため、上昇/下降の強さ(確度)を示すものではないことに注意。
●Structure_Locator (ストラクチャー・ロケータ)の見方
※ファインダー起動中においても確認できます。
①FVG(フェアー・バリュー・ギャップ)
・Bear-FVG
定義:
下降の推進で生じた価格の空白(売り側のフェアバリューギャップ)。
スマートマネーの意図:
埋めを目的にするが、下落継続を優先するなら埋めを後回しにする。FVG は「戻り売りの目標」または「効率化ゾーン」。
・Bull-FVG
定義:
上昇の推進で生じた価格の空白(買い側のフェアバリューギャップ)。
スマートマネーの意図:
埋めを目的にするが、上昇継続を優先するなら後回しにする。つまり FVG は「効率化のための戻りポイント」として認識される。
②BSL/SSL(バイ/セル・サイド・リクイディティー)
・5分 BSL
定義:
5分足のスイング高値の上方に蓄積された買い側の隠れた流動性ゾーン。
スマートマネーの意図:
1分 BSLより、スマートマネーが目標とする確度は高い。
流動性を刈る(スイープ)ことでストップを取りに行き、その後の需給を再構築することが目的。
・1分 BSL
定義:
1分足のスイング高値の上方に蓄積された買い側の隠れた流動性ゾーン。
スマートマネーの意図:
流動性を刈る(スイープ)ことでストップを取りに行き、その後の需給を再構築することが目的。
※常態的ではありませんが、日足のBSLを取りに行く場合もあります。
・5分 SSL
定義:
5分足のスイング安値の下方に蓄積された売り側の隠れた流動性ゾーン。
スマートマネーの意図:
1分 SSLより、スマートマネーが目標とする確度は高い。
流動性を刈る(スイープ)ことでストップを取りに行き、その後の需給を再構築することが目的。
・1分 SSL
定義:
1分足のスイング安値の下方に蓄積された売り側の隠れた流動性ゾーン。
スマートマネーの意図:
流動性を刈る(スイープ)ことでストップを取りに行き、その後の需給を再構築することが目的。
※常態的ではありませんが、日足のSSLを取りに行く場合もあります。
③CHoCH(チェンジ・オブ・キャラクター)
/BoS(ブレイク・オブ・ストラクチャー)
・Bull-CHoCH
定義:
Bull CHoCH が発生した状態は、直近の下降構造から終値ベースで上抜けが確認され、市場の性格が上向きに変化したことを示しています。
スマートマネーの意図:
スマートマネーはこの段階を「上方向への評価が始まった兆候」として認識します。まだ完全な確証ではなく、需給の再評価や流動性の再配置が進行中であることを示唆します。
・Bull-BoS
定義:
Bull BoS が発生した状態は、重要な高値が終値ベースで上抜けされ、上昇トレンドの継続が構造的に示唆されたことを意味します。
・Bear-CHoCH
定義:
Bear CHoCH が発生した状態は、直近の上昇構造から終値ベースで下抜けが確認され、市場の性格が下向きに変化したことを示しています。
スマートマネーの意図:
スマートマネーはこの段階を「下方向への評価が始まった兆候」として扱い、売り側の需給再編や流動性の再配置が進行していると判断します。
・Bear-BoS
定義:
Bear BoS が発生した状態は、重要な安値が終値ベースで下抜けされ、下降トレンドの継続が構造的に示唆されたことを意味します。
スマートマネーの意図:
スマートマネーはこの段階を「下方向の需給再配分が進行中」として認識し、流動性の再配置やポジション調整を行う局面と見なします。
④VWAP / 年初来高 安 / 1分 ±3σ(参照ライン)
定義:
市場参加者が参照する代表的ライン、サポート/レジスタンスラインとして高確率で機能。
・VWAP は、出来高加重平均価格。
・±3σ は、短期ボラティリティの限界。
・年初来高安は、重要心理ライン。
スマートマネーの意図:
これらは参照点として流動性や反応の強弱を測る基準になる。スマートマネーは到達時の反応を見て需給を調整する。
※ 運用上の注意
・本ツールは、回線環境やPCスペック、また極端な注文によるノイズの
影響を受けます。配信遅延やデータ欠損が発生する場合もありますので、
予めご了承ください。
・トレンド判定機能は、はいずれも単独での売買判定に依存せず、価格、
出来高、板の状態との複合判断で運用してください。
4.まとめ
Structure_Locator(ストラクチャー・ロケータ)を「スマートマネーが目的とするストラクチャーを確認するツール」として位置づけることで、Ds‑NAVI のスウィング・トレンドが示す方向性の根拠を確認できます。
また、各ストラクチャーの性質と到達時の観察ポイントを身につけることで、チャートを見た瞬間に『スマートマネーは何を狙っているか』を直感的に把握できるようになりますので、高い確率でその後のチャートの構築方向を見極めることが可能となります。
以 上