駅前留学という言葉はすごいパワーフレーズですよね!
遠く離れた外国に行かなくても手軽に留学レベルの英語が学べる。
これをたった4文字で的確に表しています。
今風に言えば在宅留学?お家留学?になるんですかね?w
もはや駅まで行かなくてもオンラインでレッスンを受けられたり、
家からネットを通じて英語のコンテンツも色んなものがすぐに手に入りますもんね。
このパワーフレーズが成り立つのは、
「留学すれば英語ができるようになる」というイメージがあるからですよね。
でも留学って本当にそうなのかというと正直実際はちょっと違います。
私自身アメリカに留学していた経験がありますが、
その間英語を勉強したことはほとんどありませんでした。
それで英語が伸びました。
「は?じゃあいいじゃん!最高じゃん!」と思われたかもしれませんが、
そうではありません。
留学中は日々、現地の大学で色んな授業を受けたり、教材を読み込む作業をしていました。
もちろん英語が公用語のアメリカなので全て英語です。
勉強だけでなく日常会話が全て英語になるということです。
つまり、英語を学んでいたのではなく、英語で学び、英語で生活していたわけです。
こういう生活をしていると英語の頭になり頭の中もほとんど24時間英語になります。
じゃあ、やっぱり留学はいいじゃないかってなりますが、
留学すれば必ずしも英語がペラペラになるというわけではありません。
確かに現地の学校に留学して普通に勉強していれば、ある程度英語力は上がります。
それは毎日教材で大量の英語を読みレポートを書き、授業で大量の英語を聞くからです。
でもスピーキング能力は違います。
授業で順番に当てられるとかはなく現地の学生の多くはみんな積極的に自分の意見を言ったり質問したり議論をします。
つまり自分から話し出さないと英語を喋る機会はほとんどありません。
たまにグループワークや発表があってそこで喋るぐらいです。
日常生活でも別にほとんど喋らず生活できますし、最低限しゃべらないといけない内容も限られてきます。
少し時代をさかのぼれば、インターネットがまだ十分に普及していない頃、
海外の新聞は海を渡ってくるのを待たないと読めなかったそうです。
このように以前は現地にいかないと英語漬けの環境は手に入れにくかったのです。
だからこそ遠くても費用が高くても自分が海を渡って英語の環境が整っている現地に行く留学が英語を身につけたい人にとって手っ取り早く魅力的だったわけです。
でも留学しても英語を使わなければ、上達しません。
留学中に授業で喋らなかったり、日常的に他の日本人と日本語を話したりしていたら英語が喋れるようにはなりません。
今の時代であれば、逆に、留学しなくても日本で、なんなら家で英語漬けの生活は工夫次第で十分可能です。
英語を学ぶためだけなら留学はコスパが低いかもしれません。
でも英語学習以外で得るものはとても大きいです。
私は現地に住んで現地の文化に直接触れ、日本を外から客観的に見る視点ができ、今までにないくらい視野が大きく広がったからです。
このような体験は日本国内では得難いものだと思います。
いずれにしても、どこにいようがペラッペラな英語にならないように英語の環境作りに目を向けてみるのもいいかもしれませんね。