今はAmazonメインも商売を最初に学んだのは楽天市場

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ビジネス・マーケティング
 シムネックス合同会社代表の中曽根です。当社はAmazonと楽天市場の両方に同時に出店していた時期が有り、それぞれに捨てがたい魅力が有るので、今回は「起業」をテーマとして、その一部だけですがお話ししたいと思います。(詳しくは今後出品予定の講座でお話しします。)

 当社は創業後の2年間はAmazonと楽天市場の両方に出店していました。現在は固定費が安くワンオペで回せるAmazon一本に絞りましたが、楽天市場にはAmazonには無い魅力がたくさん有ったので、チャンスが有ればまた復帰したい気持ちが正直強いです。

 起業のきっかけは人によって色々だと思います。脱サラしたいとか、私の様に定年後に起業の夢を実現したいとか。それらの共通の問題として一番のネックが「商売経験ゼロ」からのスタートだという事です。

 私の場合もそうでした。ネットショップで起業すると決めたものの、いきなり独自ショップを開いても集客は不可能と考えて、最初は出店料が安いAmazonに出店(というよりも出品者登録)しました。ところがいざ商品を出品しようとしたら、SKUだのASINだのと、聞いた事も無い略語や複雑な操作画面、そして最悪はJANコードが無いと商品登録すら出来ない(当時)と知り、これはもう無理と思って楽天市場の資料請求をしました。

 資料請求すると楽天市場から電話がかかって来たので、「楽天市場はJANコード無しでも出品できるか」と聞いたところ出来るとの事なので、年間出店料28万円を払って楽天市場にも出店しました。
 その後しばらくしてJANコードを取得したのでAmazonも続ける事にして、Amazonと楽天市場の両方で同じ商品を売り始めました。

 最初に受注したのは楽天市場の方でした。それまでフリマで不用品を売った事は何度か有りましたが、それとはまるで違う緊張感で、ドキドキしながら商品を発送したのを今でも覚えています。

 Amazonはご承知の様に出品者よりも商品が主役なのに対し、楽天市場は商品と同じかそれ以上に出品者、つまりお店や店長さんの個性を大事にする、文字通りの「ショッピングモール」です。
 楽天市場の出店者は、楽天本社ビルでの決起大会や、大きなホールでの派手なセレモニーに参加出来るので、「商売」に対するモチベーションが爆上がりします。
 セレモニーの後の立食パーティーは月商毎にテーブルが分かれていて、出店者も100万円以下、300万円、1千万円(億も有ったと思いますが、世界が違い過ぎて記憶に有りません。)の月商別に色分けされた札を首からぶら下げさせられます。初対面でも同規模の出店者と名刺交換したり話したり楽しめますが、100万円以下の札の人が1千万円の札の人と名刺交換する事は有り得ない厳しい現実も実感出来ます。
 また、立食パーティーで驚くのが、1千万円の札を下げた30代ぐらいの女性経営者がゴロゴロいる事です。
 これは推測ですが、コスメとかそういう商品を販売しているのかも知れません。
(ひょっとして「逆玉」のチャンスか?!)
なんて思っても無駄です。彼女達と同じかそれ以上の札をかけていなければ、たとえ声をかけても見下されて無視されるのがオチです。

 楽天市場は開店前に「試験」が有り、それをパスしないと開店出来ません。ショップの最初の設定は運営から電話がかかって来て、1から10まで懇切丁寧に教えてくれます。中途半端な設定のままでは開店させて貰えません。さすがに30万円近い高額な出店料がかかるだけの事は有ります。
 それに対して、Amazonはオンラインヘルプや動画を自分で見て覚えるしか無く、これが商売経験ゼロだった私にはかなり高いハードルでした。

 私が今後やろうとしているのは、楽天市場で私が体験した懇切丁寧なサポートを、今度は私がAmazon出品者に対して提供する事なのです。

(つづく)
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